Japanese
ぜんぶ君のせいだ。
2019年11月号掲載
Member:如月愛海 ましろ 一十三四 征之丞十五時 凪あけぼの
Interviewer:吉羽 さおり
-カップリング曲「Teardust」もまた、今作にぴったりですね。
ましろ:この曲、十五時がすごく好きだよね。
征之丞十五時:はい。初めて聴いたときに、"超好きな曲だ"ってピコーン! ときて。
如月愛海:昭和かな?
征之丞十五時:メロディも好きだし、歌詞も好きだし。他の曲では自分も高いキーで歌うところもあるんですけど、この曲は、十五時は自分のキーに合ってて歌いやすくて。
-はい、十五時さんの低音がすごく効いてる。
征之丞十五時:ありがとうございます。できあがって自分の声を聴いたときに、"あれ、自分の声いいなぁ"っていう。
ましろ:良かったねぇ(笑)。2作目でそれができるのはいいことだよ。ぼのはどう?
凪あけぼの:ぼのは最初の部分を歌ってるんですけど、初めてこんな長文の英語で──
一十三四:長文!?
ましろ:ぼのには長いね(笑)。
凪あけぼの:普段言わないくらいの英文を歌ったんです。すっごく緊張しました。読み方も"これで合ってる?"とかみんなに確認したり、発音もすごく練習したりして。
ましろ:そういうのもあって、初めてみんなで歌ったとき、その部分でちょっとみんながプッて笑うっていう(笑)。
-入り口で大事なところですからね(笑)。
凪あけぼの:そうなんですよ! そこをしっかり聴いてほしいです。
如月愛海:もともとこの曲は、syvaさんが英語詞みたいな形にしたいって言っていた曲で。どちらかというと海外の曲調に寄せた曲で、それもぜん君。がここまできたからできるものだなと思います。この曲も達観したところがあって、ヴォーカルのディレクションでも、syvaさんから"遠くから見つめているように歌ってね"とか、ひとつひとつのパートで自分がいる場所が変わるような歌い方をしているんですよね。それが効いてるなと思います。耳元で言われてるような感覚だったところから、急に遠くから言われるとか。それが聴いていてめちゃくちゃいいなって。違う場所にいる感じになるんですよね。
-レコーディングをしてくれるsyvaさんから、それくらい細かなヴォーカルのディレクションがあったんですね。
如月愛海:久しぶりにそういう感じで言われましたね。
一十三四:syvaさんから抽象的なイメージで伝えられた曲でもあったんです。そういう抽象的なイメージでこちらにその表現を任せてもらえるようになったのも、今まで歌ってきたからなんだなって思います。
如月愛海:細かく作曲者からのディレクションがあっても、そこにGESSHI類さんからのぜん君。宛ての歌詞が乗るので、結局syvaさんがどれだけディレクションをしても、うちらの感情とそれが合わさる感じになるんですよね。今までは自分たちの感情のほうが大きく出ていたけど、そのふたつが今回は重なり合えたなっていう感覚です。
ましろ:「ぜんぶ僕のせいだ。」のカップリングにすごく合う曲で、とても孤独なんですよ。今までこういうかっこいいタイプのカップリング曲のときも、誰かに固執したり、執着心が強かったりする曲が多かったですけど、ひとりぼっちで孤独でいる感じも、大人になったなぁというか。バラードじゃないけど、ぜん君。にとってのバラードのように聴こえる感じがあって。
如月愛海:そうだね。
ましろ:ぜん君。は、本当にバラードがないので、その感じが新しい。最初の頃にぜん君。はバラードはできないよねって言ってたんですよ。それが近しいところまでいけて嬉しいなって。
如月愛海:あとは、こうやってよつ(一十三四)の歌で始まるかっこいい曲は「ShitEndプラシーボ」(2015年リリースの2ndデジタル・シングル)以来なのかな。「Cult Scream」(『NEORDER NATION』収録曲)のセリフとか、「ヤンデレクイエム」(『やみかわIMRAD』収録曲)とかはあるんだけど。昔は「オルタナティブメランコリー」(2016年11月リリースの2ndフル・アルバム『アニマあにむすPRDX』収録曲)とかかわいい曲で、よつが歌い出しとなるものが多かったから、「Teardust」を最初に聴いたとき、"違うグループ?"って思うくらい印象が変わって。
一十三四:それで言うと、以前は強くならなきゃいけないような時期に歌ったものって、表現も強すぎていたこともあったんですよね。そのときはそれが正解なんですけど、あとから聞くとこれは強すぎるかなって思ったりしたんです。今回のやつも、強めにというよりは、しっかりと歌ったけど、その強さが勢い任せじゃなくなったというか。
如月愛海:それがまた新鮮で。そのよつの始まりの次にくるのが、ぼののパートで、でも2番では、ぼのが先でよつがあとになるんですよね。同じふたりなんですけど、また違う感じで歌っているのが、パラレル・ワールドにいるような感覚になるんですよ。いろんな人の感情の中に自分がいる感じにもなるんです。この曲では、その感覚が好きで。
-気持ちの流れやメロディの流れはもちろん、全員がそれぞれの気配を感じながらレコーディングをしていたんですね。
如月愛海:孤独を歌っているけれど、やっぱりひとりの曲ではない、ぜんぶ君のせいだ。の曲なので。レコーディングのときはなおさらそうだし、歌詞を読んでいるときも、できあがってからも、メンバーのことを考えることが本当に多くなりましたね。
ましろ:それが当たり前にできるようになっていますね。昔は、自分のことでいっぱいいっぱいでそれどころじゃなかったんですけど。みんなで1曲を表現することに長けてきたのは感じるし、だからこそ、よりこういう曲が歌えるようにもなっているのかなって。
LIVE INFO
- 2025.08.21
-
PENGUIN RESEARCH
THE BAWDIES
TENDOUJI
YOASOBI
GANG PARADE
金子ノブアキ
KALMA
キュウソネコカミ
"LIVEHOLIC / ROCKAHOLIC Candye♡Syrup (美容室) 10th Anniversary Party"
- 2025.08.22
-
奏人心
KING BROTHERS
"WILD BUNCH FEST. 2025"
TENDOUJI
THE BAWDIES
終活クラブ
YOASOBI
JunIzawa
ナナヲアカリ
Broken my toybox
RAY
フレンズ
Rei
キュウソネコカミ
- 2025.08.23
-
PENGUIN RESEARCH
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
大森靖子
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
LOCAL CONNECT
浪漫革命
リーガルリリー
Buzz72+
Appare!
佐々木亮介(a flood of circle)
w.o.d.
Eve
マオ(シド)
- 2025.08.24
-
大森靖子
"Sky Jamboree 2025"
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
cinema staff
LOCAL CONNECT
ビッケブランカ
Eve
マオ(シド)
小林柊矢 / 心愛 -KOKONA- / 虎鷹 / 荒木一仁 ほか
- 2025.08.25
-
Hump Back
神聖かまってちゃん
THE YELLOW MONKEY
- 2025.08.28
-
KALMA
Maica_n
ビレッジマンズストア
THE BAWDIES
22/7
- 2025.08.29
-
the cabs
神はサイコロを振らない
Bye-Bye-Handの方程式
安藤裕子×清水ミチコ
そこに鳴る
ゲスの極み乙女 × 礼賛 × roi bob
[Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"]
"SWEET LOVE SHOWER 2025"
- 2025.08.30
-
Kroi
reGretGirl
ナナヲアカリ
木村カエラ / OKAMOTO'S / 原因は自分にある。 ほか
豆柴の大群
ビレッジマンズストア
アーバンギャルド
天女神樂
ぜんぶ君のせいだ。
"ナノボロ2025"
Maica_n
"RUSH BALL 2025"
ビッケブランカ
レイラ
9mm Parabellum Bullet / THE BACK HORN / ACIDMAN / yama ほか
PIGGS
eastern youth
Appare!
VENUS PETER
GRAPEVINE
Lucky Kilimanjaro / 眉村ちあき / 森 大翔
崎山蒼志
セックスマシーン!!
[Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"]
NEK!
"SWEET LOVE SHOWER 2025"
Faulieu.
- 2025.08.31
-
reGretGirl
Broken my toybox
BLUE ENCOUNT / スキマスイッチ / 家入レオ / CLAN QUEEN ほか
ビレッジマンズストア
大森靖子
"ナノボロ2025"
"RUSH BALL 2025"
HY
GOOD BYE APRIL
Nothing's Carved In Stone / Base Ball Bear / ヤングスキニー / GLIM SPANKY ほか
ぜんぶ君のせいだ。
LACCO TOWER
なきごと
四星球 × G-FREAK FACTORY
RAY
Miyuu
GANG PARADE
ONIGAWARA
伊東歌詞太郎
ZAZEN BOYS
PK shampoo
[Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"]
"SWEET LOVE SHOWER 2025"
Academic BANANA / Yeti / BACKDAV
- 2025.09.01
-
打首獄門同好会
DIRTY LOOPS
とまとくらぶ
- 2025.09.02
-
Hump Back
とまとくらぶ
フラワーカンパニーズ / Conton Candy / ヒグチアイ / TOSHI-LOW
ずっと真夜中でいいのに。
打首獄門同好会
YOASOBI
め組 / ザ・チャレンジ / NaNoMoRaL / 宇宙団
- 2025.09.03
-
YOASOBI
DIRTY LOOPS
WurtS × なとり
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.01
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号