Japanese
フラワーカンパニーズ
2013年11月号掲載
Member:鈴木 圭介 (Vo) グレートマエカワ (Ba) 竹安 堅一 (Gt) ミスター小西 (Dr)
Interviewer:天野 史彬
来年で結成25周年を迎えるフラワーカンパニーズが、ベスト・アルバム『新・フラカン入門(2008-2013)』をリリースした。2008年のメジャー復帰から今年リリースされたシングル曲、さらに2曲の新曲まで収録された、この5年間のフラカンの活動が濃縮された全15曲。豊潤な音楽性、年齢も苦悩も蒼さも、すべてを生々しく、詩情豊かに吐き出す美しい言葉――このベスト盤は、フラカンが果たした進化と深化のドキュメントであり、2013年のフラカンの最先端を刻んだアルバムでもある。この5年間の歩み、そして今のフラカンについて、メンバー全員に訊いた。
-今回は2008年から2013年の5年間の代表曲を集めたベスト・アルバムですが、振り返ってみて、この5年間はフラワーカンパニーズにとってどんな5年間でしたか?
鈴木:ソニーと再契約してからの5年間ですけど、もう5年も経ったのかっていうぐらい慌しかったですね。でも、実を結ばない慌しさってあるじゃないですか。"やってもやっても全然上手くいかねえなぁ"みたいな。そんな感じじゃないんですよね。やればやっただけ返ってくるから、やりがいのある5年だったなって思います。新しいこともいっぱいできたし。そういう意味では、新鮮で若返っていく感じもありました。
グレート:この5年はほんと速かったね。ソニーと再契約する前、7~8年間自分たちだけでアイデア出しながら詰め込んでやってきたけど、これ以上広げるのは難しいなって思ってた時期があって。それで面白いスタッフを探したりしていた結果、ソニーと再契約っていうことになったんだけど、あっちから面白いアイデアを出してくれたり、こっちが提案したことに乗ってくれたり、そういうことが思った以上にできてるかな。
竹安:うん、最初はお互い探り合ってる部分もあったかもしれないけど、すぐにいい軌道に乗っていって。自分たちじゃ思いつかないアイデア――たとえば『フラカン入門』のジャケットの感じとか、『深夜高速 -生きててよかったの集い-』とか、ああいうアイデアって自分たちでは出てこないもので。で、それが結構いい結果を生んでると思うんで、凄くありがたいなって思ってますね。
小西:ほんと、この5年間で賑やかになってきてるし、凄く密なチームにもなってきてて。それまでメンバーの4人だけで動いてたのが、フラワーカンパニーズっていうチームが出来上がってきてる感じはありますね。これからもっと深くなっていくと思うし。そういう意味で、凄い濃い5年間でしたね。
-フラカンは90年代の半ばにメジャーからデビューして、00年代初頭にメジャーを離れてインディーズへ、そして2008年にメジャー復帰っていう経歴を辿ってますけど、その00年代の自分たちだけでやってきた数年間があったぶん、外からの影響によっていい化学反応が生まれたんですね。
グレート:うん、90年代のメジャーでやってた時期を踏まえて自分たちでやるようになったんだけど、その時にはメジャーでの経験があったからこそ自分たち4人だけでできたし、今回のメジャー復帰は、その前の4人だけでやってきた期間があったからこそ、今上手い具合にできてる。偶然なんだけど、上手く転がってんなって思う。
-今回、この『新・フラカン入門』に並んだ楽曲を聴くと、改めてこの5年間で音楽的な成熟を果たしたんだなって思うんですよ。曲調もそれ以前に比べて多彩になったし、曲によってはストリングスやピアノなどの楽器も入ることでアレンジの幅も広がってる。こういった音楽的な変化は、この5年間の中で意図してきたことなんでしょうか?
グレート:前はダビング物も鍵盤ぐらいで、あとは自分たちだけでなんとかなんじゃねえか、コーラスも自分らでやれる範囲のことをやろうって感じだったんだけど、ディレクターやエンジニアの人が出してくれるアイデアに俺らが乗るようになったんだよね。やっぱり、自分たちにはないアイデアが欲しいと思って契約したわけだし、そういうモードになってるからさ。そこで広がったし、アルバム・リリースでなくても新曲ができたらとりあえずレコーディングしてみるっていうこともできるようになったし。前までは、新曲ができたら4人でスタジオでせーので録ったりしてたけど、そうやってやるのとは大違いでさ。だから、細かいアレンジとかは意識して作れるようになったんじゃないかな。
-音楽を作りこんでいくことに向き合っていった期間だったんですね。
グレート:そうだね。それができる環境にあるっていうのがデカいと思う。このベスト盤に入ってる曲を見ても思うんだけど、自分ら4人だけでやったら、この形には絶対ならない。別の形にはなるんだけどね。だから、いいアイデアはどんどん吸収してかないと。ただでさえ、40越えると視野が狭くなっていっちゃうこともあるから、いいと思えるものは吸収できる体制をとっとかないとなって思って。
LIVE INFO
- 2025.05.21
-
VOI SQUARE CAT
斉藤和義
Saucy Dog
打⾸獄門同好会 / くるり / ストレイテナー ほか
あいみょん
Hakubi
yummy'g
渡會将士
ADAM at
緑黄色社会
- 2025.05.22
-
ORCALAND
Saucy Dog
ReN
片平里菜
w.o.d. ※振替公演
あいみょん
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
清 竜人25
DYGL
Maki
フリージアン
チリヌルヲワカ
Base Ball Bear
otsumami feat.mikan
ayutthaya
I Don't Like Mondays.
- 2025.05.23
-
ORCALAND
[Alexandros]
Mr.ふぉるて
indigo la End
a flood of circle
THE BAWDIES
DYGL
w.o.d. ※振替公演
ADAM at
Plastic Tree
浅井健一
ゴキゲン帝国
TOMOO
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Hakubi
レイラ
LEGO BIG MORL
- 2025.05.24
-
ReN
Mr.ふぉるて
indigo la End
[Alexandros]
GANG PARADE
ヤングスキニー
緑黄色社会
ASP
サカナクション
おいしくるメロンパン
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / ストレイテナー ほか
コレサワ
THE BACK HORN
片平里菜
ポップしなないで
People In The Box
星野源
Novelbright
Baggy My Life × Comme des familia
mol-74
ネクライトーキー
LACCO TOWER
Plastic Tree
WANIMA
ADAM at
アルコサイト
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
SHE'S / SCANDAL / wacci ほか
VOI SQUARE CAT
終活クラブ
SUPER BEAVER
"Shimokitazawa SOUND CRUISING 2025"
DeNeel
the telephones
The Ravens
FUNKIST
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
LEGO BIG MORL
ビレッジマンズストア
- 2025.05.25
-
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ReN
コレサワ
flumpool
a flood of circle
ヤングスキニー
緑黄色社会
GANG PARADE
ASP
サカナクション
THE BAWDIES
10-FEET / The BONEZ / バックドロップシンデレラ ほか
ACIDMAN
片平里菜
星野源
Baggy My Life × Comme des familia
秋山黄色 / This is LAST / Chilli Beans. / reGretGirl ほか
ネクライトーキー
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
GLIM SPANKY / 阿部真央 / 和田 唱(TRICERATOPS)ほか
GOOD BYE APRIL × Nolzy × First Love is Never Returned
Mirror,Mirror
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Cody・Lee(李)
- 2025.05.26
-
清 竜人25
水中スピカ
Poppin'Party
- 2025.05.29
-
オレンジスパイニクラブ
THE BAWDIES
片平里菜
THEラブ人間×ニッポンの社長
斉藤和義
怒髪天
yummy'g
sumika
BECK
あいみょん
Hump Back
ハンブレッダーズ / w.o.d. / Kanna
CUTMANS
- 2025.05.30
-
THE YELLOW MONKEY
TENDOUJI
オレンジスパイニクラブ
緑黄色社会
yutori
KALMA
サイダーガール
片平里菜
[Alexandros]
a flood of circle
チリヌルヲワカ
水中スピカ
Subway Daydream
女王蜂
Mr.ふぉるて
downy
四星球
Lucky Kilimanjaro
DYGL
MONO NO AWARE
flumpool
射守矢 雄(bloodthirsty butchers) / 山本久土
Nothing's Carved In Stone
- 2025.05.31
-
古墳シスターズ
ポップしなないで
GANG PARADE
怒髪天
チリヌルヲワカ
ヤングスキニー
"hoshioto'25"
People In The Box
indigo la End
浅井健一
[Alexandros]
a flood of circle
竹内アンナ
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
藍坊主
おいしくるメロンパン
斉藤和義
打首獄門同好会
Myuk
THEラブ人間×ニッポンの社長
水中スピカ
THE BAWDIES
Mr.ふぉるて
HY
androp
sumika
Creepy Nuts
"CAMPASS 2025"
eastern youth
Keishi Tanaka
"THE BEACH 2025"
東京スカパラダイスオーケストラ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
flumpool
星野源
Official髭男dism
清 竜人25
- 2025.06.01
-
DYGL
YUTORI-SEDAI
古墳シスターズ
怒髪天
Subway Daydream
TENDOUJI
ポップしなないで
おいしくるメロンパン
ヤングスキニー
緑黄色社会
サイダーガール
KALMA
浅井健一
yutori
打首獄門同好会
Myuk
androp
downy
斉藤和義
Baggy My Life × Comme des familia
オレンジスパイニクラブ
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
藍坊主
ネクライトーキー
HY
sumika
Creepy Nuts
WANIMA
サニーデイ・サービス × YOGEE NEW WAVES
arko lemming
DURAN × BONGFATHER
"CAMPASS 2025"
Academic BANANA
FIVE NEW OLD
ASIAN KUNG-FU GENERATION
indigo la End
星野源
Official髭男dism
RELEASE INFO
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.26
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.05
- 2025.06.06
- 2025.06.11
- 2025.06.12
- 2025.06.13
- 2025.06.18
- 2025.06.20
- 2025.06.25
- 2025.06.28
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
トゲナシトゲアリ
Skream! 2025年05月号