Japanese
WHITE ASH
2015年08月号掲載
Writer 石角 友香
すでに今夏のフェスでのアンセムとして耳にした人もいるであろう、新曲「Insight」を含むダブルAサイド・シングル『Insight / Ledger』が8月5日にリリースされる。しかもトータル4曲収録という、ちょっとしたミニ・アルバム並みのヴォリュームで彼らが示唆しているのは"正義と悪"、"光と影"、"感謝と憎悪"といった二面性だ。しかもそれらに通底しているのは、日常よりは少しハードな"戦い"のイメージ。そこは今年の3月にリリースされた3rdフル・アルバムである『THE DARK BLACK GROOVE』の世界観を踏襲しているかもしれない。まず「Insight」はオンエア中の"GATCHAMAN CROWDS insight"オープニング主題歌で、5thシングル「Crowds」の起用から二期連続での抜擢となった。6月に下北沢LIVEHOLICのこけら落とし公演でもアンコールに披露してくれたのだが、打ち込みのシャープなシーケンスで幕を開けるイントロダクションはもちろん、ひたひたと迫るような地メロから、突き抜けるサビという王道パターンの中にも、より研ぎ澄まされた4人の音、そして有機的に作用するシーケンスが、"洞察"を意味するこの曲の深度をさらに説得力のあるものに着地させている。そしてこの曲と対照を成すような「Ledger」はイントロからして、暗闇のスラムか中世の城を歩くような不穏さが立ち込め、歌詞の主人公も悪魔の魂を売り払ったような残酷さ。そのニュアンスをのび太(Vo/Gt)の地声とウィスパーをダブルで録るという手法は、1曲の中にも人間の二面性を表現しているだけでなく、聴感的にも鳥肌が立つような効果を発揮しているのだ。
この2曲だけでも十分、ブラッシュアップしたサウンドとアレンジで人間の二面性を堪能できるのだが、今回、このシングルのコンセプトを強固なものにしているのが、恐らくWHITE ASH史上、バラード以外で最も遅いBPMの「The Phantom Pain」だろう。巨人がのし歩くような剛(Dr)と彩(Ba)が作り出すビートのヘヴィネス、テクノのビープ音的な効果音をギターで作り出す山(Gt)さん、スロー・テンポのナンバーでも歌声の色と感情で聴かせるのび太の新しいヴォーカリゼーションと、ここにはWHITE ASHの今のセンスが凝縮されている。
因みにこの曲は9月2日に全世界で発売される"METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN"のタイアップ・ソングとして起用されており、このヘヴィなサウンドが全世界で話題になることにも期待が募るが、引き続き情報を待ちたい。
そして暗闇の世界のままで閉じないのがいかにも彼ららしいところで、ラストには、エモを基本にしたメジャー・キーの大きなメロディを持ったミディアム・チューン「Aurora」を配している。常に見えるわけではないオーロラに、戦い続けるものだけが出会うことのできる素晴らしい光景を重ね合わせているような美しい英語詞もじっくり堪能して欲しい。ベーシックにはソリッドなリフと緩急の効いたアンサンブルがあるWHITE ASHが、『THE DARK BLACK GROOVE』で聴かせたその名の通りの音楽性に加えて、今回はブライトネスとヘヴィネスの両極に振り切った楽曲を提示してきたことは興味深い。特にヘヴィなナンバーでも、どこかハイパーな印象をシーケンスやヴォーカルで表現していることに、タイトで削ぎ落とされたステージのみならず、この4人ならではのスケール感を備えたものへの変化を期待してやまない。サウンドのカタルシスで言えばMUSEの新作『Drones』にハマっているリスナーにもオススメしたい、そんなダイナミズムのあるシングルなのだ。
WHITE ASH
7thシングル
『Insight / Ledger』
[Vap]
2015.08.05 ON SALE

【期間限定 ガッチャ盤】
VPCC-82332 ¥1,296(税込)
※アニメ"GATCHAMAN CROWDS insight"オリジナル・ジャケット仕様
amazon | TOWER RECORDS | HMV
1. Insight
2. Ledger
3. The Phantom Pain
4. Aurora

【通常盤】
VPCC-82333 ¥1,296(税込)
※『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』巻き帯仕様
amazon | TOWER RECORDS | HMV
1. Ledger
2. Insight
3. The Phantom Pain
4. Aurora
※ガッチャ盤と通常盤では収録曲順が異なります。
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