Japanese
ハルカトミユキ
2015年05月号掲載
Member:ハルカ (Vo/Gt) ミユキ (Key/Cho)
-たしかに、11月のワンマンではハルカさんは曲によってはハンドマイクで歌っていたりしていましたね。ハルカさんの意識が言葉よりも歌に、音楽に向いていっているなって思いました。目に見える文学的な側面だけじゃなくて、目に見えない言葉の音楽的な側面......つまり"歌"そのものに、いろんなものを託し始めている気がしたんです。
ハルカ:うん......言葉が重要だっていうことに変わりはないですよ。今までよりももっと言葉が大事だと思ってるくらいに。短歌もまた書きまくってるし。でも、今までは"書いた歌"と"歌う歌"が別の次元になっちゃっているような感覚はあったかもしれない。それが今は、言葉が、歌うっていう行為と結びついて、すごくフィジカルなものに感じる瞬間がある。言葉と歌が繋がったというか、ひとつになった感じはありますね。
-先ほどミユキさんの話にあった、80'sの要素を始めとして、この1年の間に見出したミユキさんの音楽的な芯っていうのは、ハルカさんにとってもしっくりくるものだったんですか?
ハルカ:全然(笑)よくわからない(爆)。Freddie Mercury(QUEEN)にBoy George(CULTURE CLUB)にGeorge Michael(WHAM!)ですからね。ミユキはフレディの似顔絵描きにハマってましたし。それ音楽じゃないですから(笑)。でも、ミユキが明らかに変化していて、ミユキからどんどん新しい提案があって、それはかなり強い刺激になりましたね。自分もやらなきゃって思えたし、歌詞へのアプローチが変わるきっかけを与えてくれたと思いますね。それは、今回の作品に繋がっていくきっかけですね。
-去年のワンマンでの「フラワー」を含めたいくつかの新曲たちと、今日、ミユキさんの口から出た"80's"っていう言葉から、"ダンス"というワードを思い浮かべていたんですね。
ミユキ:うんうん。
-"ダンス"っていうのは、単純に踊らせる音楽としてもそうだし、もっと広く"肉体的な音楽"っていう意味でもあるんだけど、それは今後のハルカトミユキにとって、ひとつのキーワードになるんじゃないかって。
ハルカ:さっきの書くことと歌うことのシンクロの続きだけど、フィジカル感、躍動感っていうのは私の意識しているところですね。プライベートでは、私今またクラシックバレエをやってたり。もともと昔やってたんですよ。私が躍動したら、その結果歌が変わって、ステージングが変わって、お客さんが変わって......みたいに変化していったらいいなって思ってますね。
-それこそ80年代っていうのは、60年代、70年代にかけて乖離していたロックとダンスの要素が再び結びつき始めた時代でもあるし、それだけじゃなくても、音楽に様々なスタイルが生まれて、いろんな要素が実験的にもポップにも混ざり合っていた、音楽的に複雑で雑多な時代なんですよね。それこそ、さっきハルカさんが言っていた"世界のわからなさ"みたいなものが、音楽に表れていた時代が80年代で。だから、そこもすごくピンとくるというか。
ハルカ:私は全然80'sのことは意識してないかな(笑)。私はミユキと違って、時代とかジャンルとかで音楽聴かないんですよね。楽曲単位で好きになってその曲ばっかり聴き続けちゃう。だからあまりロジカルに音楽を語るっていうか、評論的には捉えてなんだけど......。ただ、底辺時期は"終わり"関連の曲をよく聴いてて(笑)。R.E.M.の「It's The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)」とかもそうなんだけど、THE HOUSEMARTINSの「The People Who Grinned Themselves To Death」をすごく聴いてて。音楽的な時代感は関係なく、歌詞で聴いてた曲なんだけど、ベーシストのNorman Cook がその後(FATBOY SLIMとして)ダンス・ミュージックをやるようになって、世界的なダンス・ミュージックのクリエイターになるなんてすごい!って思って。それはみんなには常識だったのかもしれないけど、私にはすごく新鮮なことだった。みんなみたいに詳しくないけど、私なりに好きなダンス・ミュージックがあるってことがわかったんです。だから、ギター・バンドの人が、ダンス・ミュージックに目覚めていく感覚で、自分もアプローチしてみたくなったんですよ。それで、i-depのナカムラヒロシさんとの共同作業をお願いしたんですよね。彼はロンドンでやってきた人だし、会って話したら、Brian Enoが好きで、Brian Enoのプロデュースしてるバンドの話で、すぐに盛り上がった。実は、その場で曲作りを始めちゃったんですよ。「嘘ツキ」の原型は会ったその日にもう出来ちゃってるんですよね。
LIVE INFO
- 2024.12.22
-
ExWHYZ
ストレイテナー
back number
Helsinki Lambda Club
tacica
シノダ(ヒトリエ)
上白石萌音
フィロソフィーのダンス
Lucky Kilimanjaro
大森靖子
あいみょん
WONK
Aooo
People In The Box
ザ50回転ズ
Homecomings
DOES
怒髪天
"MERRY ROCK PARADE 2024"
ずっと真夜中でいいのに。
majiko
ゴホウビ
miida × stico
さめざめ
小林柊矢
TK from 凛として時雨
adieu(上白石萌歌)
MyGO!!!!!
PEOPLE 1
新しい学校のリーダーズ
LEEVELLES × 名無し之太郎
- 2024.12.23
-
DOES
Cody・Lee(李)
LiVS
ドレスコーズ
Cody・Lee(李)
RAY×BELLRING少女ハート
坂本慎太郎
原因は自分にある。
東京初期衝動
- 2024.12.24
-
羊文学
川上洋平([Alexandros])
藤巻亮太
ポップしなないで
CIVILIAN
Plastic Tree
yama
- 2024.12.25
-
UNISON SQUARE GARDEN
原因は自分にある。
ExWHYZ
サンドリオン
川上洋平([Alexandros])
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
シノダ(ヒトリエ)
ずっと真夜中でいいのに。
- 2024.12.26
-
BiS
いゔどっと
優里
Cwondo
LACCO TOWER
ネクライトーキー / kobore
UVERworld
Dannie May
- 2024.12.27
-
いゔどっと
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
優里
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
賽
Devil ANTHEM.
"TOKYO COUNT DOWN 2024"
ネクライトーキー / 3markets[ ]
ビッケブランカ
ExWHYZ
煮ル果実
神聖かまってちゃん
SANDAL TELEPHONE
ウソツキ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.28
-
CENT
ザ・クロマニヨンズ × go!go!vanillas
the paddles
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
ADAM at
TENDOUJI
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
鯨木
Homecomings
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
モノブライト
BiS
THE YELLOW MONKEY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI / PIGGS / Wang Dang Doodle / ゆっきゅん
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.29
-
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
ADAM at
DIALOGUE+
Aooo
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.30
-
Dragon Ash × The BONEZ
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.31
-
Nornis / ROF-MAO / 葛葉 ほか
"第8回 ももいろ歌合戦 ~愛の大晦日~"
フラワーカンパニーズ
FINLANDS
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
大森靖子
9mm Parabellum Bullet×アルカラ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2025.01.03
-
JIMMY EAT WORLD
- 2025.01.04
-
私立恵比寿中学
RAY×BELLRING少女ハート
いゔどっと
sajou no hana
PRIMAL SCREAM / ST. VINCENT / JIMMY EAT WORLD ほか
- 2025.01.05
-
RAY×BELLRING少女ハート
PRIMAL SCREAM
Base Ball Bear
WEEZER / MANIC STREET PREACHERS / DIGITALISM ほか
PIGGS
- 2025.01.06
-
THE JESUS AND MARY CHAIN
- 2025.01.07
-
WEEZER
PRIMAL SCREAM
GANG PARADE × 寺中友将(KEYTALK)
レイラ
- 2025.01.08
-
あいみょん
MONOEYES ※振替公演
WEEZER
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2024.12.25
- 2024.12.26
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.01
- 2025.01.06
- 2025.01.08
- 2025.01.10
- 2025.01.12
- 2025.01.14
- 2025.01.15
- 2025.01.17
- 2025.01.20
- 2025.01.22
- 2025.01.24
- 2025.01.29
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ST. VINCENT
Skream! 2024年12月号