Japanese
SILENT SIREN × Poppin'Party
メットライフドームで行った対バン・ライヴ"NO GIRL NO CRY"や同名のコラボ曲制作など、良き友人、良きライバルとして絆を深めてきたSILENT SIRENとPoppin'Party。今回、SILENT SIRENのバンド結成10周年記念アルバム『mix10th』収録曲「Up To You feat. 愛美 from Poppin'Party」に、Poppin'Partyから愛美が参加したことを受け、すぅと愛美、両バンドのフロントマンで対談を実施した。終始和やかで仲睦まじい様子をお届けする。
SILENT SIREN:すぅ(Vo/Gt)
Poppin'Party:愛美(戸山 香澄/Gt/Vo)
インタビュアー:宮﨑 大樹
-SILENT SIRENとPoppin'Partyと言えば、2019年にメットライフドームで行った対バン・ライヴ"NO GIRL NO CRY"と、Poppin'Party×SILENT SIRENでコラボした「NO GIRL NO CRY」のミュージック・ビデオが記憶に新しいですが、そもそもの出会いとしてはいつになりますか?
愛美:出会いとしては、Poppin'Partyの日本武道館公演("TOKYO MX presents『BanG Dream! 7th☆LIVE』DAY3:Poppin'Party「Jumpin' Music♪」")で対バン・ライヴの発表をさせていただいたときですね。そこでポピパ(Poppin'Party)とサイサイ(SILENT SIREN)さんが初めて全員で顔を合わせた感じです。サプライズで出演してもらって。
-出会う前からお互いの存在は知っていたとは思うのですが、相手のバンドはどんな存在でした?
愛美:もう"憧れのバンド"という感じで。Poppin'Partyが結成されたときから、"サイサイさんみたいに明るくてかわいいガールズ・バンドになりたいな"って、メンバー内でもスタッフさんの中でも話が出ていました。なのですごく目標にしていたというか、憧れていたバンドさんです。
すぅ:恐れ多いですね(笑)。私たちもバンドを始めたときに"本当に弾いてるの?"とか、いろんなことを言われてたんですけど、本当に弾いてるか弾いていないかなんて、見たらすぐわかるじゃないですか? 立ち姿とか、バンドマンとしてポピパちゃんがめちゃくちゃカッコいいなと思って。しかも中途半端じゃなく(声優と)両立していて、同じ土俵に立つ者として一緒に音楽をできることがすごく嬉しかったですね。
-"本当に弾いてるの?"って言われるのは"読モバンド"、"声優バンド"って枕詞がつくからなんでしょうね。"○○バンド"ならではの良かったことや苦労って、他にはどんなことがありますか?
愛美:ポピパの場合は"声優バンド"っていうのがあるので、声優がバンドをやってるっていう時点で驚いてもらえますし、演奏がまだ拙くてもお客さんに喜んでもらえる、みたいな点があって。それは良かったというか、プラスの部分だなと思っています。でも最近はバンドリ!(メディア・ミックス・プロジェクト"BanG Dream!(バンドリ!)")から声優バンドが増えていて、みんな演奏技術もすごく高いんです。もう声優がバンドをやってるというのが珍しくなくなっちゃったので、そこをどう乗り越えようかっていうのはこれから先もずっと課題なのかなって思います。
すぅ:サイサイは、"読モバンド"って言われていたのがひたすら悔しくて。"読モバンド"っていうだけで聴いてもらえなかったり、叩かれたりとかもして、すごく悲しい思いもしました。でも、幸いにも反骨精神というか、"ちくしょー! やってやるぜ!"みたいなタイプのメンバーだったので、諦めずにできたというか、そういう声がバネになって続けることができたなって思います。そのときは"読モバンド"っていうのがすごく嫌だったけど、今となってはそういうことがあって良かったなって。知ってくれる人も増えたし、結果的に全部今に繋がっていたのかなと。
-そういう"○○バンド"みたいな共通点があると、お互いにシンパシーみたいなものを感じそうですよね。
愛美:ん~、とにかくサイサイさんは憧れで"モデルもやっててバンドもやってるなんてすごい!"みたいなイメージだったので、シンパシーというか大尊敬みたいな感じでしたね。実際に会うと、みんな画面越しに見るよりさらにめちゃくちゃかわいくて、オーラがすごくて。
-サイサイもバンド結成10周年ということで、これからさらに憧れだったり追いかけられる側になったりしていくんでしょうね。
すぅ:そうですね、事務所にもすっかり後輩とかもできてきて、バンドとしての先輩みたいになることも増えてきて。すごくありがたいし、気が引き締まるというか、追い越されないように頑張らなきゃっていうのがありました。でも最近は"一緒に戦っていきたい"って思いますね。ガールズ・バンドはみんな仲間、みたいな意識です。今こういう状況(新型コロナウイルスの影響)ではあるけど、もっとみんなを明るく、世の中を楽しませていく役目なのかなって思います。
-役目ですか。ちなみに、おふたりが考えるガールズ・バンドの魅力とはなんですか?
すぅ:ガールズ・バンドのほうが逆に男気があったり、なめられたくないっていう負けず嫌いな思いもあったりして。だから応援したくなるというか、共感できるというか、見ると泣きそうになるんですよね。
愛美:ガールズ・バンドは、音楽が好きだとか、かわいく、時にはカッコ良く見られたいとか、音を通じてみんなに元気になってほしいとかそういう気持ちだったり、そういうことが全部音に乗って、女の子の内側から出てるところがいいなと思います。
-さて、ここで対バン・ライヴ"NO GIRL NO CRY"を振り返ってみたいのですが、あの規模の会場(メットライフドーム)でガールズ・バンドのツーマンっていうのは、なかなか前例が思い浮かばないですよね。
すぅ:サイサイ史上一番大きい会場で、みんな戸惑いとかプレッシャーも正直あったんです。アウェイな会場でもあったし。でも、だからこそ昔ながらの"やってやるぞ精神"みたいなものが出てきて。せっかくこういう素敵な会場で対バンをさせてもらうんだから、ちゃんと楽しませなきゃって感じてました。それこそ「NO GIRL NO CRY」の歌詞通り、いい"ライバル"として、一緒にイベントを盛り上げることができて本当に良かったなって思いますね。あとは、ポピパちゃんのステージを観て、私は本当に終始号泣してたんですよ(笑)。本当に努力をしている子たちなんだろうなと思ったし、求められたことに対して100パーセントで返せてるのがすごいなって。勉強になりました。
-アウェイと言ってましたが、ライヴをやっていくなかでどんどんホームになっていくムードもありましたよね。
愛美:バンドリーマー(※"バンドリ!"ファン)さん、みんなサイサイさんのこと大好きになったと思います!
すぅ:バンドリーマーさんたちがすごく優しくて。サイファミ(※サイサイファン)の方と事前に曲を共有しあってくれていたんです。あとで"予習してた曲をやってくれて嬉しかった!"とか"ポピパちゃんのあの曲を聴けて良かった!"っていう会話が見られたので、ファン同士も楽しんでくれて、すごく得というか、良かったなぁって思いました。
愛美:ポピパの「ときめきエクスペリエンス!」をサイサイさんがやってくれたんですよ。ポピパは普段2本でギターをやってるんですけど、それをすぅちゃんはギター1本で成立させてて、"は、半端ねぇ!"って思いました。
すぅ:いや、あれは本当にアセアセでした。ポピパちゃんの曲って全部難しくて。だから"よくやってるなぁ~"って思いましたね。
-ポピパもサイサイの曲をカバーというか、コラボしてましたよね。
すぅ:「チェリボム」を一緒にやりました。
愛美:私たちもポピパでサイサイさんの曲をやりたかったので、今回はコラボという形でそれが叶ってすごく嬉しかったです! バンドリーマーさんもみんなすごく喜んでくれて。
-愛美さんは自身のライヴ・パフォーマンスで、サイサイのライヴ・パフォーマンスを参考にしていたという話を耳にしたんですよ。
愛美:私だけでなく、Poppin'Party全体のライヴ・パフォーマンスの印象として、サイサイさんみたいにキラキラしたものにしたいっていうのがあって。特にキーボードの伊藤彩沙ちゃんは、ゆかるん(Key)さんのパフォーマンスを参考にしてました。私も、すぅちゃんのギターの弾き方、マイクに向かってどうやって歌っているのか、エフェクターをどうやって踏んでるんだろうかとか、ライヴ映像を観て研究したことがあって。"どうやったらすぅちゃんみたいにカメラ映りが良くなるんだ?"みたいに、顔の角度を見たりしてました。
-エフェクターの踏み方とか、顔の角度とか、もはやマニアックな領域に......!
愛美: Poppin'Partyはキャラクターありきなので、愛美ではなく、戸山香澄("バンドリ!"で愛美が演じるキャラクター)ちゃんが演奏するっていう大前提があるんです。だからサイサイさんを真似するっていうわけではなく、ヒントを得るみたいな感じですかね。
-ということは、愛美さんのパフォーマンスには、戸山香澄の要素、すぅさんの要素、そして愛美さん自身の要素が混ざり合ってるような感じなんですね。それにしても、かなり細かく研究してるようで。
すぅ:いや、もうすごい(笑)。本当にありがたいですよね。ガールズ・バンドと言ってもスタイルって全然違うじゃないですか? "バンドリ!"の中でもキャラクターとか違うけど、そこでサイサイをちょっとお手本にしてくれたというか、サイサイを挙げてくれたことがすごく嬉しくって。だからこそ一緒にライヴをできることがめちゃくちゃ嬉しかったです。本当にライヴがカッコ良くてかわいくて、メンバー全員で感動したんですよ。そんなカッコいいって思えるバンドが、少しでもサイサイをヒントとしてくれたのがすごく嬉しいです。
-なんか相思相愛な感じでいいですね。
すぅ:マジ好き(笑)!
愛美:嬉しい(笑)。
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