緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第1回】
2020年06月号掲載
慌ただしい日々が続いていますね。先日の夜、NYに住む高校の後輩から「先輩元気ですか?東京大丈夫ですか?」という連絡をもらって。そんなやりとりをする流れで、俗にいうオンライン飲みをしたのですが、向こうはまだ朝10時(朝からごめん(笑))で、彼がビールを買いに行くところから通話が始まって。今NYでは、マスクをせずに外を歩くと取締りを受けて、数万円の罰金を取られるみたいで、そんな話を聞きながらバドワイザーと本麒麟で乾杯しました。彼が通っている学校の授業がオンラインになったり、バイトもできなくなったりだとかそんな話を聞いたり。僕らもCDリリースが延期になったことやライブツアーの開催が見合わせになってしまったことなどを話しました。
そんなこんなでいろんな話をしたのですが......おっと紹介が遅れてしまいましたね(笑)。
皆さんはじめまして、緑黄色社会ベースの穴見真吾と申します。前回までは、「緑黄色社会の社会見学」というコラムをメンバー全員で書かせていただいていたのですが、今月からシフトチェンジをして、「部屋とけん玉と穴見」というタイトルで僕がコラムを書かせていただくことになりました。若干心細いですが......なるべく実りのあるコラムを書けるよう精進していきますので、お付き合いよろしくお願いします!
手短に説明をすると、僕の音楽ライフ(?)について語っていくコラムです(けん玉どこいった)!皆さんがお察しの通り、タイトル「部屋とけん玉と穴見」はあの曲のオマージュです。
愛するリスナーさんのため、毎日磨いていたいから......
時を戻そう。本題↓
NYに住む彼と最終的に、「収束したら東京で服を見にいったり、レコード屋に行こうねー」という約束をしてオンライン飲みは終わりました(オンライン飲み終了時に若干寂しくなる感じ......嫌いじゃない)。
時間はかかるけれど、お互いに気持ちの良い朝日を浴びられることを願って、今回はOasisのアルバム "(What's the Story) Morning Glory?" について語っていこうと思います(ようやく音楽コラムっぽくなってきたぞ)。
高校生の頃からBOOKOFFに入り浸るようになったのですが、そこで出会ったのがこのアルバムでした。買ってから一年間でアルバム100周くらいはしていたと思います(笑)。元々ズブズブの洋楽リスナーではなかった僕をズブズブにさせたアルバムと言っていいでしょう。2つのポイントに分けてこのアルバムの魅力を語っていきたいと思っています。
①邦ロック・ポップスへ与えた影響を顕著に感じた
僕は中学の頃から音楽に興味を持ち始めたのですが、当時BUMP OF CHICKEN、RADWIMPS、ASIAN KUNG-FU GENERATIONなど、素晴らしき邦ロックレジェンドの曲を聴いていて、彼らの歌、サウンドは今でも身体に染み付いています(全曲歌える)。そして、時を経てこのアルバムと出会った時に、「なんだこれ......聴いたことないけどどこか聴いたことあるような感じ。めっちゃかっこいい!」っていう衝撃。
物語のように進行する、コンセプトアルバム的な構成。ギターの多重録音、そして何よりメロディーのわかりやすさ。邦ロックレジェンドとOasisという、点と点が線になった感覚。いわゆる音楽を掘り下げる楽しみを教えてくれたのが "(What's the Story) Morning Glory?" だったのです。
②メロディーのキャッチーさ、HIPHOP並みに踏まれる韻、イギリス英語のはっきりとした発音
歌詞は聞き取れないものだと思いながら、「何歌っとるのか分からんけどかっこいいからいいやー」って感じで洋楽を聴いていた穴見少年だったのですが、Oasisの曲は、歌詞を見ずとも大まかに単語を理解できました。洋楽の入り口として最高な一枚だったのです。見出しの三つの要素のおかげでとにかく聴き取りやすい。アルバムの最後の曲「Champagne Supernova」は特に大好きな曲(カラオケの十八番)。僕自身の曲作りにも大いに影響されています。
少し長くなってしまいましたが、まだまだ語り切れていないことだらけ......
Oasisをあまり聴いたことがないという方の、出会いのキッカケになればなと思います!!!そんなこんなで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回何やろかね~
緑黄色社会
同級生3人と幼馴染で結成した愛知県出身のバンド。互いを知り尽くした4人が個性を出し合い、幅広いカラー・バリエーションを持つ楽曲とサウンドを生み出す。2018年11月、EPIC Records Japanからメジャー・デビュー。2020年4月にニュー・アルバム『SINGALONG』を配信リリースした。
Related Column
- 2022.04.13 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【最終回】
- 2022.02.08 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第11回】
- 2021.12.13 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第10回】
- 2021.10.12 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第9回】
- 2021.08.19 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第8回】
- 2021.06.09 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第7回】
- 2021.04.16 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第6回】
- 2021.02.15 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第5回】
- 2020.12.11 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第4回】
- 2020.10.15 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第3回】
- 2020.08.12 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第2回】
- 2020.06.16 Updated
- 緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第1回】
- 2020.04.08 Updated
- "緑黄色社会の社会見学"【第9回】
- 2020.02.17 Updated
- "緑黄色社会の社会見学"【第8回】
- 2019.12.18 Updated
- "緑黄色社会の社会見学"【第7回】
- 2019.10.24 Updated
- "緑黄色社会の社会見学"【第6回】
- 2019.08.22 Updated
- "緑黄色社会の社会見学"【第5回】
- 2019.06.19 Updated
- "緑黄色社会の社会見学"【第4回】
- 2019.04.17 Updated
- "緑黄色社会の社会見学"【第3回】
- 2019.02.21 Updated
- "緑黄色社会の社会見学"【第2回】
- 2018.12.19 Updated
- "緑黄色社会の社会見学"【第1回】
LIVE INFO
- 2025.10.09
-
キュウソネコカミ
Rei
OKAMOTO'S
終活クラブ
JON SPENCER
DOES
アイナ・ジ・エンド
感覚ピエロ
Hedigan's
Plastic Tree
羊文学
Kroi
- 2025.10.10
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
暴動クラブ × 大江慎也
Rei
SUPER BEAVER
ザ・シスターズハイ
KING BROTHERS
PEDRO
YOASOBI
moon drop
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
the cabs
WHISPER OUT LOUD
FRONTIER BACKYARD
LEGO BIG MORL
JON SPENCER
NOMELON NOLEMON
a flood of circle
DOES
水曜日のカンパネラ
FOO FIGHTERS
キタニタツヤ
たかはしほのか(リーガルリリー)
ExWHYZ
MONOEYES
藤森元生(SAKANAMON)
大塚紗英
感覚ピエロ
ZAZEN BOYS×サニーデイ・サービス
East Of Eden
アーバンギャルド
JYOCHO
羊文学
小林私
THE SPELLBOUND
- 2025.10.11
-
終活クラブ
キュウソネコカミ
トンボコープ
Appare!
cinema staff
秋山黄色
YOASOBI
moon drop
コレサワ
OKAMOTO'S
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
KNOCK OUT MONKEY
INORAN
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
KANA-BOON
ExWHYZ
FRONTIER BACKYARD
androp
カミナリグモ
brainchild's
フレデリック
envy × world's end girlfriend × bacho
"JUNE ROCK FESTIVAL 2025"
East Of Eden
Official髭男dism
藤沢アユミ
豆柴の大群
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
- 2025.10.22
-
ザ・シスターズハイ
打首獄門同好会
キュウソネコカミ
ハク。× YONLAPA
ザ・ダービーズ
MONOEYES
挫・人間
VOI SQUARE CAT
kiki vivi lily
RELEASE INFO
- 2025.10.09
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号















