WHITE ASH 剛の「音楽通になりたい」最終回
2017年03月号掲載
三月になり、春の息遣いが一層深まる中、学生は卒業式や新生活に向けての準備に、そして会社員の方々は新年度に向けて慌ただしい決算時期など迎えているそんな折に、淡々と、そして静寂に、真っ白に燃え尽きようとしている僕のコラム。
スロースターターで行動音痴な僕が、十五回も自身の冠でコラムを続けられた事が、ある種奇跡なのではと思いながら、それでも明日のためにとあくせく書き連ねて早二年半、
長らく掲載、そして閲読頂いたこのコラムも遂に今月で最終回となりました。
残念と感じて下さっている方が一人でも居るなら、このコラムを続けてきて良かったと、
そっと胸を撫で下ろしたい、丹下ではない方の自分がいます。
回を追うごとにクオリティ落ちたなとか、結局音楽通になりたいとか言いながらバンド解散するやんとか、果たして何を伝えたかったのかとか、あくせく人の妄想にとらわれながら、最終回をどう書き連ねていいのか最後の最後まで考えあぐねている実際のところの僕ですが、
兎にも角にもこのコラムに関わって下さった全ての皆様にまずは感謝の限り申し上げます。
本当に本当にありがとうございます。
とは言いつつも、本当の事を言うならば卒業なんてない。あくまでひとつの区切りとか形式ばったものでしかなくて、そう思う方が良いに決まってるんです。
きっと音楽やバンドにおける本当の卒業って、その人自身が音楽そのものから離れる事であって、あくまで僕のこれからの生き方を考えると、むしろ永遠に卒業する事はないでしょうし、メンバーそれぞれの生き方もそう願いたいと思うばかりです。
僕にとってみるとそれが言わば通でこそあって、このコラムを立ち上げた僕自身の使命でもあるのかなと。
だから通とはきっと人生をかけてそれに捧げる事であると、綺麗事のようですが言わせて下さい。
多分何事もそうですが、
完成だと思えば完成だし、完成などないと思えば永遠に未完です。
その人の心次第で生き方は決まるように、
あくまで僕というひとりの人間の考え方で捉えるならば後者、バンドにおける自分、ドラマーとしての自分、歩んできたすべてにおいて自分はまだまだ未完で、
そう信じてるからこそ続けられるし、高められる気が致します。
今の自分ではここまでしか出来なかった。
心の中ではもっと行けるはずだけれど、与えられた時間の中でとりあえずここまで出し切った。
多分それで良いんだと思います。
一回一回どう書こう、その時その時色んな事を考え、書き連ねて来ましたが、
僕は音楽が好きだから考える、だからその結果もっと好きになる。
考える事と、好きである事。
多分この二つが持ちつ持たれつバランスを取り合う事で考え方や可能性、そして技術は飛躍していくんだって、
それが結果として誰かの役に立てばひとつの成功であって、
シンプルに事の根本ってそういう事の積み重ねでしかない。
難しい理由なんてない。
音楽が好きだったからこそバンドに巡り会い、
メンバーに巡り会い、スタッフに巡り会い、そして応援して下さった皆さんに巡り会い、バンドがあったからこそ今の自分があって、これからの自分もあって、
好きという範囲はどんどん活動を通して広がっていったし、
好きだからこそこれからも向き合い続けなければならない。
と言うよりも向き合い続けたい。どんな形であれ。
という事を一先ずという名の最後に言いたかったです。
やらなきゃならん事はとにかく沢山ある、
と思えばそれもまたひとつの幸せと言いますか、
そう思ってナンボかなと。
きっとまたどこかでお目にかかれる事と信じながら、今後も僕自身に広がる音楽を粛々と磨いていけたらと思っております。
なので僕自身は燃え尽きません。
とりあえず一区切りという事で、今まで長らくお付き合い下さり本当にありがとうございました。
今後ともよしなに。
それではまた会う日まで。
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