Japanese
マカロニえんぴつ × Skream! × バイトル
2019年08月号掲載
Member:はっとり(Vo/Gt)
Interviewer:吉羽 さおり Photo by 石崎祥子
マカロニえんぴつ × Skream! × バイトル
キャンペーン情報

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-大学時代、同じようにバンドをやっていて、ライバルのような関係性のバンドもいたんですか?
ライヴハウスでガンガンやっているバンドは、同期ではいなくて。今マカロニえんぴつでサポート・ドラムをやってくれているたかうらみつたかは、大学の後輩なんですけど、彼が在学中にやっていたTEDDYっていうバンドが、在学中からライヴハウスに出たり、遠征もしたりを一番していたんです。自分たちだけでバリバリやってる感じがあって、そういう後輩に当時すげぇなって影響受けて、意識はしてましたね。
-音大というと、やはり音楽を学びにいくという姿勢の方が多いんですね。
そうですね。大学では曲作りの面ですごいなっていう人が多かったんです。僕は、高校時代から宅録をやっていたんですけど、当時は宅録をやっているようなオタクなやつが周りにいなかったんですよね。でも、大学に入ったらざらにいて。自分よりも宅録のやり方がすごい人とか、いろんなアレンジのアイディアを持っている人が周りに多かったので刺激を受けましたね。ライヴに関しては、新宿Marbleとかに出て対バンしてるバンドに刺激を貰ってました。MCがうまい人もいましたしね。バイトの話じゃないですが、バンドもお客さんを増やすっていう意味では接客と言えば接客ですから。
-どう自分たちの音楽の良さ、バンドの良さを伝えるかみたいなところですね。
音楽だけ良くてもダメだし、MCだけ熱くてもダメだしというのは、当時から思っていたので。
-バイトをしていたこと、働いたことが、バンドに影響をしたこと、役立ったことはありましたか?
対人関係ですかね。特に先輩や年上の方と話すことに免疫はついたという感じです。もともと年上の人だと萎縮しちゃうというか、中学まで野球部で上下関係が厳しい部活だったので、年上の人と話すのに緊張してしまったんですけど。バイトだと年上の人が多いし、優しい人もいるんだなっていうか。ちゃんとそういう人と話したことがなかったから、勝手に苦手意識があったんでしょうね。
-たしかに部活の先輩とは違いますしね。
コミュニケーション能力は、多少培われた気がします。あとは、安いカラオケ屋を探すのは得意(笑)。
-高校時代からバンドの企画イベントなどもやっていたんですよね。となると、社交性はものすごく高そうですけど。
高校時代は他のメンバーがそういうことをやってくれていたんです。高校生とかって、一致団結して何かをやるのが好きじゃないですか。だから、俺ひとりの負担とか、俺が企画を考えてというのではなかったんですよね。自分が中心になったのは、マカロニえんぴつからです。だから、マカロニえんぴつでは最初企画とかもなかなかできなくて、どうライヴハウスの人に取り合ったらいいんだろうっていうのがありました。他のメンバーも当時そんなに社交的ではなかったので、当初は企画ライヴが一向にできなかったんです。他のバンドはリリース・イベントとかやってるのに、"あれってどうやるんだろう?"っていう(笑)。初の企画が、新宿にある真昼の月 夜の太陽っていうライヴハウスだったんですけど。2013年だったかな。すごく優しい店長さんで、"やってみなよ"って言ってくれたんですよね。それを待ってましたという感じで、初めてできたんです。
-結構手探りでやっていたんですね。
最初はなかなか集客も増えなかったですね。ただ出演して、ノルマ払ってやるみたいな感じでした。
-そこらへんを変えようっていう意識はあったんですか?
それまではブッキング・イベントは普通にやっていたんですけど、初めて"台風"というサーキット・イベントに出たんです。それがバンドとしてはいい経験になったんですよ。新宿Marbleとその隣の新宿MARZを行き来するサーキット・イベントなんですけど、同じ時間帯に隣でもライヴをやっていて、いろんなバンドが"ここを選んでくれてありがとう"ってMCをするとか、結構バチバチな感じで隣同士のライヴハウスでやっているのが斬新で。そのイベントに立ったとき、今までなかった感情が出てきたんですよね。MCで柄にもなく、俺も周りに影響されて熱いこと言っていたんですよ。そうしたらお客さんがわーっと盛り上がってくれて、そこから、MCもライヴの一部だっていうことを意識し始めて、お客さんを増やすことに貪欲になっていったかもしれないですね。
-ただステージでいい曲をやればいいわけではないなと。
そのときお世話になったMarbleのブッキングの人も、"今日のライヴは今までで一番良かったよ"と言ってくれたのも励みになったし、意識が変わっていったのは、そこからでしたね。
-思わぬところでスイッチが入りましたね。
きっかけはいろいろ散らばっているんですよね。それを見落とさず、キャッチしていかないと、見逃していたチャンスも多かったと思います。今振り返ると、あれがきっかけだったんだっていうポイントはたくさんあったんですけど、当時はがむしゃらにやっているだけだから後々になって気づくんですよね。でも、真剣にやってきて良かったなと思います。
-では、バイトをしていた頃のはっとりさんと同じように、働きながら夢を追い掛けている人に、はっとりさんからメッセージやアドバイスをお願いします。
たぶん本当にやりたいことがあるけど、お金が必要で生活のためにバイトをしている人は多いと思うんです。でも、それって好きなことだけをやれる環境を与えられるよりも、より本当にやりたいことに愛を注げるというか。バイトをやってる時間を無駄に感じることもあるんですけど、その反動で好きなことができたときに全力でやるし、時間を無駄にしないようにって思うんですよね。バイトの時間も裏を返せば大事な時間な気がします。今、バイトをしなくなったことで、好きなことに費やす時間が増えたんですけど、そうすると怠けてしまう場面も増えてきて、たまにバイト懐かしいなって感じますね。またやりたいとは思わないですけど。バイトをしていたときは、両方頑張っていたなって思います。
本も好きで読むんですけど、やっぱり経験には敵わない。自分の抱いたリアルな感情は、あとで聴いても嘘じゃないなって思える
-とてもいいお話をありがとうございました。ではここからはドリームバイトの西川さんにバトンタッチします。
西川:今日はよろしくお願いします。
お待たせしました。緊張しますよね。俺も今日緊張しすぎて早く来ちゃいました。なかなかこういう機会はないですよね。だからなんでも聞いてください。
西川:はい、ありがとうございます。では早速最初の質問です。はっとりさんがお仕事をされるうえで信念としていることはありますか?
今は音楽を仕事にしているんですけど、必ず向こう側には人がいるということは忘れずにやっていますね。ライヴでは目の前にお客さんがいるから否が応でもそれは自覚することなんですけど、曲を作るとかしていると、自己満足のほうに寄っていっちゃう場面が結構あるんです。だから常に、それを聴いてくれるお客さんというのを頭の中で忘れないようにするというのは、心掛けていますね。
西川:ありがとうございます。では、次の質問です。マカロニえんぴつの歌詞というのは、ご自身の体験をもとにしていることが多いのでしょうか?
そうですね。僕の場合は、経験から湧いてくることが多いです。特にマカロニえんぴつは失恋の歌が多いんですけど、それは自分の経験から......といってもそれをノンフィクションで歌詞に落とし込むというよりは、そのときに思った自分の感情とか、あとは付き合っていた彼女がこう思っていたんだろうなって想像しながら書いた歌詞がほとんどなので、そういうことでは経験に基づいている曲が多いと思います。本も好きで読むんですけど、やっぱり経験には敵わないというか。自分の抱いたリアルな感情は、あとで聴いても嘘じゃないなって思うので。言葉の使い方は、文学とかに影響受けたりするんですけど、根っこにある感情の部分は、絶対に自分の体験から湧き出しているものにするように気をつけていますね。
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