Japanese
SHE'S
2017年01月号掲載
Member:井上 竜馬(Key/Gt/Vo) 服部 栞汰(Gt) 広瀬 臣吾(Ba) 木村 雅人(Dr)
Interviewer:沖 さやこ
-お得意と言えばTrack.8「Freedom」も必殺技だなと。ドラムとピアノが同じリズムを刻むイントロも迫力があります。
井上:ピアノは打楽器やと思います。歌詞もまっすぐですしね(笑)。"これからどういう人生を歩んでいこう?"という18、19のころの自分を歌いました。そのころによくひとりで(海外などに)旅行に行ったりしていて、そこで見ていた景色のイメージもありますね。
木村:今回は全体的にアップ・テンポで細かいフレーズが多くて。いままではそういう曲があんまりなかったんですよ。
-この曲に限らず、様々なドラム・パターンに挑戦していらっしゃいますよね。それはデモの段階からですか?
井上:ドラムを考えるのが好きなんですよね。おまけに(デモを作る)機械やったら、叩かれへんくてもなんでもできるんですよ(笑)。どこまでも気持ちいいフレーズが作れるんですよねー......。
服部:それ、自分が叩けへんからやろ(笑)。
井上:そうそう(笑)。楽曲自体のリズムが似すぎないようにしていて。それぞれの曲のキャラクターが立っているものにしたかったんです。"これドラム叩かれへん人が作るフレーズやわ"とキム(木村)から言われることもあります。
木村:でもそれが自分にとって新しい発見になっていて。自分だけで考えるよりも幅が広がるなと思っています。
井上:キムの持っている感性を出してほしいなと思いつつデモを渡してますね。ベースとギターはほとんどおまかせで、ベースに関してはルートしか入れてないです(笑)。
広瀬:うん。死ぬほどシンプルな状態できますね(笑)。僕自身もめちゃくちゃいろいろ弾くタイプではないので、味付けと音色を考えて、しっかり支えることに徹しています。
服部:竜馬にイメージがあるときは結構はっきり言ってくるんで、それを弾いてます。例えば「パレードが終わる頃」のギターは"QUEENのBrian Mayみたいな感じで"と言われたんですけど、自分も好きなギタリストなのでオマージュ的な感じでフレーズを入れたり。そういうのも全部楽しんで、SHE'Sらしさを出せてると思いますね。
-そしてTrack.10「Ghost」は名曲ですね。SHE'Sはスケールのあるミディアム・ロック・ナンバーで最もエモーショナルな演奏をするバンドだとも思います。アウトロはいつまでも聴いていたい。
井上:ありがとうございます。やっぱりミディアム・テンポの曲がいいバンドではいたいなと思ってるんですよね。僕もこの曲は特に気に入っています。ああいうフェードアウトはやってみたいと思っていたので、栞汰に"ずっとギター・ソロ弾いて"と無茶振りをしました(笑)。人間は失ったものを追い求めるもので、その中でも僕はそういうものばっかりに目がいっているなー......幽霊よりも自分の方がふらふら彷徨った存在やなと思って、自分を亡霊に揶揄した曲なんです。空気をすごく含んだ楽曲やと思うし、それまでの流れを消すような楽曲でもあると思う。バラードは基本、ライヴでは武器だと思っていますね。
-アルバムは「プルースト」で締めくくり。クール・ダウンするような軽やかさもあり、未来へと向かう趣もあり。フルート、アコーディオン、ヴァイオリン・ソロもいいインパクトです。
井上:最後に「プルースト」がどん! と待ち構えている感がありますよね。ヴァイオリンは"入れてくれなきゃ録らない! 絶対入れてください!"と言いました(笑)。フルートもアコーディオンもヴァイオリンもデモの状態でほとんど完成していたので、それを弾いてもらいました。今回初めて、吹奏楽系の音も僕がデモで考えたフレーズを使ってもらえたんです。それは予想外でびっくりでしたね。
-井上さんのフレージング・センスが向上しているということかもしれませんね。バンド5年目にして初のフル・アルバムを完成させ、過去を巡る旅に出て未来へと向かっていく作品にもなりました。SHE'Sの歩む道にも期待が高まります。
木村:2016年はメジャー・デビューもしましたし、この1年で僕らのことを知ってくれた人がかなりと増えたと思うんですけど、アルバムなら手に取ってくれる人もたくさんいると思うし、さらにSHE'Sを知ってくれる人が増えると思っています。3月からはワンマン・ツアーもありますが、そこで2017年の自分たちが決まってくるんじゃないかなと思うので、ツアーを成功させたいです。飛躍する1年にしたいですね。
服部:これからはどんどん先を見ていかないとだめだなと思うので、期待を裏切らないようにしたいと思いますね。2016年は初めてフェスに出られたので、2017年はそこでひとつ大きなステージへ行きたいし。その次の年にはもうひとつ上のステージが待っていると思うので、どんどん先を見て頑張っていけたらと思います。
広瀬:2016年はフェスにも初めて出たりして自己紹介の年やったので、2017年は行ったるで! みたいな感じですね。2017年の次回作がいまから楽しみです。
井上:......それ俺に言ってる(笑)?
広瀬:いやいや......。そんなんいいのできるに決まってるやん(笑)!
井上:(笑)いい曲を作ります。もっといろんな挑戦をしたいですね。SHE'Sのいいところも押さえたいし、"これがSHE'Sですと言えないのがSHE'Sです"というのを強固にしたい。もっと自由に好きな音楽をやっていきたいです。
LIVE INFO
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
四星球 / ガガガSP / ハンブレッダーズ / ORANGE RANGE / ゴールデンボンバー ほか
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.10
-
SUPER BEAVER
鶴
リュックと添い寝ごはん
The Gentle Flower. / kalmia / Halujio ほか
荒谷翔大
Helsinki Lambda Club
超能力戦士ドリアン
- 2025.11.11
-
PEDRO
Lucky Kilimanjaro / the paddles / Chilli Beans.
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
- 2025.11.13
-
MONOEYES
ザ・クロマニヨンズ
PEDRO
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
YOASOBI
syrup16g × ZION
超☆社会的サンダル
さとうもか
Tempalay
キタニタツヤ
Rei
片平里菜
ドミコ
NEE
amazarashi
PENGUIN RESEARCH
Hump Back
- 2025.11.14
-
コレサワ
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
SCANDAL×ハク。
CVLTE
Rei
フレデリック
WurtS
超☆社会的サンダル
NANIMONO
go!go!vanillas
FINLANDS
EASTOKLAB
フリージアン
ゴホウビ
緑黄色社会
- 2025.11.15
-
MOS
チリヌルヲワカ
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
the paddles
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
Cody・Lee(李)
SCANDAL / 水曜日のカンパネラ / YONA YONA WEEKENDERS / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
YOASOBI
PIGGS
eastern youth
wacci
TOKYOてふてふ
超能力戦士ドリアン
ExWHYZ
CNBLUE
SPRISE
UVERworld
meiyo
Mrs. GREEN APPLE
フレデリック
ズーカラデル
ビレッジマンズストア
WurtS
すなお
NEE
暴動クラブ
崎山蒼志
フラワーカンパニーズ
リーガルリリー
THE BACK HORN
YJC LAB.
くるり
Nothing's Carved In Stone
"氣志團万博2025"
9mm Parabellum Bullet
INORAN
moon drop
PENGUIN RESEARCH
- 2025.11.16
-
SUPER BEAVER
LUCY
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
chilldspot
LiSA
秋野 温(鶴)
セックスマシーン!!
MOS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
Lucky Kilimanjaro
離婚伝説
YOASOBI
浪漫革命
BLUE ENCOUNT
Dios
超能力戦士ドリアン
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
osage
CNBLUE
UVERworld
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
NANIMONO
brainchild's
Cody・Lee(李)
Mrs. GREEN APPLE
Bye-Bye-Handの方程式
ザ・シスターズハイ×猫背のネイビーセゾン
eastern youth
Laura day romance
FOUR GET ME A NOTS × FILTER × THE LOCAL PINTS
ガガガSP / 打首獄門同好会 / bokula. / 日食なつこ ほか
Base Ball Bear
ぼっちぼろまる
ネクライトーキー / KANA-BOON / フレデリック / 夜の本気ダンス ほか
androp
"氣志團万博2025"
People In The Box
9mm Parabellum Bullet
wacci
- 2025.11.17
-
toe / LITE / ADABANA
SEKAI NO OWARI
- 2025.11.18
-
LITE
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
SIGRID
さとうもか
Tempalay
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
SEKAI NO OWARI
森 翼
東京スカパラダイスオーケストラ
RELEASE INFO
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.08
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.22
- 2025.11.26
- 2025.12.03
- 2025.12.05
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号



















