a flood of circle 佐々木亮介の「ディグ・ディグ・ブルース」【第15回】
2017年12月号掲載
第15回 ザブの仕事編Episode2
今年10月22日、ロンドンのメトロポリス・スタジオ出身エンジニア=ザヴィエル・スティーヴンソン(通称ザブ)が昨夏に続いて再び単身来日した。翌日から俺たちは目黒にあるモウリアートワークスというスタジオに篭り始め、そのままほとんど一気に1ヶ月ほど作業を続けた。今これを書いているのは、彼との2度目のレコーディングを完了した直後である。
約1年振りに再会したザブは相変わらず、素晴らしいエンジニアで素晴らしい人格者で素晴らしいミュージック・ラヴァー......そして生粋のヴァイナル好きのままであった。休憩中も、味噌一でラーメンを食ってる間も、ちょっとした移動の間も、音楽の話をし続けた。あとはブレグジットや日本の衆院選の話ね......ともかくそんな彼が嘆くほどロンドンのレコ屋の数はピーク時より減っていて、かたや東京は今や世界で一番レコ屋が集まる街になった。ロンドンよりニューヨークよりベルリンより多いらしい。今回はタイトなスケジュールでのレコーディングになったからザブと一緒にレコ屋を巡る余裕がなかったのが残念だが、スタジオでザブと作業したり会話したりしているうちに俺のレコード棚には既にザブが参加したアルバムがいくつかあるということが発覚。今回は番外編的にそのレコードを紹介しようと思う(ロンドンでの話は第5回と第6回を、ザブの仕事編Episode1については第8回を参照)。
*Eraser / The Knux
兄弟でやっているラップ・グループというかバンドというか、革ジャンにフェンダー・ギターを構えながら気怠くラップする、他で見たことないスタイルの2人組、それがナックス。このアルバムにはキッド・カディなども参加している。本当にたまたまこのレコードを引っ張り出してクレジットを眺めていると、エンジニアの欄にザブの名前を発見したのだった。ザブに見せると「東京でこのレコードにお目にかかるとは思わなかった!アシスタント時代にLAでの録音に参加したアルバムだよ」と言い、すぐさまこの盤を抱えた俺を写真に撮り、メイン・エンジニアのロバート・オートンにメールしていた。5年以上も前に刺激を受けた作品がこんな風に繋がるとは思ってもみなかった。
*Too Much / Sampha
"XL Recordings: Pay Close Attention"というXLのコンピ・ボックスに収録されているサンファのこの曲は、ザブのエンジニアリングによるもの。2013年の作品。めちゃカッコいい。「サンファは今年ようやくアルバムを出したよね。でもずっと前からサイコーだったから、今の活躍は何の不思議もないよ」とザブ。そのアルバム"Process"もサイコーな内容だ。ちなみにこのコンピはXLの2014年までのオールタイム・ベストになっていて、プロディジー、ディジー・ラスカル、SBTRKT、ジェイミーXX、ホワイト・ストライプス、M.I.A.、トム・ヨーク、ギル・スコット・ヘロン、タイラー・ザ・クリエイター、ヴァンパイア・ウィークエンド、キング・クルール、アデル......というこのレーベルの尋常じゃないセンスをこれでもかと聴かせる内容になっている。
ザブと録音した俺たちの新しい作品はまだ詳しく発表できないが、まじサイコーのものが出来たことは間違いない。お楽しみに。
佐々木亮介 / a flood of circle
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