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INTERVIEW

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リュックと添い寝ごはん

リュックと添い寝ごはん

リュックと添い寝ごはん

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メンバー:松本 ユウ(Vo/Gt) 堂免 英敬(Ba) 宮澤 あかり(Dr)

インタビュアー:三木 あゆみ

今年3月に高校を卒業し、10代をはじめ特に若い世代から支持を集めているリュックと添い寝ごはんが、1stフル・アルバム『neo neo』でメジャー・デビュー。バンド初のフル・アルバムは、タイトル通り"新しいリュックと添い寝ごはん"を体感できる作品になっており、夏の風景をイメージさせる横揺れでリラックスした音像の新曲が多数収録されている。松本ユウによる日常の景色を掬い取ったような言葉とメロディは、聴く者の心にスッと馴染み、暗い気分を晴らしてくれる力があるような気がする。これから、今まで以上に活動のフィールドを広げていくであろう彼らが完成させた、新たなスタートへ踏み出す一歩となる今作について、メンバーに話を訊いた。

-メジャー・デビュー決定、本当におめでとうございます!

一同:ありがとうございます!

-最初にメジャー・デビューの話が来たときはどういう心境でしたか?

宮澤:育成のときからメジャー・デビューを目標として活動していたんですけど......。

松本:言われたときは、ね。

宮澤:"まじ!? 大丈夫!?"って(笑)。

堂免:先送りになるだろうなと思っていたので。

宮澤:大丈夫かな、みたいな不安が大きかったです。

-いよいよメジャー・デビュー日が近づいているわけですが(※取材は2020年11月下旬)、実感はありますか?

宮澤:そんなに......CD出すほうが大きい気がする。

松本:メジャー・デビューするぞ! という気持ちではありますけど、変わらずやっていこうという気持ちも持っていますね。

堂免:8月のメジャー・デビュー発表のときからずっとそういう感覚だったので、今は慣れてきたとは違いますけど、ずっとそういう心持ちで来ている感じがします。

-メジャー1stフル・アルバム、聴かせていただきましたが、めちゃくちゃいい作品でした。いい意味でメジャーというものを意識しすぎずに、純粋にやりたい音楽を詰め込んだ作品にしたかったのかなと感じて。最初はどういう作品にしようと考えていたんですか?

松本:今回は"neo neo"というタイトルにもある通り、"新しい自分たち"や"これからやりたい音楽"を表現したいと思っていて、作りました。今までは結構、縦揺れの曲とかが多かったんですけど、今回は横揺れの曲や開放的な曲が多いのかなって。

-そうですよね。今作の新曲は全体的にレトロな雰囲気があって、夏感がある気がして。全体的に夏の言葉が散りばめられていますけど、これは狙っていった感じですか?

松本:夏にやりたい曲を作ってたんですけど......。

宮澤:冬に出すねっていう(笑)。

-冬になってしまった(笑)?

松本:でも、やりたかった音楽ということには変わりはないですし、冬に夏の曲を出したいとも思っていたんですよ。

堂免:たしかに。

宮澤:面白いもんね。

-また、さっき言っていたタイトルの"neo neo"についてなんですが、このタイトルに決まった経緯も知りたいです。

松本:僕たちが今作でやりたいこととかを最初に決めたうえで、タイトルどうしようと話し合いをしてたんですけど、全然決まらなかったんですよ。その中で、僕が"「neo neo」ってかわいくない?"って言ったら、いったんそれは仮で置いておこう! みたいになって。そのあともいろいろと候補を出していったんですけど、結局ここになったという。とんでもないやつもあったよね?

宮澤:途中ふざけてたもんね(笑)。

堂免:ヤバいのばっかりだった......(笑)。

松本:あのときは深夜に考えてたからね(笑)。

-そうだったんですね(笑)。

松本:それで最終的に"neo neo"は、字体に丸みがあってすごくかわいいですし、語感も良かったので決まりました。

-まさにタイトル通り、新しいリュックと添い寝ごはんを体感できる作品になっているなと思います。先行公開された「あたらしい朝」は、レトロで晴れやかなポップスですね。この曲はどういうイメージがあってできたんですか?

松本:これは、情景を先に浮かべて作ったんです。"高円寺にいる女の子"をイメージして、そこにどこか懐かしいレトロ感みたいなものも取り入れられたらなと思って、制作しました。MVもまさに高円寺で撮ったんですよ。

-MVの雰囲気もすごくいいですよね。この曲の"毎日を愉快に暮らそうよ"という言葉には心が少し軽くなるような感覚がありました。歌詞に込めた想いも教えてほしいです。

松本:この曲では日常的なことを歌いたいと思っていて。その高円寺にいる女の子の日常みたいなものを曲にできたらなというのと、自粛期間で暗い毎日だったので、それを少しでも明るくしようという気持ちも込めて作っていましたね。

-宮澤さんと堂免さんは、歌詞を聴いて何か感じたことはありましたか?

宮澤:散歩したいなって(笑)。

堂免:かわいい歌詞だなと思います。

松本:......ふたりとも大丈夫(笑)?

-(笑)あと、"冷コー"というワードが気になって。"アイスコーヒー"のことなんですね。この言葉自体はどこで知ったんですか?

松本:歌詞で見たことがあったんですよ。それで僕も気になって意味を調べて。でも全然、日常生活でも聞いたことないですし、使ったことのない言葉です。

-でも、それがこの曲のアクセントというか、いいフックになっているなと感じます。アルバムからの先行配信ということだったんですけど、ファンの方の反応はいかがでしたか?

松本:良かったよね? この曲は結構横揺れで、今までの自分たちにはないような曲調だなと自分たちでも感じていたので......。

宮澤:(反応が)怖かったよね。大丈夫かな? って。

堂免:今まで応援してくれた方々が離れていっちゃうんじゃないかって......。

-でもこの曲が出て、アルバムへの期待もさらに高まりましたよ。そして、アルバムの幕開けは「海を越えて」ですね。邦画に出てくるような夏のノスタルジックな景色が浮かぶような気がしたんですが、この曲も情景から作っていった曲ですか?

松本:そうですね。これは離島に住む男女をテーマに作りました。サウンド面は、最初は重たい雰囲気があったんですけど、"ドライブしながら聴きたくなるような曲"という方向に変わっていって。

-それはどうして変えることに?

松本:友人と旅行に行ったときに、海をドライブしながらサザンオールスターズさんの曲を流してたんですよ。そこで、"うわ、こういう曲作りたい!"って思って変えました。