Japanese
Shout it Out × フラワーカンパニーズ
Shout it Outの山内彰馬と細川千弘がリスペクトし続けてきた大先輩バンド、フラワーカンパニーズの鈴木圭介、グレートマエカワとの夢の対談が実現! メンバーふたりがハタチを迎え、新体制にて初となるアルバムを完成させたShout it Outと、結成から28年、パワフルなステージで幅広い世代の心を掴んできた日本屈指のライヴ・バンド、フラワーカンパニーズ。音楽、歌詞、バンド......世代は違えど、大切にしているものは同じ。緊張と喜びが詰まった対談は、山内と細川がフラワーカンパニーズの名曲「深夜高速」と出会った中学時代のエピソードからスタート。
Shout it Out:山内 彰馬(Vo/Gt) 細川 千弘(Dr)
フラワーカンパニーズ:鈴木 圭介(Vo) グレートマエカワ(Ba)
インタビュアー:草野 美穂子 Photo by 木場ヨシヒト
-まずは、Shout it Outのおふたりがフラワーカンパニーズ(以下:フラカン)の音楽に出会った時期やきっかけ、そのとき感じた思いなどを教えてください。
山内:初めて曲を聴いたのは中学生のときで、学校の授業で組み立てたラジオから音が鳴ることが嬉しくて聴いていたら、「深夜高速」が流れてきたんです。当時の僕は自分の気持ちを人に言えない性格で、バンドもやっていなかったから、フラストレーションを外に出す術がなかったんです。でも、その曲が自分の思いを代弁してくれているような気がして、「深夜高速」の入っている『世田谷夜明け前』(2004年リリースの10thアルバム)というCDを買って......以来、ずっとファンです。
細川:僕も初めて聴いたのは「深夜高速」。中学1年生のころ、塾の帰りに迎えに来てくれてたお父さんの車の中で聴きました。お父さんは音楽好きで、車の中ではいつもいろんなバンドの曲が流れていたんですけど、それまでは注意して聴いてはいなかったのに、"生きててよかった"というフレーズに中1ながら感銘を受けまして。1回聴いただけで心にグサッと刺さる経験なんてそれまでなかったので、帰ってすぐお父さんにバンド名を聞いたんです。
-「深夜高速」は本当に長い間、あらゆる世代の人から強く支持されていますよね。
鈴木:ねぇ。ほんとはいい加減あの曲から逃れたいんだけど(笑)。でも、ありがたいです。
マエカワ:「深夜高速」を出したのは2004年なんだけど、もしあの曲がなければ、俺らはどうなってただろう? ほんとに進めていたんだろうかって思うくらいの曲だね。でも、35歳くらいの俺らの曲が中学生の心に響いたんだって聞けただけでも、今日来てよかったな(笑)。
細川:今度僕らが出すアルバムの中の「青年の主張」(Track.10)という曲に"生きててよかった そんな夜を探してた"というフレーズがあって、使わせていただいてます。
鈴木:ね。歌詞カードも読ませてもらいました。
山内:......あの、勝手に使って......(申し訳なさそうに)。
鈴木:いやいや(笑)。誰でも思いつくフレーズだから。
細川:彰馬はどこに行っても、好きなバンドを聞かれたら"フラワーカンパニーズ"って毎回言ってるくらい大好きなんです。
-では、初めてライヴを観たのはいつだったんですか?
山内:ライヴの映像は何度も観ていたんですけど、実際に観られたのは去年のumeda AKASOでのライヴが初めてです。自分のバンドに活かせるような何かを盗もう、みたいなことは最初から考えることもなく、もう普通のお客さんとして、前の方で観てました。ひと言で言うとデカかったです......。
マエカワ:MCで喋りだしたら、なんか頭悪そうだなとか思わなかった(笑)? 良い悪いは別にして、なんじゃこりゃ? と思う人もいるかもしれないよね。
山内:MCも、映像で観ていたので。
マエカワ:キャラクターはだいたいわかってるから、あんまり衝撃はなかったのかもしれない。
-鈴木さんとマエカワさんのやりとりも絶妙ですしね。
山内:僕はMCが結構苦手なんですけど。
鈴木:僕も苦手ですよ。
山内:え? ほんとですか?
-山内さんはさっきから鈴木さんの目を見ていないようですが......(笑)。
鈴木:今メガネ外しててほとんど見えていないから視線は気にしないで(笑)。目を見た方がいいかなと思ってるんだけど、違うとこ見てようか?
山内:緊張して......。そうですね。MCは曲とのギャップがあって、そこも好きです。
-さらに詳しく、フラカンのどういうところに惹かれるかを聞かせてください。
山内:まず好きになったのは言葉の力。「深夜高速」に"十代はいつか終わる"というフレーズがあったので、10代が終わったばかりのバンドなのかと思って調べたら違ってて。当時の僕は大人全員を毛嫌いしていたんですけど、"大人でも僕らの気持ちをわかってくれる、10代に寄り添ってくれる人がいるんだ......"って感じて、のめり込んでいきました。あとはヴォーカルひとりで歌っているんじゃなくて、全員で真ん中をぶち抜いてくる感覚。フラワーカンパニーズを知って、これがバンドだ、これが僕の目指す場所だって思ったんです。だから、バンドというものに引き込んでくださった存在でもあり、今も僕の指針です。
細川:僕は人にズバッと物を言えるような強い性格ではないんですけど、初めて聴いた瞬間、自分の中のわずかなロック精神が刺激された感じがしたんです。曲を聴いている間は、もしかしたら自分はすげぇ強い奴なんじゃないかと思わせてくれるような......。その感覚が忘れられなくて、激しいとはいかないまでも、ロックな音楽を僕は今やってる気がします。あのとき曲を聴いてなかったら、ここまでできていなかっただろうなとも思います。
マエカワ:俺らも中学のころに洋楽だパンクだっていろいろな音楽を聴くようになったけど、あのころあの音楽に出会わなかったら人生は違ってただろなと思うもんね。そういう存在の中に俺らがいるっていうのは嬉しいね。
鈴木:でも、中学生くらいで最初に好きになった音楽って、途中で1回離れるものだよね。そのあといろんな音楽を聴いていくうちに、"あれ? これ大したことないじゃん?"って感じて、あんなに好きだったはずの音楽を放っておく時期がやってくるんだよ。
マエカワ:好きだから聴きすぎて飽きちゃうっていうのもあるね(笑)。
鈴木:そう。飽きちゃって、もう追わなくてもいいかなと思う時期が来る。特に20代の後半までは、時代の新しいものに追いつこうとして尖ってる音楽を頑張って聴いてみたり。それが40歳くらいになると、"待てよ? やっぱりこれがかっこいいな!"って、10代の最初に夢中になった音楽に戻ることがある。
マエカワ:ただ懐かしいだけじゃなくて、違う見え方、聴こえ方をすることもあるね。
鈴木:昔はああ聴こえてたけど今聴くとこう響く、という再発見。僕らの音楽がまたふたりの未来にそうやって出てきたら嬉しいな。出てこないままだとちょっと寂しいな(笑)。
山内:ちなみに僕は「元少年の歌」(2010年リリースの21stシングル表題曲)もすごく好きなんですけど、好きになったのは僕がまだ少年だったころなので。
鈴木:あぁ、そうか。"元"じゃなく"少年"だったんだね(笑)。
山内:今のお話みたいに、まさに自分が"元少年"になったときにどう聴こえるんだろう? と考えたりします。
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