Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Japanese

グッドモーニングアメリカ×ニューヨーク 座談会

 

グッドモーニングアメリカ×ニューヨーク 座談会

グッドモーニングアメリカ:金廣 真悟(Vo/Gt) 渡邊 幸一(Gt/Cho) たなしん(Ba/Cho) ペギ(Dr/Cho)
ニューヨーク:屋敷 裕政 嶋佐 和也
Interviewer:山口 哲生 Photographer:清水舞


-ニューヨークのお2人は、グッドモーニングアメリカに対してどんな印象を持っています?

嶋佐:今日の出番が本当にたまたま前後で、ライヴも観させていただいたんですけど、ご自身がライヴ中に"俺たちエモいな"って思っていたのがびっくりで(笑)。でも、袖で観させてもらっていて、本当にそれぐらいエモいなと思いました。演奏はもちろんエモーショナルなんですけど洗練されているというか。あと、すげえ楽しそうでしたね、皆さん全員。それがすごく良かったです。ライヴが好きなんだろうなと思って。

屋敷:たしかにね。毎回"DAIENKAI"の前は、アーティストの人が怖い系の人だったらどうしようっていつもドキドキしてて。だからTOTALFATさんのときも怖かったですし、ブランデー戦記さんもイケイケの若手の尖った絡みづらい人だったらどうしようとか。

たなしん:安心してください。今回が一番楽です!

屋敷&嶋佐:はははははは(笑)!

屋敷:だから今日、(たなしんさんがアメリカの)国旗を着て走り回ってる姿を見て、もう胸を撫で下ろすみたいな。

グドモ一同:はははははは(笑)。

屋敷:あ、大丈夫そう! 冗談通じそう! みたいな。今日のライヴを観て一気に虜になりました。"HEY!HEY!HEY!(MUSIC CHAMP)"とかに出て、あんま喋らんアーティストっておったじゃないですか。あの感じの人やったらどうしようと思ってたんで。いつかそういう人来そうで怖いなって考えてるんですけど。

嶋佐:そういうアーティストさんは"DAIENKAI"のオファーを受けないんじゃない?

屋敷:(笑)まぁね。OKしてくれる時点でだいぶ優しい人だとは思うんですけど。

-ニューヨークのお2人は、YouTubeで音楽関連の企画もよくされていますよね。

屋敷:好き度で言うと、僕はたぶん普通なんですよ。100万枚とか売れてるCDがゴロゴロあったときに思春期を過ごしてきたから、一般的な知識があるぐらいなんですけど、こいつ(嶋佐)がだいぶ詳しいから、知らんかったことを大人になってから知るというか。"そのアーティスト、そんなに人気あったんや"みたいな感じです。

渡邊:(嶋佐は)好きな音楽のジャンルがすごく広いですよね。

嶋佐:いやー、ありがとうございます。僕は好きなほうだったと思います。大学のときもフェスにひと通り行ったりしてましたね。"フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL)"、"サマソニ(SUMMER SONIC)"、"ROCK IN JAPAN(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)"とか。

渡邊:(嶋佐は)レコード会社の面接を受けたんですよね?

屋敷:はははは(笑)。よくご存知で。

嶋佐:すごく調べてくださってる(笑)。

渡邊:鬼越トマホークさんのYouTubeで観ました。

嶋佐:あぁ(笑)。そうなんですよ。(面接は)全部ダメで。

渡邊:それで芸人さんになったっていう。そんな音楽好きなんだ!? と思ってビックリしました。

たなしん:(屋敷は)元ADさんですもんね。

屋敷:ありがとうございます! そうです。

嶋佐:そんなに調べていただいて(笑)。

たなしん:そういうお2人とどうやってコラボをするのか? っていう話にこの後行くんでしょうね!

-(笑)その前に、嶋佐さんがそこまで音楽にハマった理由ってなんだったんですか?

嶋佐:でも、みんな聴いてませんでした? 僕等の世代って、いろいろなジャンルがボンボンボン! って出て、しかも全員結構知っていて。

たなしん:たしかに。

嶋佐:(テレビの)音楽番組もいっぱいありましたもんね。"HEY!HEY!HEY!"、"(速報!)歌の大辞テン!!"、"ミュージックステーション"、"COUNT DOWN TV"、"JAPAN COUNTDOWN"......。

たなしん:"HANG-OUT"とか。

嶋佐:あとは"FACTORY"とか。

ペギ:俺等"FACTORY"は出ましたよ。

嶋佐:"FACTORY"好きだったぁ。でもたぶん、僕は部活やってなかったんで、周りよりも暇だったんでしょうね。時間が余っていたんで周りより聴いてたんだと思います。僕等の世代はみんなバンドをやろうとしてたんですよ。部活をやるか、不良じゃないやつはとりあえずバンドやる世代というか。

屋敷:バンドが一番モテるツールではあった気がしますね。

嶋佐:そういうので音楽が好きだったのかもしれないですね。

屋敷:今って"高校生RAP選手権"とか"ハイスクールマンザイ"とか、いろいろやることあるっぽいんですけど、俺等のときは部活以外はバンド一択やったっすね。

たなしん:そこで勝ち残ってきたのが俺たちなんですよ。

屋敷:はははは(笑)。それはほんま思います。

嶋佐:ほんとそうですよ。

渡邊:そう(苦笑)?

たなしん:え、だってそうじゃない? 高校生のときに組んでさ、文化祭とかでやり始めて。

屋敷:それはマジ思います。僕等世代のバンドの人って、ほんと勝ち残った人やと思ってます。

たなしん:だからソウルは似てるってことですよね。

渡邊:求めるねぇ、共通項を(笑)。

たなしん:求めますよ! この短時間で!

屋敷:音楽との距離感は世代的に似てはいますよね、絶対。

たなしん:そうですよね。似てるなぁと思いながら聞いてました。

-世代的なところで言うと、それこそ先程おっしゃっていたCDがバカ売れしていた時代であって。

屋敷:CDが欲しかったっすもんね。

嶋佐:ブックオフとかめっちゃ行ってましたもん。250円コーナーで掘り出し物を探すとか。