Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Japanese

LOCAL CONNECT

2016年04月号掲載

LOCAL CONNECT

メンバー:ISATO(Vo) Daiki(Vo/Gt) まーきー(Gt) しゅうま(Ba) Natsuki(Dr)

インタビュアー:沖 さやこ

2015年6月にVapより1stミニ・アルバム『過去ツナグ未来』をリリースした京都府長岡京市出身5人組ロック・バンドLOCAL CONNECTが、7曲入りの2ndミニ・アルバム『7RAILS』を完成させた。ブラック・ミュージックをルーツに持つふたりのヴォーカリストの歌声を活かし、楽器隊の表現の幅を大きく広げたエネルギッシュな今作は、LOCAL CONNECTが自分自身が信じる道を突き進むことを選択したという宣誓のようだ。"自信作だ"と語る5人の目はとても強く輝いていた。

-2015年にドラムのNatsukiさんを迎えLOCAL CONNECTとして始動し、メジャー・デビューからここまでの期間は、みなさんにとってどんな時間になりましたか?

Daiki:アニメのタイアップ(2015年リリースの1stミニ・アルバム『過去ツナグ未来』収録曲の「幸せのありか」がアニメ"俺物語!!"のエンディング・テーマに起用)をやらせていただいたこともあって、いつもならライヴハウスに足を運ばない人たちにもLOCAL CONNECTの名前が広がったなと思っています。あと何よりも、メンバー5人の関係性がこの1年でグッと深まりました。ドラムのNatsukiが加入する前の前身バンドでは、高校の同級生の延長線上でやっていたところが少しあったんですけど、LOCAL CONNECTになってVapにもお世話になり始めて、気が引き締まったというか。お互いの絆を大事にするというよりは、お互いが作る音楽を大事にするようになったんです。そのためには言い合いもするし、納得いかないことは納得いかないと言えるようになりました。

ISATO:ほんまその通りやと思う。LOCAL CONNECTになってNatsukiも加入して、環境も変わったこの状況で、仲良しこよしのままだとバンドが潰れてしまう......とも思ったし。お互いに関わる時間も増えたので、音楽的にも人間的にも合わない部分が見えたりもして。でもそういうこともひっくるめてお互いのことを認め合えるかどうかがバンドには必要やと思うんです。それを経て大人になれて。すごく充実した期間でしたね。

しゅうま:少しずつじわ~っとLOCAL CONNECTのことを知ってくださっている人が増えてきて、ニヤッとしますね(笑)。それで"自分たちが頑張ったぶん知ってくれる人が増えるんやな"と思ったんです。努力が成果に結びついた1年やったと思いますね。

まーきー:ひと言で言うと、意識が高まりました。知ってくれている人も増えてきて、"僕らも胸を張って堂々とせなあかんな"と自分たちに言い聞かせて。LOCAL CONNECTの活動のひとつひとつを大事にして、5人の気持ちをひとつにして目標に向かっていくことが当たり前にできるようになりました。

Natsuki:前作『過去ツナグ未来』が初めてこのメンバーと音を合わせるような感じやったんですけど......ツアーやらレコーディングやらで、この1年誰よりも長くメンバーと一緒にいたので仲良くなったと思います。僕が入った当初にライヴを観ていた人から"もう完全にメンバーの一員やね"と言ってもらえることが増えて、"あ、やっと馴染めてきたんやな"と嬉しくて。気持ちとしては加入当初から馴染んでいたつもりではあったんですけど、やっぱり時間をかけないとできないことはあったんやなと。

-Natsukiさん以外のメンバーは高校の同級生で、DaikiさんとISATOさんに関しては中学からの同級生ですから、そこに入っていくことを考えるとそうかもしれない。

Natsuki:やっぱり時間が積み上げてきたものはあると思うんです。とはいえメンバーと僕は地元が近かったから、バンドマンのノリというよりは、地元の先輩みたいな親しみやすさがあって。メンバー全員が良くしてくれるんで、ありがたいですね。

-バンドとしての結束を強めていく中で制作を行い、でき上がったのが今作『7RAILS』ということですね。

Daiki:とにかく"アルバムを作るためにいい曲を作ろう!"という意識で曲作りをしていて。僕自身が同じような曲ばかりになるのは嫌だなと思うタイプなので、1曲1曲に異なる味があって、メンバー全員の力が発揮できるものを考えていきました。『過去ツナグ未来』が、いい曲を寄せ集めたようなアルバムだったので、今回は7曲すべてに"この曲はこういう位置づけにしたい"という意図をつけて。だから曲順も満場一致でスムーズに決まりました。実はもう"次はもっとISATOが歌詞を書いた曲を入れたい"、"次はもっと楽器陣の意見を取り入れたい"となんとなく考えていて。『7RAILS』はその助走ともなる作品になったかなと思っています。

-今回は様々な観点の"愛"を歌ったものが多いと思いましたが、それがDaikiさんの書きたいテーマだったのでしょうか?

Daiki:そうですね、人に対して歌うことが僕らの良さやと思ってるんで、そこはブレてないところやと思います。今回は自分が聴いてくれる人に伝えたいことだけでなく、ストーリー仕立てのものや、その曲の主人公視点のものなど、いろんな視点で書いてみました。だから"7つの違うレールが、聴いている人たちの心にそれぞれ繋がりますように"という想いを込めて"7RAILS"というタイトルになったんですよね。......でも今回はいつもと制作過程が違って、歌詞にはだいぶ時間がかかっちゃったんです。

-ああ、そうだったんですか。

Daiki:本来なら僕は、書きたい内容が浮かんだらすぐに思い立って曲と歌詞を作って、それからデモにするんですけど、今回はプロデューサーを招いての制作でレコーディングやアレンジの日取りが決まっていたので曲を先行して作っていったんです。だから完成した音を聴いて"この曲はどういうイメージで、どういう気持ちで作ってたんだっけ......"と思い出しながら歌詞を書いていきました。今回そこが結構苦労しましたね。