Japanese
空想委員会
2015年12月号掲載
Member:三浦 隆一(Vo/Gt) 佐々木 直也(Gt) 岡田 典之(Ba)
Interviewer:沖 さやこ
-会いに行ったことはないですけど(笑)、会いに行きたい気持ちはわかるタイプです。メールはしてしまうかも。
三浦:なるほど。やっぱり俺は完全に女子じゃないから――。
佐々木:"完全に女子じゃない"って"半分は女子"ってこと(笑)?
三浦:(笑)やっぱり誰しも女性の性質はある程度持ってると思うんですよ。僕は会いに行くかな......と思ったんですよね。元カノも別れたあとにこういうことを思ったと話してくれたんで。
-女性の未練を描くのは新鮮な視点だと思いました。この世には女性の失恋ソングは多いですが、失恋を経ての未練を歌う女性はあまりいないので。
岡田:うんうん、確かにそうですね。空想委員会も「上書き保存ガール」(2010年リリース自主制作盤 第1弾『回顧録』収録)という曲を作ってるくらいなので、世間一般的には女性と言えば失恋したらすぐポーン!と次に行っちゃうイメージはありますから(笑)。これはあえて未練を歌うという、面白い視点だなと。
-「私が雪を待つ理由」は終わった恋の続きを始めようとしていて、「僕が雪を嫌うわけ」は終わった恋を最初からやり直したいと思っている気がしたんですよね。そこにも男女の差が出ていて面白いなと思いました。
三浦:お! それはいいコメントですね。男は"後悔があるからもう1回やり直したい"って言うけど、女性は未来を見てますよね。「僕が雪を嫌うわけ」で"嫌い"と言っているのは後悔ですし、「私が雪を待つ理由」は待ってますもんね。確かに対比してますね。
-「私が雪を待つ理由」の"あなたは覚えてますか?/それとも忘れましたか?/今でも私を嫌いなままなんでしょ?"という気持ちのせめぎ合いや素直になれない感じはリアリティがあって。
佐々木:あ、これは僕が空想委員会史上1番好きな歌詞です! このメロと言葉が合いすぎていて、すごく好きなんですよね。まだ仮の段階でこの歌詞だったんですけど三浦君に"絶対これだけは残して!"って頼んで。
-メロディの力に加えて、この曲にはストリングスが入っていて、それが曲の空気をさらに引き立てていますね。
佐々木:ストリングスいいですよね~! もともとはストリングスを入れる予定はなくて全部アコギで作ってアレンジしたんです。レコーディングが終わってから"ストリングス入れてみない?"という提案をいただいて"えっ、そんなことできるの? やっていいの?"って。もともとストリングスの入った音楽は好きだし、今後やってみたいというのはずっと思っていたので、このダブルリード両A面シングルというタイミングはばっちりだなと思ったんです。新たな挑戦だったし、できあがってみたら"マジでいい!!"って気持ちになったし。ストリングスがよりこの曲を引き上げてくれた実感はあって。最初聴いたらみんな驚くかもしれないですけど、多分好きになってくれると思います。
-イントロのストリングスを聴いたときに壮大なバラードなのかと思ったんです。そしたら軽やかな楽曲へとたちまち変貌したのは嬉しい誤算で。空想委員会がストリングス、というだけでなく、この世に存在するひとつの楽曲としても新しさのある曲だと思いました。加えてこれだけの華やかな上モノがあってもみなさんのフレーズはちゃんと効果的に響いてくる。みなさんがプレイヤーとしての階段を上っているからこそだなと。
全員:おお~!
-カントリー調のギターも気持ちいいですし、ギター・ソロも明るい雰囲気を持ちながらちょっぴり切なさが匂うなと。
佐々木:俺は毎回自分のギターが好きなんです。それはすげえいいことだなと思って。聴いてて"このギター弾いてるやついいな!"と思うんですよね(笑)。毎回そう思えるものを作ろうとしてるんです。だからギター・ソロとかイントロは、1回フレーズを作ったら必ず1日寝かすんですよね。スケジュールが詰まってるとなかなかできないんですけど、できる限りその次の日に聴いて客観的な視点を取り入れるんです。そういう工夫をいろいろしているんですけど、このソロとイントロは"めっちゃいいな!"ってやっていてテンション上がりましたね。
-三浦さんの歌い方もとても優しくて。
三浦:そう!! だいぶ優しいですよね。初めて座ってレコーディングしたんですよ。ガッと声を張って歌う曲ではないので、エンジニアさんが"これは座って歌ってみたらいいんじゃない?"とアイディアをくださって。
佐々木:やっぱりエンジニアさんはたくさんレコーディングを経験してきて、その中から生まれるアイディアを教えてくれたりするので。すごく合っていたし良かったなと思いました。だって"座って歌ってみようか"なんて発想にならないもんね?"座ったら力入らなくね?"って思うもんね?
岡田:うんうん、そうだよね。今回でそういうのもアリなんだと思いました。
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