Japanese
ヒトリエ
2014年02月号掲載
メンバー:wowaka (Vo/Gt) シノダ (Gt/Cho) イガラシ (Ba) ゆーまお (Dr)
インタビュアー:沖 さやこ
1月22日にシングル『センスレス・ワンダー』で自主レーベル非日常レコーズからメジャー・デビューを果たしたヒトリエが、早くもミニ・アルバム『イマジナリー・モノフィクション』をリリースする。VOCALOIDクリエイターとして活躍していたwowakaが自分自身の肉体を使って音と言葉を放つために作ったバンドという空間。彼から生まれる"女の子"にまつわる"想像上の話"が、4人の強烈な個によって危うくも感情的に美しく彩られた。7つの非日常の物語について、メンバー全員に訊く。
-メジャー・デビュー・シングル『センスレス・ワンダー』から1ヶ月弱で届けられた『イマジナリー・モノフィクション』――こちらは『センスレス~』では見えなかった側面もたくさん詰め込まれていて、制作が同時進行でありながらまだこんな隠し玉を持っていたのかと面食らいました。
wowaka:『センスレス~』は入り口にはなっているけれど、どっちかというとふたつでひとつなのかな......。あの当時の僕ら――つってもついこの前にできたばっかりですけど(※取材日は1月17日)、それが割とそのまま......すごい頑張った感じが入ってると思う(笑)。いろんなものと戦ってるCDですね。
-"いろんなものと戦う"?
wowaka:......これまで自分がやってきたことに対して、バンドとしてのアプローチをどうしたらいいのかがわからなくなってきていたり。"自分のジャッジのラインまでちゃんと到達できるのかな"という不安も結構あって。それぞれのプレイやアプローチの仕方、アレンジひとつを取っても......そういうことが"大丈夫かな?"と思ってた時期もあったんです。でもそれぞれが頑張って出し切った結果、ちゃんと作品になったな、というのがいまの正直な気持ちですね。
-そういう不安が浮かんだ原因としては。
wowaka:単純に忙しかった時期だったんですよね。去年の10月、11月くらい。
イガラシ:......思い出しただけで笑えてくるくらい忙しかった(笑)。
wowaka:8月の最後の週くらいから録り始めて。リリースが先に決まって、制作と録りとその他もろもろが同時進行だったので、『センスレス~』の初回盤に付属するDVDの映像を撮ったり、いままで知らなかったようないろんなお仕事がリリース周りで増えていったり、ライヴも定期的にはやっていたんで。そういうところで結構バタバタしていた時期で、精神的なキャパが結構危なかったんですけど......なんとかなった(笑)。そういう危うさも含んで、いい作品になったなと思います。
シノダ:怒りに近いものがね......。
wowaka:そのときに感じた"ムカつくなぁ"というのが、単純に入った(笑)。それは音楽に必要なものだから、それが入れられて良かったなとは思います。僕も結構曲を作るのが遅いので、ギリギリになってようやく出てくるものだったり、ギリギリだからこそ"こうだからこれはアリだな"という判断を下せるものがあったり。そういうところもあって......しんどかったですけど(笑)、やり切りました。
-『イマジナリー・モノフィクション』は、ヒトリエのバンド名のキーワード"ひとりアトリエ"にもある"ひとり"という言葉も重要な要素となっていると思います。wowakaさんにとっての"ひとり"とはどういう意味を持つものなんですか?
wowaka:......美学がある気がする。ひとりという状態は誰からの干渉も受けない状態なので。人間の内に向かう力というか......エネルギーは結構、ものすごいものだと思うんですよね。それに関しては自分自身で成立しているから、それぞれのひとりは何かしらバランスは取れていると思うんです。......そういう意味でとても、美意識がある感じがする。でもそれがあるから、外向きのエネルギーが生まれるというのが、いちばん思うところでもあるかな。
-その"個"をバンドという個で表現するのがヒトリエだと。
wowaka:そうですね。それが第1目標です。
-ヒトリエには一般的にいう孤独感というか、そういうふさぎ込む感じや、ネガティヴさはそれほど感じていなくて。
wowaka:単純に自分の好みとして、わかりやすい文章や言葉、表現が苦手なので、そういうところを避けてこの言葉になって、この音になっています。わかりやすい方向にちょっと行くと"ああちょっとこれダサいな"と思っちゃうんですよね。その上でポップスであってキャッチーでないといけないので......すっと入って行きやすい、けどほじくり返したら大変なことになっているというのはいつも意識しながら作っていますね。だからわかりやすい"孤独"という単語に収束できるようなものではないという自覚は、あるっちゃある......かな。これまで摂取してきたいろんなものをごちゃまぜにして、綺麗に成立するようなギリギリのわかりやすさ――それは一般的に言うとちょっとわかりにくいとは思うんですけど、そのラインでいちばんわかりやすく提示するのが、いちばん格好いいと思うので。
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