WHITE ASH 剛の「音楽通になりたい」vol.14
2017年01月号掲載
このコラムが読まれている頃にはまた新たな年が明け、思い思いの新年をスタートさせている事と思います。
今年も無事一年を終える事が出来、そして新しい年をこうして迎える事が出来たと感謝する事はまさに明日がある事への喜びといいますか、
厳しい時代を生き抜いて来られた先人の方々と全く同じ感覚なのかなと常々感じています。
長い目で見据えて社会を生きる、自己形成、夢の実現とか色んな事があるけれど、結局バンドを始めて今年で十年、ただシンプルに一日一日を夢中に生きてきただけ。
その連続で、一年の終わりにこうして去年も色んな事があったなと振り返る。
だから気付けばもうこんなに歩き続けてきたのかと思う。
あの時その時の後悔は当然ありながらも、着地するのは今年もなんやかんやありながら楽しい一年だったなという事。
それでいいのかはわかりませんが、それでいい気もするというか、どちらにしても前へ進まなくてはならない。
今はそんな気持ちで今年も頑張ろうと思う自分がいます。
2016年はバンドにとってライブイヤーでした。
上半期には最長十七本というワンマンツアーを敢行し、そして下半期のちょうど先月、年間二度は初となるワンマンツアーを終えたばかりで、年の瀬でありながら何だかシャボン玉みたく浮ついた日々を送っています......。
忘年シーズンはどこもある意味そんな感じなのかもしれないですが、自分にとってはそれだけ最高のツアーだったから、ずっとあの余韻に浸っていたい気持ちでまだ未練じみているのかもしれません。
遊びにきてくれた皆さん、そしてスタッフ、関係者の方々には本当に感謝の限りです。
ありがとうございました。
今年は、バンドはライブで生きて行くんだと実感した年というか、
自分の中ではより音楽性を高めたいが故に作品主義に気持ちが傾く事もあったし、自分という価値や曲そのものの価値を引き出そうともがいてた気持ちも恐らくあったけれど、
一点物というライブの中で、皆と一緒に作り上げる一体感の高揚にきっと勝るものはないし、
曲を最高の形で聴かせる事、そして忘れられない場所にしようと自分の最大限のパフォーマンスをもって皆さんの為に奉仕する事、
そんな気持ちの方が近年のライブの環境下では強くなっていって、それが自分の中での自然体でもあったし、何より楽しかった。
失ったものもあるけれど得たものの方がずっと大きい。
遡るとこう色んな事をやってきたけれど、最終的にはやっぱり現場で感じる事が一番なんだと、またここに戻ってくる事が出来て本当に良かったと改めて思っています。
だからこそのシビアな現実というものも見えてきますが、
それと対峙して初めて本当のバンドの強さは生まれてくるものだと思わされたし、
超えていかなければならない自分への課題も沢山見えてくる。
こうして一年を終えて、ライブによって色んな事を考えさせられ、2017年の勢みにしていきたいと思う自分がいて、今年も幸せな一年だったと思う他はない。
そんな繰り返しと向上が何とも心地良いんですね。
というわけで2017年も皆さんにとって良い一年になりますように。
本年もどうぞ宜しくお願い致します!
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