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INTERVIEW

Japanese

9mm Parabellum Bullet

2016年08月号掲載

9mm Parabellum Bullet

9mm Parabellum Bullet

Official Site

メンバー:菅原 卓郎(Vo/Gt) かみじょうちひろ(Dr)

インタビュアー:柴 那典

-かみじょうさんはどうですか。

かみじょう:2、3人いるんですが、まずは、キャラと言っていいのかわからないけど、ベヘリットって変な卵の造形が好きで。ああいうキャラになりたい(笑)。

菅原:整形するしかないよね(笑)。

かみじょう:ある意味、人にきっかけを与えて世界観を変えるというのもあるし。あとだいたい人間って酔っ払うとああいう顔になるような気がするので。ああいうのになりたい。

菅原:なってる日もあるよ(笑)。

かみじょう:そうだね(笑)。あとはシールケという魔女の女の子がいて。たぶんガッツは後半この子がいなかったらとっくに死んでたと思うんですが、僕、魔女っていう生き物が大好きなんですよ。ガキのころは魔女になりたかったんで。僕、姉貴に懐いてたので、"りぼん"とか"マーガレット"なんかの少女漫画も読んでて心は女の子でした。だからシールケを見てると、いいなぁって(笑)。

菅原:魔女になりたい気持ちは今もあるよね。

かみじょう:あるよね。俺、未だに(魔法を)信じてるんで。ときどき、かめはめ波を出そうとしたり、"あの瓶、浮かねぇかな"とかやってる。なかなか動かないけどね。

菅原:危ないね(笑)。

かみじょう:もうひとつは卓郎(菅原)も言ったゾッドが好きですね。

菅原:ゾッド、かっこいいよね。

かみじょう:例えば"ファイナルファンタジー"に出てくるモンスターも好きなんですけど、ベヒーモスとかそういうのに似てるなって。ああいうのになりたいなって思う。いろんなものになりたい願望があるんですけど(笑)。

菅原:あと俺、"ベルセルク"に出てくる橋の騎士っていう奴も好きなんです。ズッコケキャラのおっさんなんですよ。一生懸命頑張ってるんだけど、どこか間抜けで。でも、どんな酷い目に遭っても絶対死なないの。すごくしぶとい。そいつも好きですね。

-なるほど。で、「インフェルノ」の話に戻りますけれど、歌詞はどんな感じで書いていったんでしょう?

菅原:やっぱりなんといっても曲が短いし、メロディ自体も少ないので、直球というか、シンプルな状態にしたいと思って。アニメ化されるストーリーの範囲だと、ガッツがガンガン戦ってるんですよ、ずっと。今連載されてるあたりだとちょっと小休止っぽいんだけど、アニメ化されるシーズンの内容は戦いの最中で、しかもまだ主人公がすごく迷ってるというか。それでまさにガッツが戦ってるときに頭の中で聞こえてる声みたいなものにしたいなと思って書きました。

-ということは曲にしても歌詞にしても、ある種"ベルセルク"というお題があって生まれたものだったと。

菅原:そうですね。で、そのうえで自分たちの世界からもそこまで離さないというか。やっぱりライヴでガンガン演奏したいので。

-"命を燃やし尽くせ"というフレーズは、"ベルセルク"の世界観にも9mmが歌ってきたことにも重なりますね。

菅原:そうですね。そういうふうにリンクしたかったんです。

-ちなみに、曲を作っていたタームは今年出たアルバム『Waltz on Life Line』(4月リリースの6thアルバム)と同じだったんでしょうか?

菅原:もう完全に一緒です。アルバムのレコーディングのときに一緒に録ってました。

-これはアルバムのインタビューの話と若干被るかもしれないですけれど、ある種あのアルバムも含めて、今の9mmにはすごく"リスタート"を感じるんです。事務所とかレーベルとか外的なものだけじゃなくて、内的なものも含めて、改めて軸足を定めて4人で進んでいくみたいな時期だなっていう。どうでしょう? あのアルバムを振り返って、そして今のターム、バンドというのはどういう感じですか?

菅原:いや、なんか"リスタート"という感じじゃなくて、もっと泥臭い感じですね。"これをやるんだ"っていうことを一生懸命やってるという。

-泥臭い?

菅原:泥臭いというか、必死にやってる感じでした。結果的にアルバムができあがったら、自分たちのレーベル"Sazanga Records"と日本コロムビア内のレーベル"TRIAD"とタッグを組んでやることもあって、ここからもう1回スタートだっていう感じになったんですけど。アルバムを作って録ってる間はもう、その準備をひたすらやってる感じで。だからこそ6thアルバムがリスタート的な印象を持つんだと思うし。

-作ってる渦中においては、もっとがむしゃらだったし、お膳立てはなかったと。

菅原:なかったですね。もっと迷ったり、試行錯誤してる感じでした。特に俺はそういう作業だったな。

-っていうことは、その作業の最中にひとつのタイアップの話があったっていうことですよね。その時期にこの曲を作っていたというのは、今振り返るとどういう感じでした?

菅原:そうだな......でも、あんまり変わんなかったですよ、やってるときは。アルバムの曲を仕上げるのと同じで、この曲のクオリティを自分たちが求めるところまで高める作業を、変わらずやってたという。で、もちろんタイアップの曲だからすごく磨き上げたいなとは思ってたんだけど、かといってアルバムの曲たちと比べて格別の注力をしたかっていうと、そういうわけでもなくて。ただ別モノだとは思ってたんだけど、それは収録するCDが違うだけで(笑)。