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グッドモーニングアメリカ リレーコラム「~ROAD TO 八天(ハチテン)~」【第2回】

2016年06月号掲載

グッドモーニングアメリカ リレーコラム「~ROAD TO 八天(ハチテン)~」【第2回】

Skream!をご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
どーも、グッドモーニングアメリカのボーカルギター金廣真悟です。
最近は春フェス、新曲作りと地に足が着かない日々を過ごしております。
地に足が着かないという事で

2016年11月5日
グッドモーニングアメリカ企画フェス


八王子天狗祭2016@エスフォルタアリーナ八王子



この天狗について。何故天狗なのか。
もちろんうちらが天狗な訳じゃありません。どちらかというとうちらは地面這いつくばってバンドしてます。
エスフォルタアリーナ八王子がある狭間駅というのは京王高尾線という路線。そう、終点は高尾山口。
この高尾山には天狗伝説があります。そのうちの1つの「たこ杉」という伝説が、こちら↓


もう今となっては昔のこと、そう高尾山が開山されたころは、今と違って薬王院への山道もまだ険しく、特に足腰の弱い人々や年寄りにはたいそう難儀な山だったのです。そこである夜のこと高尾のお山に住む天狗達が集まり、相談の結果、道普請(道路工事)をやろうということになりました。道普請とはいっても、それはそれ天狗様のことですから神通力で参道を見る見るうちに作っていったのです。
しかし、もうすぐ薬王院というところにきて、その道つくりは、はたととまってしまったのです。それは一本杉と呼ばれる大きな杉が、四方に根を広げて、道のど真ん中にどかっと居座っていたからです。さあて、これにはさすがに天狗達は困り、相談したあげく「我らの神通力とてこれは無理。それにしても今日はもう日が暮れる。明日は、あの杉を切り倒して進むことにしようではないか」と結論が出ました。
天狗様達のこの相談話を聞いた一本杉はさあ大変、せっかくこんなに大きくなって高尾の山でおおいばりでいるのに、こんなことで切り倒されてはかなわない。すると、あれよあれよ、一夜のうちに身をすぼめ、道のじゃまにならぬようにとどっこいしょとその大きな根をどかしたそうです。その動く姿がなんともたこのようだったとか。おかげで参道は、邪魔もなく見事に完成したそうです。
それ以来このたこ杉は「道を開く」ということから開運のご利益があるといわれています。


(ウェブサイト"高尾通信"より引用。)




天狗様ぁーー!!優しい!!そして意外と集団行動!!
それよりも一本杉ぃーー!!神通力効かないのも凄いけど、次の日にお山の大将から今のタコ姿(詳しくは高尾通信のHP見てね)になるなんて!
という具合に他にもいくつか伝説があるので良ければチェックしてみて下さい。

八王子天狗祭、略して八天。要するに験担ぎですね。天狗様とたこ杉を祭り上げて肖ろうっていう魂胆ですね。なんなら肖り過ぎて開運フェスって呼ばれたい。
そりゃ初めての事だからそりゃ不安ばかりですよ!肖りたい!肖りたいたい!

肖りたいって曲名なんか良いなー。
という事で曲作りしますので失礼します。