Japanese
"ジャイガ"スピンオフ・サーキット・イベント"GIGANTIC TOWN MEETING"、追加出演者でリュクソ、4s4ki、Mega Shinnosuke、ローコネ、Laura day romance、Conton Candyら発表
2023.03.14 17:55
毎年大阪舞洲にて開催される夏フェス"ジャイガ"が、今年は7月22日、23日に開催される。そして2020年より始まり、恒例となりつつある"ジャイガ"のスピンオフ・イベント"THE BONDS"が今年も開催。5月3日に大阪キタエリアのライヴハウス4会場で開催予定の"GIGANTIC TOWN MEETING"の追加アーティストが発表された。
今回新たに発表されたのは以下の14組。
4s4ki
osage
ケプラ
きゃない
Conton Candy
ざきのすけ。
新東京
3markets[ ]
Mega Shinnosuke
Mellow Youth
リュックと添い寝ごはん
レトロリロン
Laura day romance
LOCAL CONNECT
総勢24組、様々な音楽シーンで活躍する注目のアーティストが大阪に勢ぞろい。チケットのオフィシャル2次先着先行受付がスタートしているのでぜひチェックしよう。
▼イベント情報
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL2023 SPIN-OFF THE BONDS 2023 -GIGANTIC TOWN MEETING-"
5月3日(水・祝)梅田CLUB QUATTRO / umedaTRAD / BananaHall / Umeda Zeela
リストバンド交換10:30 / OPEN 11:15 / START 12:00
※リストバンド交換・インフォメーション本部:バナナホール2F
出演:4s4ki [NEW] / ALI / 汐れいら / osage [NEW] / Ochunism / ケプラ [NEW] /きゃない [NEW] / 空白ごっこ / Conton Candy [NEW] / 35.7 / ざきのすけ。 [NEW] / 新東京 [NEW] / SPRINGMA / 3markets[ ] [NEW] / 黒子首 / ぼっちぼろまる / NIKO NIKO TAN TAN / Hello Hello / Mega Shinnosuke [NEW] / Mellow Youth [NEW] /リュックと添い寝ごはん [NEW] / レトロリロン [NEW] / Laura day romance [NEW] / れん / LOCAL CONNECT [NEW]
[チケット]
リストバンド引換券 ¥4,000(D代別)
※未就学児入場不可
■オフィシャル2次先着先行:~4月19日(水)23:59
https://eplus.jp/gigantictown/
■一般発売:4月22日(土)10:00~
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL2023 SPIN-OFF THE BONDS 2023 -AMAZING OSAKA-"
4月1日(土)Zepp Osaka Bayside
OPEN 16:45 / START 17:30
出演:KEYTALK / Tani Yuuki / ねぐせ。 / フレデリック / pachae(Opening Act)
[チケット]
1Fスタンディング ¥4,400 / 2F指定席 ¥5,500(D代別)
※小学生以上有料
■一般発売:3月18日(土)10:00~
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2023"
7月22日(土)、23日(日)大阪 舞洲スポーツアイランド
https://giga-osaka.com/
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一度白紙になるという前代未聞の荒波を乗り越えメジャーに進出したスリマ。彼等のメジャー初アルバムは、期待を裏切らない。"俺は社会のゴミ カザマタカフミ"と始める自虐的を通り越して狂気じみている(誉め言葉)OPから、興味本位で手を伸ばした人の耳も離さない。だがそんな不器用を極めたナンバーだけでなく、デビュー曲「白紙」や"白紙"になる前の幻のデビュー曲、好きな音楽が変わることへの抵抗感とやるせなさと共感とが入り混じる「アシタカフミ」や「出禁」、名バラード「缶ビールとポテトチップス」の再録版等多彩な楽曲群。誰にも言えないダサい傷跡も、無自覚なふりをしている自分の良くない部分も、解決するわけではないけれど、そんなやつもいるよなと理解して存在を認めてくれる友達のような作品だ。(稲垣 遥)
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"この人の歌には嘘がない"と聞くことがあるが、3markets[ ]ほどそれを体現しているバンドはいない。すべてを曝け出して生々しいのは詞だけでなく、音に関してもそうで、Track.1「拝啓、1メートル。」でカザマタカフミ(Vo/Gt)が第一声を発する瞬間から、ライヴハウスにトリップさせてくれるような緊張感を醸し出している。元メンバーへの思いを吐き出す「メンヘラ女とクソ男」などで痛々しいほどの鋭利な毒を撒き散らしつつ、サウンド面では明るさを見せるという変化も。前作より盟友 篠塚将行(それでも世界が続くなら/Vo/Gt)が代表を務めるレーベルへ移籍し、確固たる居場所を見つけたことも影響しているのだろうか。他のバンドには歌えないことを歌う彼らなりのまっすぐな恋の歌「底辺の恋」にも新境地が窺える。(稲垣 遥)
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プロデューサーに盟友 篠塚将行(それでも世界が続くなら/Vo/Gt)を迎えた、3markets[ ]の1stアルバム。八方塞がりだったというバンドが助けを求めた篠塚が今作で行ったのは、"プロデュースする"ことよりもリアルなバンド像を引き出すこと。自意識過剰なくらい考えすぎで、もがきまくったり、疲弊感に自虐的にもなったりする姿も赤裸々に描き、叫ぶ生傷だらけの歌をヒリヒリとしたままパッケージした。USインディー・ロック的な、変則ビートやアンサンブルの絡みを従事したギター・サウンド、生々しく迸るエモーションやドライヴ感など、彼らの呼吸の荒々しさをポイントにして収録。何かを求めてひた走り音に綴る、その"何か"をここに残そうとしたアルバム。それだけにとてつもなく鋭利だ。(吉羽 さおり)
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普通、思っていても口にしない感情や、必死に取り繕って隠すような事柄を容赦なく歌にしてきたスリマ。その極端に不器用な生き様で、バンド・シーンにおけるアンチヒーロー的な地位を確立しつつある彼らの名作がまた誕生した。プロデュースは、それでも世界が続くならの篠塚将行が担当。カザマタカフミ(Gt/Vo)が自身の彼女に"私の曲を書いて"と言われた際の実話を綴った表題曲では、リリース発表時に"バンドマンと付き合うと全部曲にされるんだぞ"とコメントしていたとおり、ループする哀愁を帯びたリフに乗せ、リアルなエピソードを淡々と告白している。彼女に対する本音と、繰り返される"ごめんね"の言葉。そして最後にカザマは心のリミッターを外し、号泣するように歌う。共感というよりは、彼の恋愛ドキュメンタリーに感情が揺さぶられる1曲だ。(松井 恵梨菜)
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感受性豊かで繊細であるがゆえにエクストリームな表現力を発揮するアーティストは多いが、4s4kiは作詞作曲、編曲やトラックメイクまで行い、Voのエフェクトひとつとっても感情をテクニックに変換できるのが強みだ。メジャー・デビュー・アルバムの本作は海外アーティストとも境界線なくコラボ。ノイジーなギター・サウンドとデジタルが融合するエモ・パンクな「ALICE feat. Smrtdeath」もあれば、ドープなトラップ「天界徘徊 feat. 釈迦坊主」、CHARLI XCXらを手掛けるエンジニアを起用した白昼夢的なアンビエント・ナンバー「moonlake」、泣き出しそうな素直な声で自分を曝け出す「kkkk」もある。毒を吐き、聴き手を抉りながらも痛快なのはポップとしての完成度の高さゆえだ。(石角 友香)
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甘酸っぱい恋模様をスウィートなサウンドとメロディに昇華した「ファジーネーブル」のヴァイラル・ヒットも記憶に新しいConton Candyによる1stフル・アルバム。同曲収録のEP『charm』でも見せた瑞々しさはそのままに、本作は数々の大型フェス出演や、自身初ワンマン等を経て、バンドとして一回りも二回りも成長したことが窺える作品に。初の映画主題歌となった「急行券とリズム」はメイン・キャストを務める日向坂46 四期生のフレッシュさと共鳴したような疾走感あるロック・チューンだし、パンキッシュなファスト・チューン「爪」もいいアクセントで、バンドのパブリック・イメージにとらわれない仕上がり。いい意味でバズの影響を感じさせない名刺代わりの1枚だ。(山田 いつき)
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2nd EP『angel』から約1年2ヶ月ぶりとなるEPは、精力的なライヴ活動で培ったエネルギッシュなサウンドで、現在のバンドの着地点を証明する1枚に。シンプルに歌に寄り添う愛情たっぷりのフレーズ、この3人ならではの見事なコーラス・ワーク、ノイジーなギター、等身大の想いを飾ることなくそのまま描いた歌詞、そのどれもが自信と共に凄まじくレベルアップし、このバンドの確固たる強みとなっている。SNSを中心に話題を呼び、バンドの新境地ともなったシングル「ファジーネーブル」の甘酸っぱさ、初期の楽曲で人気も高い「リップシンク」の不安定さ、先行配信された「baby blue eyes」の儚さとどの曲もギュッと抱きしめたくなってしまうのは、3人のリアルが色鮮やかに輝いているから。愛おしくて仕方がない。(藤坂 綾)
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1st EPから約1年、新たな曲を作りながらライヴ活動をしてきた3ピース・ガールズ・バンド、Conton Candy。この2nd EPでは、ライヴを重ね磨き上げてきたバンド感とともにサウンドスケープや曲の表現力が広がって、映像やドラマが浮かび上がったり、胸がチクチクとするような記憶を蘇らせたりと、ポップでリアルな作品になっている。ノイジーなギターと勢いのあるドラム&ベースで一気に引き込む「執着」は、切ない痛みと同時にどこか甘美な中毒性があるギター・ロックに。また衝動を爆発させるパワーとはひと味違った、引き算や余白のあるサウンドの「エンジェルスモーク」は、新たな挑戦で3人の妙味を聴かせる。背伸びしたり飾りたてたりすることなく、10代の繊細さと大胆さとが炸裂しているのが爽快だ。(吉羽 さおり)
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フィジカル盤としては『未完成』から約2年ぶりとなる初のアルバム・リリース。バンド主導の再スタートを切った心機一転のムードを象徴するように、今まで以上に自由なアプローチで完成させた全9曲だ。エレクトロなサウンドを大胆に取り入れた「Hands (Album Mix) 」や、「ANSWER」をはじめ、跳ねるグルーヴにゴスペル風のコーラスを乗せた「2DK」など、"泣けるロック"なイメージを刷新する楽曲も含まれる今作だが、相変わらずローコネらしいと思えるのは、人間臭い感情がまっすぐに歌われているから。寄り添うのではなく、聴く人が新しい一歩を踏み出すための力になれたら。そんな覚悟を持って紡がれる歌詞からは、愛の中で生きるというバンドの揺るぎないメッセージが浮かび上がる。(秦 理絵)
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ミニ・アルバムとしては約1年8ヶ月ぶりとなる本作。曲の数だけ表情を変えていた前2作に対し、今回はタイトルにある"未完成"にテーマを統一。そのワード自体が"まだまだこれから"と意気込む彼らの象徴でもあるため、全体的に歌詞はドキュメンタリー色が強く、音作りも"歌を遠く広く届ける"という方向性に。その結果、ISATOとDaikiのツイン・ヴォーカルを始めとした、バンドが元来持っていた個性が大いに生きていたり、"大阪城ホールでワンマン開催"という当初から掲げていた目標に接近するような音像になっていたりと、いよいよ手段と目的が一致してきたような印象だ。メンバー自ら本作を"第一歩"と称しているのはおそらくそのためだろう。地面をグッと踏みしめたなら、あとは高く翔ぶのみだ。 (蜂須賀 ちなみ)
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京都府出身&在住の5人組の約1年ぶりとなるリリースは3曲入りシングル。2ndミニ・アルバム『7RAILS』は歌を主軸に様々な音楽性を取り入れていたが、今作はシンプルなギター・ロック・アレンジが際立つ。Track.1はISATO(Vo)が作詞、Daiki(Vo/Gt)が作曲を担当。ソフトなツイン・ヴォーカルを、夜空の下を駆け抜けるような清涼感と切なさのあるサウンドが、"僕らの光を受け、あなた自身も誰かを照らす光になってほしい"という気持ちを混じり気なく伝えている。Track.2は鼓舞するようなパワフルなロック・サウンド、Track.3はあたたかい音色が優しく包み込むミディアム・ナンバー。どの楽曲もまっすぐ聴き手の心に向けて届けられている。(沖 さやこ)
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昨年6月にメジャー・デビューを果たした京都府長岡京発の5ピースの2ndミニ・アルバム。前作が誠実で爽やかな好青年のイメージならば、今作は男気が溢れる筋肉質な男子のような印象だ。その理由のひとつはISATOとDaikiという2名のヴォーカリストのアプローチの変化。両者ともルーツがブラック・ミュージックゆえにヴォーカリゼーションに共通する部分は多かれど、今作はそれぞれの個性が前作よりも濃く出ているため、ふたりがぶつかり合うようなインパクトも多く見られる。楽器隊も前作以上にフレージングにギミックが加わり、アンサンブルにも強固な安定感が生まれた。アッパーな骨太ロックやダンス・ナンバー、繊細なミディアム・テンポ、ファンク・ナンバーなど、バンドの伸びしろを感じる。(沖 さやこ)
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前身バンドのメンバー・チェンジを経て2015年に始動した、京都は長岡出身のツイン・ヴォーカルを擁する5人組、LOCAL CONNECTがメジャー・デビュー。今作は前身バンド時代の楽曲から最新のものまで、すべてを現在のメンバーで録音している。サウンドの真ん中にあるのはISATOとDaikiのツイン・ヴォーカルだが、単純な歌モノで終わらない楽器隊のアンサンブルがダイナミックに響いてくる。すべての楽器が歌をより引き立てる緩急のあるサウンドを恐れることなくまっすぐ鳴らすのは、バンド内の熱い信頼関係の証だろう。アッパーで強固なバンド・サウンドの中に遊び心のきいたアレンジを投入するTrack.2、心あたたまるバラードのTrack.6など、可能性を感じさせる7曲が揃った。(沖 さやこ)
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前後編に分かれた約3年ぶりとなるアルバムの前編『合歓る - walls』は、静謐な煌めきを纏ったポップ・ソングが、過去と現在の情景をシームレスに繋ぐように鳴り響いている。駅構内の環境音とスキャットで幕を開ける「5-10-15 I swallowed|夢みる手前」に続き、「Sleeping pills|眠り薬」のビデオを巻き戻す音、「深呼吸=time machine」の終わりでは学校の風景を想起する声が録音される等、いつかどこかで聞いたことのある音は聴き手をあらゆる記憶の中へと誘っていく。"君"と過ごした大切な時間に想いを馳せ、後悔と歓喜で満ちた思い出にふけるような「渚で会いましょう|on the beach」で、"合歓る"時間がひとたびエンドロールを迎える本作。確かな感触だけが残る、愛すべき音がここには存る。(山本 剛久之)
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2021年の「fever」、「東京の夜」、「happyend」の3ヶ月連続配信に続く2ndアルバム。フォーキーでいて都会的な街のざわめきも織り込まれたサウンドも、そこに風のように流れるメロディも、今作ではより洗練され、エヴァーグリーンに磨きがかっている。静かで透明感のあるギター・サウンドに物語を吹き込んでいくのは、井上花月のヴォーカルだ。柔らかく甘みのある声の中に数滴の憂いや毒っぽさが交じって、その歌にアンニュイな陰りを落とすヴォーカル、言葉を漂わせるような発語の心地よさが、現実と音楽との境界をぼやかしてしまう。揺らぐ蝋燭の炎を眺めていると、いつの間にかひとり物思いの時間や静かな記憶に触れるように、マジカルな時間に滑り込んでいく時が味わえる。そばに置いておきたいアルバムだ。(吉羽 さおり)
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大学のサークル仲間で結成し、EPやシングルをリリースしてきた4人。この1stフル・アルバムは、ひとつの街をテーマに悲喜こもごもの日常を詩的に描いた作品になっている。男女Voで紡ぐポップで切ないメロディを軸としたインディー・ロック的な作品から、今回は立体的に音で景色を描いていくようなサウンドとなった。ネオアコや芳醇な日本のポップ・ミュージックの、系譜やエッセンスを汲みながら、音の隙間にも物語を宿していて歌の奥行きを生んでいる。耳をすませばどこか懐かしい街の風景やざわめきが聞こえ、季節の香りが立ち上ってくる音楽となった。20代の彼らが決して背伸びをすることなく、ここに封じ込めたタイムレスな桃源郷。そこには時折パンキッシュなつむじ風も吹くので、油断ならず、刺激的だ。(吉羽 さおり)
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UKロックを彷彿とさせる音選びや、中華料理店を舞台にあどけない恋模様を描いたMVが印象的な「愛とU」、思わず身体を揺らしたくなるようなダンサブルなビートと、フィーチャリングに迎えたchelmicoとMegaの歌声の掛け合いが心地よい「あの子とダンス(feat.chelmico)」等、収録される8曲全てが"ラヴ・ソング"だという本作。誰もが一度は経験したことがあるであろう出会いと別れ、好きな人を一途に想うことへのときめきやもどかしさを綴った歌詞は胸キュン必至だ。ロックやヒップホップといった様々なジャンルを軸に、彼の提示する新たなジャンル"MEGA POP"の懐かしさを感じつつもキャッチーなサウンドは、老若男女問わず幅広い層にモテること間違いなし。(西平 歩由)
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楽曲制作やアートワーク、映像製作をすべて自身で行う新世代のアーティスト、Mega Shinnosukeが約2年ぶりとなるEP『hello.wav』を配信リリースした。ヒップホップやハイパーポップ、シューゲイザーなど様々なジャンルが混在し、"メガシンノスケ節全開"になったという今作には、トラックの強さや等身大の愛をメロディアスに歌うハイトーン・ヴォイスが印象的な「hello shoegaze...」や、キャッチー且つダンサブルなサウンドと、情報過多な現代を軽やかに駆け抜けていくような歌詞が小気味よい「iPhone feat. Skaai」など全4曲を収録。彼の提示する新たなジャンル"MEGA POP"の魅力をこれまで以上に感じ、時代にとらわれず自由に生きていくパワーを貰えるような1枚だ。(西平 歩由)
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2017年結成の5人組、Mellow Youthによる1stアルバムは、これまでリリースしてきた4枚のシングルからの4曲も含む全9曲を収録。ホーンもフィーチャーした本格派のR&B/ファンクをバックボーンに歌謡曲、ディスコ、バラード、シティ・ポップス、ゴスペルも消化した曲作りは、現在のシーンを見据えたものと言えるが、彼らはツイン・ヴォーカルのインパクトに加え、ギター・サウンドのユニークさでもその個性を際立たせている。心地よく歪みをきかせた色と、泣きを含んだフレーズがハード・ロックやフュージョンの影響を感じさせるギター・サウンドは、彼らのバックボーンを考えると、武器のひとつと言ってもいい。アーバンなバンド・アンサンブルに滲むバンドらしい熱はライヴになると、よりいっそう発揮されそうだ。(山口 智男)
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2017年に精力的に活動を始めてから、"murffin Audition 2018"のグランプリを獲得し、今年4月に『ニュートラルe.p』をリリース、そのツアーも大盛況......と順調に階段を上っている4人組、osage。しかし、今作を聴くと、嗅覚や味覚をも刺激する歌詞も、どんなジャンルにも通底するようなポップ・センスも、器用に見えて"もどかしさ"がガソリンとなっている印象を受ける。その人間臭さに惹かれた。1曲目「アナログ」の歌い出しから炸裂する、儚いほどに美しい山口ケンタのハイトーン・ヴォイスにも、バンドの精神性が表れている気がした。言葉と音の豊かな表現が絡み合う「ginger air」などから、ありきたりとは一線を画す未来も見えてくる1枚。(高橋 美穂)
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リュックと添い寝ごはんのメジャー1stフル・アルバム。今作は、高校生活の集大成とも言える前作『青春日記』のフレッシュな気持ちは継承しつつも、タイトルの"neo neo"が示す通り、新しい自分たちを提示した作品に。初メジャー作品ということで、サウンドはさらに磨き上げられているが、いい意味でメジャー・デビューだからと肩肘を張りすぎずに、やりたい音楽を昇華しようとしているところが好印象。アルバムが"何にもない日に僕たちは 家で寝転ぶ"(「海を越えて」)というフレーズで幕開ける空気感も彼ららしい。新曲は、全体を通してレトロな夏の風景を浮かび上がらせるナンバーが多く、それが冬にリリースというところにもユーモアがある。2020年マスト・チェックなバンドの初フル・アルバムは聴き逃せない。(三木 あゆみ)
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2017年秋結成、卒業を間近に控えた高校3年生3ピース・バンドの1stミニ・アルバム。信念をじっくりと鳴らす「サニー」や、ポップ・センス溢れるギター・ロック「ノーマル」といったバンドの代表曲に加え、フレッシュでパンキッシュな表題曲、ボサノヴァ風の弾き語り、軽快なポップ・ナンバーなどバラエティに富んだ楽曲が揃っている。そのなかでアクセントとなるのが、感傷性を帯びた松本ユウ(Vo/Gt)の歌声、鮮やかで豊かなコード・ワーク、メロディアスなベース・ライン、時折見せる棘のある言葉。スタンダードで聴き心地のいい音楽かと思いきや、随所で心の奥へと深く切り込んでくるという、さりげないギミックや毒気が小気味よい。変化の途中の自分自身の姿と理想の音楽を生々しく詰め込んだ意欲作。(沖 さやこ)
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2024.12.08 @Zepp Shinjuku (TOKYO)
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詩羽 × CENT
KANA-BOON
- 2025.04.10
-
Maki
a flood of circle
Saucy Dog
yama
SIX LOUNGE
シド
- 2025.04.11
-
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
THE BACK HORN
Maki
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
Hump Back
GLASGOW
FUNKIST
moon drop
緑黄色社会
ビレッジマンズストア
LOSTAGE / EASTOKLAB / peelingwards ほか
藤巻亮太
"SYNCHRONICITY'25 Pre-Party"
ネクライトーキー × Wienners
Cö shu Nie
Awesome City Club
WANIMA
Plastic Tree
- 2025.04.12
-
片平里菜
PIGGS
moon drop
yutori
indigo la End
SUPER BEAVER
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
go!go!vanillas
a flood of circle
古墳シスターズ
GOOD ON THE REEL / ポップしなないで / 渡會将士 / 藤森元生(SAKANAMON)ほか
セックスマシーン!! × KiNGONS
サカナクション
SCOOBIE DO
フラワーカンパニーズ
GLASGOW
DYGL / トクマルシューゴ / YOGEE NEW WAVES ほか
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Panorama Panama Town
CNBLUE
緑黄色社会
超能力戦士ドリアン
Novelbright
chef's
The Ravens
INORAN
ねぐせ。
Ayumu Imazu
怒髪天
cinema staff / ヒトリエ / UNISON SQUARE GARDEN / ONIGAWARA ほか
Ochunism
"SYNCHRONICITY'25"
"下北沢こがでらロックフェスティバル2025"
にしな
マルシィ
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.13
-
片平里菜
PIGGS
Maki
THE BACK HORN
SUPER BEAVER ※振替公演
go!go!vanillas
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
ACIDMAN
藤巻亮太
a flood of circle
古墳シスターズ
The Ravens
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
サカナクション
THE YELLOW MONKEY
超☆社会的サンダル
SCOOBIE DO
LOVE PSYCHEDELICO / The fin. / 荒谷翔大 / 幽体コミュニケーションズ
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Cö shu Nie
DENIMS
岸田教団&THE明星ロケッツ
CNBLUE
Novelbright
Ado
Mega Shinnosuke / Conton Candy / トンボコープ / TOOBOE / Aooo ほか
ヒトリエ
Panorama Panama Town
四星球
怒髪天
cinema staff / 9mm Parabellum Bullet / アルカラ / ストレイテナー ほか
Tempalay
ハク。
原因は自分にある。
パスピエ
"SYNCHRONICITY'25"
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.14
-
YONA YONA WEEKENDERS
ELLEGARDEN × FEEDER
RELEASE INFO
- 2025.04.01
- 2025.04.02
- 2025.04.03
- 2025.04.04
- 2025.04.05
- 2025.04.06
- 2025.04.07
- 2025.04.09
- 2025.04.10
- 2025.04.11
- 2025.04.15
- 2025.04.16
- 2025.04.17
- 2025.04.18
- 2025.04.23
- 2025.04.25
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Skream! 2025年03月号