WHITE ASH 剛の「音楽通になりたい」vol.3
2015年03月号掲載
vol:3 音楽の在り方について考える
3月の卒業式に向け練習しているのだろう。
ふと学校の前を歩けば、合唱が子守唄の様に聴こえてくる。
決してグルメではないが、普段からケレン味のない曲をケミカルな曲で中和しながら味わう僕にとって、
合唱の言わばそれは純度100%の果汁。
甘さを通り越してもはや甘酸っぱく感じるのは、僕の舌先がそこに青春を感じているからだろう。
しかし、例えスラッシュメタル命のギタリストにしても、
ボブマーリー命のレゲーマンにしても、
偉大なロックスターにしても、
合唱というものを決して不快に感じたりはしないだろう。
それは紛れもなく、誰しもが同じようにあの時あの場所で"卒業"を迎えたからである。
言うなれば人生とは些細でも卒業を繰り返していくものでもあると思っている。
期せずして僕も毛染め卒業を迎えようとしているが、
当然一時のものであるだろうからその話は置いておいて......
例えば、ファッションと音楽の一番の違いは、卒業した後またそこに戻るか戻らないかの違いであるように思う。
ファッションも音楽も趣味が変われば当然同じように変わるが、
かといって、過去のファッションを今身に付けられるだろうか。
流行りのファッションをその時その時身に付けていたいと思わないだろうか。
しかし、それに比べて音楽は良くも悪くも、聴く+身に付けるものになった事で、いつでも戻ろうと思えば簡単にその時代に戻る事が出来る。
言うなれば、手軽に遠い過去への接触、移動が可能であり、それが音楽の最大の魅力だと思っている。
それに、人には出会いや別れがあるが、
音楽というものはいつもそこにあって、決して裏切る事はないのだ......。
人生とは通ってきた道に置石をするかの如く、心の中にある何かをひとつずつ捨てながら歩んでいくものなのだとしたら、
尚更、音楽というツールは未来ではなく、現在でもなく、
過去に戻れるツールとして重宝され続けるだろうと思う。
少なくとも僕は、あのくすぐったくもある透き通った合唱の歌声を聴いて、音楽の在り方というものを考えてはみたものの、
酸っぱすぎるのも嫌だなと、
ケミカルブラザーズをかけながら思うある日の午後なのでした。
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