Japanese
マカロニえんぴつ × Skream! × バイトル
2019年08月号掲載
Member:はっとり(Vo/Gt)
Interviewer:吉羽 さおり Photo by 石崎祥子
マカロニえんぴつ × Skream! × バイトル
キャンペーン情報
- フォロー&RTでマカロニえんぴつのサイン色紙をプレゼント
- バイトルアプリをDLしてマカロニえんぴつメンバー全員のサイン入りTシャツをプレゼント
-いろんなバイトをしてきて、印象的だったことはありますか?
カラオケは酔っ払いの相手が大変でしたね。でも、経験として接客業をやっていたのは良かったなと思います。自分がお客さんとしてどこかのお店を利用したときに、されて嫌なことがわかっているから。飲み散らかした片付けとかが一番ダルかったですけど、たまにテーブルにまとめてくれている人とかがいると、すげぇ優しいなと思って嬉しかった覚えがありますね。ただカラオケのときは、バイトの先輩があまり好きではなかったです。カラオケ屋って、外に出て"カラオケどうですか"って声を掛ける仕事もあるんです。だいたい1時間交代なんですけど、寒い冬に2時間経っても、3時間経っても、"戻っていいよ"っていう連絡がなくて、"俺いつまでやるんですか"ってインカムで聞いたら"いいよ、戻って"みたいな感じで。"これいじめだろ"って、嫌な先輩がいたなぁっていう思い出があります。
-人間関係はいろいろ学びがありそうですね。
そうなんですよね。いい人もいるんですよ。バンドをやっているお兄ちゃんがいたので、その人と話している休憩時間は好きでしたね。ただその人、メタルをしている人だったので、好きなバンドが被らなかったんです。俺がひたすら奥田民生の素晴らしさをその人に語っていた覚えがありますね。あまり食いついてなかったですけど。
-改めて学生時代のことも聞いていきたいのですが、"自分は音楽でやっていくぞ"という気持ちは、いつ頃芽生えたんですか?
バンドを始めたのは高校1年生ですけど、当時はそれで食っていこうとは考えていなくて、ただ楽しくてやっていたんです。でも、そのバンドが本気になってきて。高校3年間でひとつのバンドしかやってないんですけど、コピバンとかじゃなくて、最初からオリジナルのバンドだったんです。周りにもそういうバンドは多くなかったので。
-注目されそうですね。
ミゲルというバンドだったんですけど、毎月地元の高校生イベントに出たり、自分たちが主催してライヴをやったりもしてました。田舎のライヴハウスの高校生イベントって、お客さんがすごく入るんです。みんな遊ぶ場所もないし、ライヴハウスに遊びにいくっていうのが特別なことだったみたいで。だからイベントも毎回パンパンで、それで、これは売れるなと勘違いしたんでしょうね(笑)。上京後もそのバンドでいきたかったんですけど、メンバーは就職も考えていたみたいで。ただ俺は、高2~高3あたりの頃はバンドの熱が高かったので勉強もほったらかしで、大学に行く気もなく、フリーターをしながら地元の山梨でバンド活動をしようと思っていたんです。でも親が、"大学は出ておいたほうがいいぞ"って言ってきて、父親が大学を探してくれたんですよ。音大なんですけど、"ロック&ポップスコース"というのがあって、バンドしながら大学卒業の肩書を持つことができるぞっていう。
-夢を後押ししてくれる、いいお父さんですね。
親父もずっと音楽をやっていてバンドマンだったので、親父の存在は大きかったですね。普通は、音大だし学費も高いし、そんなところに行けなんていう親はいないと思うんですけど、"いくらでも出すぞ"って言ってくれたので。母親は最後まで反対してましたけど、説得をしました。"ちゃんとそれでご飯を食べられるようになるんでしょうね?"、"いや、それがわからないのがバンドだよ"とか言いながら。そこカッコつけるところじゃないでしょって今は思いますけど。それで大学で組んだのが、マカロニえんぴつなんです。プロ志向で、"デビューするぞ"って意気込んで僕がかき集めたメンバーだったので、ひたすら頑張りましたね。ただ、バンドに本気になり始めたのは高校時代で、高校生イベントで勘違いしたのがきっかけではありました(笑)。
-なるほど。高校時代のバンドでも本気でやっていたし、ライヴハウスの人がよくしてくれた感じがありますね。
そうですね。高校生イベントにしか出れないバンドもいたんですけど、ブッキングしてくれた兄ちゃんが、ツアーを回っている大人のバンドのオープニング・アクトで入れてくれたりもしたんです。グッドモーニングアメリカのインディーズ時代、2010年の『空ばかり見ていた』というミニ・アルバムのツアーのときに、"すげぇバンドが来るからお前らオープニング・アクトにしてやるよ"って言って、高校時代にグドモ(グッドモーニングアメリカ)と対バンしてました。たなしん(Ba/Cho)さんが、ミゲルのライヴを観てえらく気に入って、"ミゲルー! ミゲル最高ー!"ってあの感じで、MCで言ってくれて(笑)。"なんていい人なんだ!"っていう。
-すごくいい体験じゃないですか。
その2~3年後にグドモがメジャー・デビューしたんですよね。それ以降、ちゃんとお話ししたことがないんですよ。フェスのバックヤードとかで見掛けたことはあるんですけど。
-"あのときのミゲルです"とは言ってないんですね(笑)。こうして自分がちゃんとバンドとしてデビューをして、フェスで会えるっていうのはすごく嬉しいことですよね。
続けているといいことがあるなって思うことが、最近はすごく多くて。ミゲルというバンドは終わったけど、バンドはずっと続けてきたから、最近になっていい巡り合わせとかが多かったなと思います。
-マカロニえんぴつを結成して、大学時代はどういう活動をしていたんですか?
大学内にもライヴハウスがあって、学生は定期的にそこで演奏を披露できたんです。年に数回しかない学内のライヴのためだけにやっている人もいたんですけど、それではまったく意味がないと思っていたので、外で揉まれて強くなろうとライヴハウスで月に2、3本はやってましたね。新宿や下北沢のライヴハウスが多かったです。デビュー前は新宿だとMarbleというライヴハウスにすごくお世話になって、下北沢だとMOSAiCやReG。その3つは頻繁に出てましたね。遠征をしたのは、デビューしてからなのかな。学生時代にデビューしたんですけど、その頃に初めて大阪に行ったくらいですね。
-それは、呼んでもらえた感じですか? それとも自分たちでブッキングをしてですか?
所属していた事務所のマネージャーが取り合ってくれて、"行ってこい"という感じでした。と言ってもド新人だったので、自分たちでレンタカーを借りて機材を積んで、しばらくは自分たちだけで遠征をしていましたね。でも、すごく楽しかった。
-バンドの活動費は、持ち寄りみたいな感じですかね。
バンドの金庫があって、その中でやりくりしていました。でも、ツアーとかをやると、交通費とかガソリン代、レンタル代で結構すぐに飛んでしまうんです。だからみんなバイトをしながら、いくらか金庫に入れていって、なんとかやりくりしてました。
-バンドだとデモ作りとかも自分たちでやりますよね。
デビュー前は自分たちでデモ音源を作っていたんですけど、そのお金は大学の設備で作れたんです。それは助かりましたね。大学で録った音源をライヴハウスで手売りしてました。3曲入り500円とかだったかな。大して売れなかったんですけどね。でも、今メルカリで高額で売られているんです。家に結構あるので、困ったら売ればいいのかなって思って(笑)。
LIVE INFO
- 2025.11.21
-
THE BAWDIES
ポルカドットスティングレイ
PEDRO
SHERBETS
ドラマチックアラスカ
荒谷翔大
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
Hakubi
LONGMAN
reGretGirl
キタニタツヤ
東京スカパラダイスオーケストラ
SPRISE
Anyeed(Dyna/ego apartment)
超☆社会的サンダル
TOKYOてふてふ
TOMOO
浪漫革命
吉澤嘉代子
フレデリック
Bye-Bye-Handの方程式
FINLANDS
- 2025.11.22
-
Chimothy→
ねぐせ。
AIRFLIP
ポルカドットスティングレイ
wacci
キュウソネコカミ
ズーカラデル
NEE
the paddles
TOKYOてふてふ
LiSA
優里
BLUE ENCOUNT
moon drop
チリヌルヲワカ
ASP
Eve
miwa
Conton Candy
ストレイテナー
The Biscats
セックスマシーン!!
離婚伝説
Ado
MOS
荒谷翔大
リーガルリリー
NANIMONO
brainchild's
SUPER BEAVER
藤巻亮太
ビレッジマンズストア
PIGGS
sajou no hana
SPRISE
アーバンギャルド
Omoinotake / クリープハイプ / Saucy Dog / マルシィ ほか
CVLTE
RADWIMPS
ガガガSP / SpecialThanks / YONA YONA WEEKENDERS / BACK LIFT ほか
フレデリック
osage
- 2025.11.23
-
SHERBETS
NEE
キュウソネコカミ
ズーカラデル
Awesome City Club
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
PENGUIN RESEARCH
怒髪天
優里
Eve
くるり
MEW
Galileo Galilei
Ado
秋野 温(鶴)
THE BAWDIES
チリヌルヲワカ
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
CNBLUE
佐々木亮介(a flood of circle)
BLUE ENCOUNT / yama / Novelbright / 新しい学校のリーダーズ ほか
山本彩
ExWHYZ
RADWIMPS
OKAMOTO'S
Laura day romance
- 2025.11.24
-
リーガルリリー
ポルカドットスティングレイ
WurtS
brainchild's
ねぐせ。
キタニタツヤ
u named (radica)
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
go!go!vanillas
Lucky Kilimanjaro
すなお
私立恵比寿中学
くるり
NANIMONO
ブランデー戦記
清 竜人
Conton Candy
凛として時雨
秋山黄色
The Biscats
9mm Parabellum Bullet
LACCO TOWER
No Buses
CNBLUE
miwa
山本彩
BIGMAMA
崎山蒼志
ExWHYZ
RADWIMPS
Ayumu Imazu
MEW
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
RELEASE INFO
- 2025.11.21
- 2025.11.22
- 2025.11.26
- 2025.11.27
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号









