Japanese
KANA-BOON
2018年10月号掲載
Member:谷口 鮪(Vo/Gt) 古賀 隼斗(Gt/Cho) 飯田 祐馬(Ba/Cho) 小泉 貴裕(Dr)
Interviewer:石角 友香
-谷口さんは?
谷口:一番好きなのは「街色」になりますね。カップリング曲の中では、今でもたぶん一番聴くし。
-当時、"この曲はカップリングじゃねぇ!"と思ってたんじゃないですか?
谷口:当時は、気持ちのいい曲ができた、気持ちのいい歌詞が書けたなと思ってました。でも、あとになってどんどん"この曲すごい隠れ名曲やな"って感覚になってきて。この詰め込みすぎない良さというか、サウンドもそうやけど、詞において風景描写をメインにしてるっていうのが。たぶんこの「街色」を作ったときの自分の中には、その景色に対してのイメージがあって。でも、今演奏してても改めて聴いてても、その当時とは違うイメージがあるんです。踏切とか自販機とか、同じものでも今思い浮かべるものは全然違ったり。ずっと変わらないものもあるんですけど、違うイメージが生まれたりして、それが音楽のもうひとつの良さというか。絶対に変わらないものを思い出す瞬間と、当時から変わった自分をそこで見つけるっていう、KANA-BOONの曲の中ではあんまりそういう作用を生んでくれる歌詞は実はなかったりするんで。なので「街色」は気に入ってますね。
-感情としてはB面集の方がむしろ振り幅があることがわかりますね。
谷口:そうですね。その時代時代でどういうモードやったのかがはっきりわかるから。その瞬間のことをリアルタイムで出してきてるから、ちょっと恥ずかしさもありつつ。でもいいですね、自分たちが改めてこういう形で振り返ってみても思い出すものがあるし。あと、変化の度合が面白いですね。「かけぬけて」が1枚目(2013年9月リリースのメジャー・デビュー・シングル『盛者必衰の理、お断り』)のカップリングなので、"すげぇ青いなぁ"というか。"あぁ、いいバンド"って思うんですね。
-若いとか青臭いとかいうところが出発点というか。
谷口:今もほとんど変わってないんですけど。でもやっぱり、なんかちょっと誇らしくなったりしますね。このときすごく輝いてたんや、ちゃんと自分たち輝けてたんやって改めて気づけるので。
-そして現状の新曲「夜の窓辺から」は、1曲で出したいぐらいの曲じゃないですか?
谷口:そうですね。B面集の中のボーナス的新曲っていうよりは、KANA-BOONのニュー・スタンダードというか、ここからちゃんと背負っていく曲っていう意識です。
-これはいつごろできてたんですか?
谷口:これはもともと、"ただいまつり!"(2018年9月24日に大浜公園で開催する"野外ワンマン ヨイサヨイサのただいまつり!2018 in 堺")っていう自分らの野外ワンマンで鳴らしたい曲というか、"ただいまつり!"に向けてなんか新曲を持っていこうっていうところからスタートして。で、曲は完成して、歌詞もそこに向けた歌詞にしようと思って、この5年の東京での暮らしと、地元にいたころの対比みたいなのを書こうかなと。そこから歌詞を書き始めた7月の頭ぐらいにあの豪雨災害(平成30年7月豪雨)が起こったんですよね。そこで、今歌うべきことというか、今発信するべきことってなんやろ? って考えて、バンドとして今歌いたいことって何かな? っていうところで、希望とか、現状をなんとか切り拓いていくパワーを(曲に)持たせたいとか、そういういろんな気持ちがあって。だから象徴的に"雨"とか"風"ってワードが出てきたりもして。
-なるほど。
谷口:あと、自分の孤独みたいなもの――夜の孤独というか、曲を作ったりとか、歌詞を書いてる現状、それが形になって人の耳に届いたときの喜びとか、そもそも音楽を作るとはどういうことなのか、とかも歌いたかったり。大きく分けるとその3つのことをひとつにして歌ってる曲で。だからメンバーとかスタッフも最初は困惑したと思いますね。最初は"ただいまつり!"に向けて進んでたものが、形がどんどん変わっていったんで。でも、この曲ができて良かったなと思いますね。ちゃんと今、自分たちが背負うものも生まれたし、ここから"ただいまつり!"にしてもツアーにしても、一番伝えたいこととか、一番渡したいものが生まれてくれたんで。
-ギターがずっと鳴ってる感じが印象的なんですよね。それがひとつの情景を作ってて。
古賀:そうですね。この曲が持ってる芯の部分は、セッションの段階で感じてて。いつもだと結構ギター・リフとかで曲の表情を作ったり、その曲のテーマをギターで説明することが多かったりしたんですけど、これは鮪の仮歌の段階でサウンドの表情が明確にあったんで、それを支えるイメージで作っていって。録り音も素直な音でいこうと思ったので、音もそんなに詰めてないですね。ずっと弾いてるわけでもなくて、その鮪のコード感が良かったので、そこを聴かせたいなと思って。一歩引いたりとか、出るとこは出たりとか、いつもとちょっと違う雰囲気でレコーディングしましたね。
LIVE INFO
- 2025.10.08
-
THE ORAL CIGARETTES
TOKYOてふてふ
FOO FIGHTERS
Re:name × Enfants
JON SPENCER
MONO NO AWARE
ORCALAND × Gum-9
- 2025.10.09
-
キュウソネコカミ
Rei
OKAMOTO'S
終活クラブ
JON SPENCER
DOES
アイナ・ジ・エンド
感覚ピエロ
Hedigan's
Plastic Tree
羊文学
Kroi
- 2025.10.10
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
暴動クラブ × 大江慎也
Rei
SUPER BEAVER
ザ・シスターズハイ
KING BROTHERS
PEDRO
YOASOBI
moon drop
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
the cabs
WHISPER OUT LOUD
FRONTIER BACKYARD
LEGO BIG MORL
JON SPENCER
NOMELON NOLEMON
a flood of circle
DOES
水曜日のカンパネラ
FOO FIGHTERS
キタニタツヤ
たかはしほのか(リーガルリリー)
ExWHYZ
MONOEYES
藤森元生(SAKANAMON)
大塚紗英
感覚ピエロ
ZAZEN BOYS×サニーデイ・サービス
East Of Eden
アーバンギャルド
JYOCHO
羊文学
小林私
THE SPELLBOUND
- 2025.10.11
-
終活クラブ
キュウソネコカミ
トンボコープ
Appare!
cinema staff
秋山黄色
YOASOBI
moon drop
コレサワ
OKAMOTO'S
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
KNOCK OUT MONKEY
INORAN
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
KANA-BOON
ExWHYZ
FRONTIER BACKYARD
androp
カミナリグモ
brainchild's
フレデリック
envy × world's end girlfriend × bacho
"JUNE ROCK FESTIVAL 2025"
East Of Eden
Official髭男dism
藤沢アユミ
豆柴の大群
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
RELEASE INFO
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号