Japanese
フラワーカンパニーズ
2013年11月号掲載
Member:鈴木 圭介 (Vo) グレートマエカワ (Ba) 竹安 堅一 (Gt) ミスター小西 (Dr)
Interviewer:天野 史彬
-歌詞に関してもこの5年間で変化してった部分が大きかったのかなって思うんですよ。言葉の中にノスタルジックなイメージを喚起させるものが増えたり、大人と子供っていうモチーフが出てきたり、自分達の年齢やキャリアを感じさせる言葉が多くなったなって思うんですけど、その辺は意識的でしたか?
鈴木:いや、それは意識的ではないですね。ただ、この5年でそういうことを考えるようになったっていうことだと思う。だから、気づいたらそうなっちゃう、みたいな感じだったと思います。単純に歳を重ねたからっていうか。
グレート:うん、変わってる部分もあったと思うけど、結局はあんま変わらんなっていうか......まぁ、俺たちには近すぎてわからんところもあると思うんだよね。基本、鈴木の日々頭にあるものが出てるっていうもんだと思うから、今も昔も。ただ、「ビューティフルドリーマー」とか「夜空の太陽」は明確に作り方が変わったけど。"こういうドラマが始まります、主題歌をお願いします"って話が来て、"BPMは120で、こういう展開が来るように作ってください"とか、そういう要望に沿って作っていったから。あと、「エンドロール」とかに関しては、震災があったから、より自分の思いを書かなきゃっていうのがあったのかもしれないと思うけど。
小西:僕も、中にいるからかもしれないけど、大きく変化したところはそんなにないと思いますね。ただ単純に、録音する時に明らかに変わったのは、もう完成してる部分の歌詞を見ながら曲を作っていくことが多くなって。だから、フラワーカンパニーズの根本にある歌ありき、詞ありきっていうところが、より色濃くなっていったんじゃないかと思います。
-なるほど。ただ、たとえば2008年にリリースされた「この胸の中だけ」を初めて聴いた時とか、凄く衝撃だったんですよ。
グレート:あ、あれは中から見ても驚いた(笑)。あれはまだソニーと契約する前で、フラカンが面白いアイデアをくれるスタッフを探している2年間くらいの間にできた曲なんだけど、その頃、鈴木がよくソロでライヴをやってたんですよね。イヴェントだったりワンマンだったり。でも、鈴木がソロでやる時は、俺や竹安がうつみようこ & YOKOLOCO BANDをやってる時だったり、俺がYO-KINGのサポートでベースを弾いてる時で。
鈴木:バンドが動けない時期を選んでやってたから。趣味というか遊びというか、ガス抜きっていう感じだったんだけど、弾き語りで、東名阪でワンマンをやったり、友部(正人)さんと回ったり、ちょいちょいやってたんです。
グレート:でも俺たちは観る機会がなくて。噂でしか聞かないんですよ、よく喋ってたとか、4時間くらいやってたとか(笑)。で、オリジナルを作ってるっていう話も聞いてて、ある日観に行ける機会があったから行ったら、「この胸の中だけ」をやりはじめて。なんて曲を作ったんだ!と思ってびっくりした。今の形とはちょっと違ったんだけど、対話形式になってるし、こんな曲を作るようになっちゃったんだと思って。曲の中で語り始めた時は正直恥ずかしいなって思った部分もあったんだけど、すげえなって。で、これ絶対フラカンでやろうよって言って。「大人の子守唄」もその時期にできた曲なんだけど。だから、さっき言ってたノスタルジックな感じ、大人と子供のイメージっていうのは、メジャーに復帰する前の30後半ぐらいから鈴木の中に出てきてたんだよね。
鈴木:そうだね、その時期が多かった。あのアルバム(『たましいによろしく』)はそういう曲が多いので。別にテーマとして考えてるわけじゃなかったんだけど。
グレート:自分たちのTRASH RECORDSから最後に出した『脳内百景』っていうアルバムにも「年をとるってこと」っていう曲が入ってたり。
鈴木:でも元々、年齢に関しては人より敏感かも。自分の中でそんなに簡単なことじゃないっていうか。だから、20代の頃から歳をとることについての歌は割と多いと思うんですよね。今回「春色の道」っていう20代の頃に作った曲も入ってるけど、それも年齢のことが歌詞に入ってるし。昔からそういうことを考えちゃうんだろうって思います。
-それってどうしてだと思いますか?
鈴木:うーん......そもそも、同世代とか同年代、特に同い年の人には尋常じゃない思い入れがあるんですよ。同世代ってだけで嬉しいんですけど、同い年になると感覚全然変わるんですよね。もしかしたら同じ教室にいたかもしれないって考えると、いろんなことがワクワクするんです。たとえばミスチルの人とか、僕ら同い年なんですよ。だから、もしかして俺が転校してたら隣の席になってたかも、とか。そうなると、学生時代にこの人はどんな人だったんだろうとか、そういうことを考えるのが大好きなんですよね。特に女の人。そういうのはワクワクしますね。
-なるほど。今回、「深夜高速」の新ヴァージョンが入ってますよね。この曲は厳密には2008年以前に発表された曲ですけど、みなさんがおっしゃるように少しずつ変化してきたフラカンの、ひとつのターニング・ポイントになった曲なんじゃないかと思うんです。
グレート:うん、最初に出した時の「深夜高速」はやっぱりターニング・ポイントになった。ヒットしたわけじゃないけど、若いバンドとか、若いお客さんに注目された曲だったから、この曲ってこんなに評価されるんだって驚いたね。ライヴ会場でCD売ってたらみんな買ってくれたりしたし。あの頃は「深夜高速」と「真冬の盆踊り」っていう曲の2枚看板で知名度が上がったところがあると思うから。
LIVE INFO
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
WurtS
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
WurtS
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SPRISE
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
RELEASE INFO
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.01
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
- 2025.12.03
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号













