Japanese
空想委員会
2015年07月号掲載
Member:三浦 隆一(Vo/Gt/委員長) 佐々木 直也(Gt) 岡田 典之(Ba)
Interviewer:沖 さやこ
-Track.3「まがいラブ」はラップ調の部分があったり、「八方塞がり美人」(※2014年6月リリースのフル・アルバム『種の起源』収録曲)のMVに出演したモデルのアリスムカイデさんがコーラスに参加していたり、遊び心満載だと思いました。ベースも音色豊かで。
岡田:これは結構リズムも独特で、音もへんてこりんという、空想委員会らしい曲で。ちょっと変化球みたいな感じなので、ベースもちょっと遊んじゃいました。あんまり使わない手法なんですけど、「八方塞がり美人」でも使ったりしています。
佐々木:初のゲスト・コーラスで。アリスムカイデさんには"ノーセンキュー"の部分とラストサビの上の部分を歌ってもらってます。三浦君が"ノーセンキューの部分が女性の声だったらリアルだし面白いかもね"と言ったのが発端で。それで"ノーセンキュー......誘いを断る......キャラ的にアリスムカイデ合いそう!"と思ってお願いして。ラップの部分は僕と岡田君のふたりでサングラスしながらレコーディングしました(笑)。
岡田:(笑)本当にそうやってレコーディングしたんですよ。楽しかったです。
佐々木:苦しいこともたくさんあったけど、やっぱり新しいことをやるのは楽しいよね。
三浦:この曲は"恋愛に絶望した"という自分のまんまを書いた歌詞になって。"なんも知らねえくせして、おめでたいやつだな"と客観的に歌う、ということはやったことがなかったので。新たな手法を今回はたくさん用いましたねー......。
佐々木:そうだね、"サビは3回にしよう"とか、いろんなことを意識してやったよね。最近ずっと聴いてて、このCDやべえな!と思ってます。完成して、いろんな人のところに広がって......今回は特に、タイトルの"GPS=グローバル・ポジショニング・ソングス"の通り、聴いてくれた人に向けての歌なので、どういう反応があるのかなって。今はわくわくしかないです。
-恒例にもなっている、アルバム各曲のフレーズを使って作られる佐々木さんのインスト曲であるTrack.5「NAVSTAR」も、今回はイントロの雰囲気が新鮮でした。
佐々木:今回も全曲のリフをつまんで作ったので、アルバムの雰囲気に寄せられるというか。最初のアルペジオから始まるのも、最初にテンポだけ決めて"インスト作るか~"って最初に弾いたのがあのフレーズなんです。その瞬間にあそこだけ決まって、そこからどんどん広げていって。『GPS』に暗いというイメージはほぼなかったので、軽快で爽やかなインストになりました。これを聴いてまたアルバムを聴いたら、"あ、このリフはこの曲で弾いてるんだ"って隠し味があると思うので。
-佐々木さんのインストが入ることで、アルバムの説得性が増すなといつも思っていて。
佐々木:あ、ありがとうございます(笑)! インストはいつもSEにしてるので、今回はライヴも意識して。できた翌日に岡田君が"やべ! これマジやべえ!"ってずっと言ってて(笑)。
岡田:できた曲は共通のネットワーク上にアップするんですけど、このインストがアップされた翌日の移動のときから、この曲でライヴにどう入っていくかをずっとイメージしてました。聴いてすぐに"これをSEにして早くライヴがしたい!"と思って。聴いててわくわくしました。
-ミドル・テンポのTrack.8「拝啓、我執」のギター・ソロも素晴らしいですよね。佐々木さんらしいというか、こういうソロで輝ける人なのではないかと思って。
佐々木:ありがとうございます、これはベスト・ギター・ソロだと思います! まず、小節が過去最高に長いし、テンポも遅いんで"絶対できない!"と思って最初は嫌だったんです。でも難しいなと思いながらも、やってみたらできたな......という感じで。ギター・ソロはミドル・テンポの方が弾きやすい......というかギターが歌いやすいですね。だから得意分野といえば得意分野なんですけど、長いんで、いろんなバンドのギター・ソロを聴きました。でもやっぱり、1番しっくりくるのはギターで歌う感じのソロ。そういうものが好きだったので、そこを意識しつつ、言葉が入ってもいいものにしたいなと思って作りましたね。
-『GPS』は苦しむほどの努力と積み上げた歴史と、何より音楽を楽しむ心の賜物ですね。ここからライヴも変わっていくだろうし、できることも増えていくでしょうし、これからの空想委員会がもっともっと楽しみになりました。
三浦:この曲たちが歌えることで、昔の曲も多分変わると思うんですよ。歌い方も変わるんじゃないかな。
佐々木:何本もツアーやって、ライヴやって、お客さんとの関係性も徐々にできてきたからこそできたと思います。経験が生んだミニ・アルバムだなって。これから、よりお客さんひとりひとりとの距離が近くなるんじゃないかな......と思いますね。
LIVE INFO
- 2024.12.22
-
ExWHYZ
ストレイテナー
back number
Helsinki Lambda Club
tacica
シノダ(ヒトリエ)
上白石萌音
フィロソフィーのダンス
Lucky Kilimanjaro
大森靖子
あいみょん
WONK
Aooo
People In The Box
ザ50回転ズ
Homecomings
DOES
怒髪天
"MERRY ROCK PARADE 2024"
ずっと真夜中でいいのに。
majiko
ゴホウビ
miida × stico
さめざめ
小林柊矢
TK from 凛として時雨
adieu(上白石萌歌)
MyGO!!!!!
PEOPLE 1
新しい学校のリーダーズ
LEEVELLES × 名無し之太郎
- 2024.12.23
-
DOES
Cody・Lee(李)
LiVS
ドレスコーズ
Cody・Lee(李)
RAY×BELLRING少女ハート
坂本慎太郎
原因は自分にある。
東京初期衝動
- 2024.12.24
-
羊文学
川上洋平([Alexandros])
藤巻亮太
ポップしなないで
CIVILIAN
Plastic Tree
yama
- 2024.12.25
-
UNISON SQUARE GARDEN
原因は自分にある。
ExWHYZ
サンドリオン
川上洋平([Alexandros])
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
シノダ(ヒトリエ)
ずっと真夜中でいいのに。
- 2024.12.26
-
BiS
いゔどっと
優里
Cwondo
LACCO TOWER
ネクライトーキー / kobore
UVERworld
Dannie May
- 2024.12.27
-
いゔどっと
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
優里
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
賽
Devil ANTHEM.
"TOKYO COUNT DOWN 2024"
ネクライトーキー / 3markets[ ]
ビッケブランカ
ExWHYZ
煮ル果実
神聖かまってちゃん
SANDAL TELEPHONE
ウソツキ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.28
-
CENT
ザ・クロマニヨンズ × go!go!vanillas
the paddles
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
ADAM at
TENDOUJI
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
鯨木
Homecomings
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
モノブライト
BiS
THE YELLOW MONKEY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI / PIGGS / Wang Dang Doodle / ゆっきゅん
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.29
-
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
ADAM at
DIALOGUE+
Aooo
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.30
-
Dragon Ash × The BONEZ
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.31
-
Nornis / ROF-MAO / 葛葉 ほか
"第8回 ももいろ歌合戦 ~愛の大晦日~"
フラワーカンパニーズ
FINLANDS
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
大森靖子
9mm Parabellum Bullet×アルカラ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2025.01.03
-
JIMMY EAT WORLD
- 2025.01.04
-
私立恵比寿中学
RAY×BELLRING少女ハート
いゔどっと
sajou no hana
PRIMAL SCREAM / ST. VINCENT / JIMMY EAT WORLD ほか
- 2025.01.05
-
RAY×BELLRING少女ハート
PRIMAL SCREAM
Base Ball Bear
WEEZER / MANIC STREET PREACHERS / DIGITALISM ほか
PIGGS
- 2025.01.06
-
THE JESUS AND MARY CHAIN
- 2025.01.07
-
WEEZER
PRIMAL SCREAM
GANG PARADE × 寺中友将(KEYTALK)
レイラ
- 2025.01.08
-
あいみょん
MONOEYES ※振替公演
WEEZER
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2024.12.25
- 2024.12.26
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.01
- 2025.01.06
- 2025.01.08
- 2025.01.10
- 2025.01.12
- 2025.01.14
- 2025.01.15
- 2025.01.17
- 2025.01.20
- 2025.01.22
- 2025.01.24
- 2025.01.29
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ST. VINCENT
Skream! 2024年12月号