Japanese
KANA-BOON、飯田祐馬(Ba)の脱退を発表
2019.11.12 18:35
KANA-BOONが、かねてより音楽活動を休止していたベーシスト 飯田祐馬の脱退をオフィシャル・サイトで発表した。
オフィシャル・サイトに掲載された、メンバーそれぞれのコメントは以下の通り。
応援してくださったファンの皆様、関係者の皆様、この度は僕の個人的な理由により、ご心配とご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ございませんでした。
病院で精神的な病気だと診断されて、しばらくお休みをいただいていましたが、その病気が治るまでに何ヶ月かかるのか、それとも何年もかかってしまうのか、はっきりとは分かりません。そんな状態で、応援してくださるファンの皆様やメンバーをこのまま待たせてしまうことや、僕の好きなKANA-BOONの活動がこのまま止まってしまうことが一番嫌なので、脱退という形が今できる自分の最善の選択だと考えました。
メンバーと出会って12年。
KANA-BOONに加入して8年。
家族以外でこんなに長い間一緒に泣いたり笑ったり、感動したりした人たちは他に居ないです。
メンバーは好きとか嫌いとかを超越した存在なので、自分が脱退するのは、今更仲が悪くなったとかそういったことが理由ではありません。
本当に自分よがりな選択ですみませんが、KANA-BOONが次に進むためには今はそれしかないと考えているので、この選択に後悔はありません。
メンバーのおかげで、そして応援してくださる皆様のおかげで、今まで最高の時間を過ごすことができました。
僕にKANA-BOONという居場所をくれて本当にありがとうございました。
―― 飯田祐馬(Ba)
発表の通り、飯田がKANA-BOONを脱退することになりました。
特にファンの皆さんには悲しい思いをさせてしまったと思います。
また4人でステージに立つ姿を見せることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
飯田とは17歳からの長い付き合いで、バンドに加入してからは数え切れないほどの喜びと苦労を共にしてきました。
そしてそれはこれからも続いていくものだと信じていました。
ですが、音楽を続けていくことは現在の飯田にとっては負担なのだと知りました。
もちろん3人とも、飯田も、悔しい気持ちや寂しい気持ちがあります。
そういった気持ちを伝え合い、その上で別々に生きる道を歩むことを決断しました。
これまでのKANA-BOONを一緒に作ってきてくれた飯田に感謝しています。
バンドメンバーではなくなりますが、友達として、必要な時は顔を合わせるような関係でいるつもりです。
今後、KANA-BOONの音楽に飯田が加わることはありませんが、バンドはより強く生き続けていきます。
曲を作ってツアーをして、進化にも変化にも期待を持って向き合います。
この別れを未来の自分達が振り返った時に、大きな意味を持つものだったと思えるように頑張っていきたいと思います。
日頃、応援してくださっている皆様、関わってくださった皆様。
いままで飯田がお世話になりました。
これからもどうか、KANA-BOONをよろしくお願いします。
―― 谷口 鮪(Vo/Gt)
飯田がKANA-BOONを脱退する事になりました。
ファンの皆様からのメッセージや手紙を沢山頂いて、より4人でステージに立てることを望んでいました。
悲しいお知らせになってしまい、本当に申し訳ありません。
飯田とは、ライブでのパフォーマンスや音作り・アレンジを真剣に話し合ったり、ミーティングや個人的な話し合いでぶつかり合うことも多かったけど、それは、お互いに必要なことだったと確信しています。
ただ、そうやってバンドに真剣に向き合っていくことが、飯田にとって負担になっていたということに気付いてあげることができず、本当に悔しいです。
飯田は、KANA-BOONが進んでいくことを願ってくれました。
最初はすごく悲しかったですが、脱退という決断をした飯田の心情を理解した時、凄く心に刺さりました。
今よりもずっとKANA-BOONを大切な存在にしないといけない、飯田の想いものせてもっともっと良いバンドになろう、と心に誓いました。
飯田とはずっと友達です。
これからも会える時には会って話したいし、くだらない話も沢山したい。
KANA-BOONでは無くなってしまうけど、大切な大切な友達です。
KANA-BOONは、これからも、今までよりもっと強く。
ツアーをしたりCDを出したり、バンド活動を続けていきます。
どうか、応援してくれると嬉しいです。
これからも、宜しくお願いします。
―― 古賀隼斗(Gt)
飯田がKANA-BOONを脱退することになりました。
いつもKANA-BOONを応援してくれているファンの皆様には悲しい思いをさせてしまい、本当に申し訳ありません。
飯田とは、一緒に暮らしていた時期もあったし、リズム隊ということもあり、2人で過ごす時間も多く、悩みや音楽についてなどたくさん話をしました。
自分が悩んでいる時は飯田に励ましてもらったり、また逆に飯田の話を聞いて励ますこともあったりと、2人で色んな事を話し乗り越えてきました。
そうやって支え合ってきた仲間が脱退することは、悔しいし、悲しい気持ちでいっぱいですが、今はしっかり前を向いて、KANA-BOONの音楽を届けていきたいと思っています。
まだまだ未熟な僕達ですが、これからもKANA-BOONを応援していただけると嬉しいです。
今後とも宜しくお願い致します。
―― 小泉貴裕(Dr)
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