WHITE ASH 剛の「音楽通になりたい」vol.10
2016年05月号掲載
Vol.10 モンストとバンドについて考える
半蔵門でラジオのレギュラーを終えた後、そこにすら行けぬ二軍の代打止まりくらいの気に掛け方でふと言葉が風を伝った。
実は今日が桜の見頃のピークであるらしい。
千鳥ヶ淵のすぐ側にいながら、一端の大人二人が携帯アプリの話で盛り上がっているなど、
考えてみればクリスマスに男だらけのティラミスとさして何も変わらないわけだが、仕方がないのだ。
何年か前から運命の人は恐らく何処かで事故ってるのだろうと思うようになっていた上に、
取って代わったこの携帯アプリは、今まで希薄であった程よい緊張と緩和を味わう事が出来るとあらば、愛し尽くす他に余裕など無い。
と、勘違いされぬ程度にお伝えしておきたい。
そう。それこそ噂の"モンスターストライク"であるが、
アルバムが発売され早一ヶ月以上。
バンド史上最長とも呼べる五月からのツアーに向けて準備に入るかと思えば、
連日レコーディング詰めであるし、
マネージャーからは『大至急!スタジオに』と言われ、駆け込んだ先でマルチプレイを促される始末。
それこそ本当の緊張と緩和であるが、
仕事にもクエストにもどっと追われる日々が続いているのである。
子供心を忘れない常識人こそ最強だと思ってはいたが、まさしくモンストのクリエイティブチームがこれである。
その凄いところは、完璧なキャラクターを作らない事であったり、クエストによって適性キャラクターが異なる事であったり、
輝ける場所がどこかしらにあって、キャラクターの弱点を他のキャラクターで補い合わなければ結果勝利はなく、
そして、肝心の回復アイテムは完全に運に左右されているという、
だからこそ常に緊張感の中でプレイが出来るのは経験と知恵の賜物だろうか。
だからこそのマルチプレイ。
もはやバンドと何も変わらない。
バンドだって、クリエイターとして、
大人の階段と同じくらい子供の階段も上るべきである。
山さんが地雷に突っ込むような俳句で滑っても、のび太が適当なフォローで余計なダメージを避け、彩さんの寡黙な一言で場面を締める。(ボスを倒す。)
小さな携帯画面の中に広がる智謀戦に
忘れかけていた子供心に火が付くのも無理はなく、
もはや職場とも学校とも区別のつかぬ環境で、明らかにチーム感は増すばかり。
勿論、活動においてもその影響はあって、引っ張るのは携帯画面の中だけではない。
ライブにおいて誰かが足を引っ張れば、
もしくは自分が足を引っ張らないようにと、
今までは黙々とプレイするだけで、
自分の中には緊張感しかなかった。
しかしモンストを始めてからというもの、今まで以上に他のメンバーを気にするようになったし、
引くとこは引く、出るとこは出るという緩和を含んだマルチプレイが少しずつ成されてきているような気がしている。
バンド自体が今作を通じてライブモードにシフトしたが故に、一本のライブの中にも緊張と緩和を。
そういうメリハリの利いたツアーになる事を願っているし、リスナーの皆さまには是非引き続き楽しみに待ってて頂きたいと思っている。
桜が散ってもうすぐ五月。
ここまでつらつらと平静を装ってはいるものの、
そろそろレギュラーに昇格したいよ、
一端の大人だものと、
小声でモンストに投げかける今日この頃なのでした。
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