Japanese
フラワーカンパニーズ
2013年01月号掲載
Member:鈴木 圭介 (Vo) グレートマエカワ (Ba)
Interviewer:天野 史彬
フラワーカンパニーズが最新シングル『ビューティフルドリーマー』をリリースする。テレビ東京系ドラマ24第30弾特別企画“まほろ駅前番外地”のオープニング・テーマ用に書き下ろされた表題曲は、ドラマの世界観に寄り添って作られたこともあって、熱くなり過ぎることも冷め過ぎることもない、ただただ続いていく平熱の日常を思わせるような、じんわりと効いてくるサウンドと歌詞を伴った1曲。そしてここには、「続けていく」ことを何よりも大事にしてきたフラカンだからこそ鳴らせる、時代に対するドライな批評と、人々に対する温かい眼差しがある。
-今作『ビューティフルドリーマー』は、去年10月にリリースされたアルバム『ハッピーエンド』から着実に1歩進んだ世界観を鳴らしているシングルではないかと思います。ご自分たちでは、どういうシングルになったと思いますか?
鈴木 圭介:まぁ、流れとしてはこの間のアルバムの延長でレコーディングはしてるんですけど、一応区切りはつけてて、今までと違うことをやりたいなっていうのがあったんです。今回はその1発目っていう感じで。なので、録り方も変えてるし、エンジニアの人も新しい方にお願いして、パッと聴きはわかんないかもしれないけど、冒険してるシングルですね。
グレートマエカワ:何よりもドラマのオープニング・テーマを作ってくれっていうところから始まってるから、100パーセント自分たちだけの思いで作ったわけではないっていうのが今までと違うところで。だから、新たな1歩というよりも、今までと違う1歩っていう感じですね。楽曲云々っていうよりも録音の部分で、今まで自分たちが積み重ねてきたノウハウってあるんだけど、こういうバンドだから抜け落ちとる部分って凄く多くて。そういうのをちょっとずつ教えてもらったりすると、面白いなって気づく部分もあって。芯はブレない自信もあるし、変われないところもあるから、その分、これから今までと違ったことをやっていくのもいいかなっていう、その1歩だね。
-具体的に、録音の部分ではどういう発見があったり、今までと違う部分があったんですか?
グレート:具体的にはね……敢えて言わないこともあるんだけど(笑)。こういうのは、ミステリアスにしといたほうがいいから。ただ、エンジニアの人のアイデアっていうのは今までももらったことはあったんだけど、今回はその人(エンジニア)がミュージシャンとしての素養もある人だから、アレンジ面での共同作業的なことができたね。それが今までで1番違うかな。頭ではわかってるんだけど、実際にどうやってやったらいいかわからんことって多いんですよ。そういうようなことを訊いてみると、“こうやればいいんですよ”って教えてもらえたりして。今までは、4人で音出せばライヴで盛り上がる感じになるし、それでいいかと思ってたんだけど、やっぱり、それだけでもなぁっていうのもあるじゃん。そういうのを今、考えてるところかな。
-なるほど。ちょっとここから振り返っての質問をしたいんですけど、今回のシングルはドラマのタイアップ主導のシングルと言いつつも、やはり去年10月に出た『ハッピーエンド』から地続きの部分、あのアルバムの存在に影響を受けている部分も多分にあるのかなって思うんです。今振り返ってみて『ハッピーエンド』は自分たちにとってどういうアルバムだったと思いますか?
鈴木:うーん……どうだろう……震災後っていう、あの時期じゃないと、ああいうアルバムにならなかったなぁと思う。それが1番大きくて。あの時の余裕のなさ加減というか、うろたえてる感というか、そういうものが今までで一番露骨に出たアルバムだったかもしれない。あまりにも出来事が大きすぎて、それに振り回されたっていうことがストレートに出たんだと思う。アレンジに関しても歌に関してもそうだけど、こねくり回してないというか。
-そのストレートさ、露骨さっていうのは、今までと違う種類のものだったんですか?
鈴木:明らかに違って。今まではまだ余裕もあったし、楽しみながら作れてたんけど、『ハッピーエンド』に関しては楽しみながら作れなかったもん、僕は。ただ、苦しかった。だから、言葉遊びとかをやってる余裕もなくて。これだけバンドやってきたから、今までもいろんなことがあったし――たとえばサリンのこととか、9.11のこととか――色々あったけど……歌にするほど自分の中に入ってこなかったのかなぁ。今までは、自分とその出来事との距離が遠かったのかもしれない。直接的に社会の出来事に惑わされたのは、『ハッピーエンド』が初めてかも。
グレート:やっぱり歳食ってきて、今までと考えてることが違うっていうのもあると思うけどね。……あと『ハッピーエンド』が他のアルバムと明らかに違うのは、今までのアルバムって、ライヴを想定してる曲を何曲か、絶対に入れてたの。でも『ハッピーエンド』はライヴで盛り上がることをまったく想定してないんだよね。お祭り騒ぎ的なものを入れてないというか。でも、そこが新しくていいなっていうのは、作る時に思ってたかな。
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