Japanese
SILENT SIREN
2017年03月号掲載
Member:すぅ(Vo/Gt) ゆかるん(Key) あいにゃん(Ba) ひなんちゅ(Dr)
Interviewer:岡本 貴之
ユニバーサルミュージック内のレーベル"EMI Records"に移籍、バンド・ロゴも変わり心機一転、"ガールズ・バンドの頂点を目指す"と宣言して活動を開始したSILENT SIRENが移籍第1弾シングル『フジヤマディスコ』とメンバー・セレクションによるベスト・アルバム『Silent Siren Selection』を3月1日に同時リリース。傍から見ると多くの成功を手に入れているように感じられるサイサイだが、決して慢心することのないハングリーなその姿勢は、ロック・バンドそのものだ。意外にもSkream!初登場となるインタビューから4人の意気込みを感じ取ってほしい。
-2016年12月30日東京体育館のアンコール前に、レーベルを移籍することが発表されてバンドのロゴも新しくなりました。新天地での活動についてそれぞれどのような想いを持っていらっしゃるか聞かせてください。
ゆかるん:メジャー・デビューしてから初めてレコード会社が変わって、ロゴも新しくなってバンドの表記も大文字になって。初めての経験なんですけど、ここからまた新人1年目っていう気持ちで"どんどん挑戦していくぞっ"という決意を新たにするきっかけになりました。移籍も決まっていてシングルも制作していたんですけど、まだ発表できないという状況が続いていたので、やっとあの場所で伝えられました。発表したときに私たちはスクリーンの裏にいたんです。なので、みんなが喜んでくれている歓声がダイレクトに聞けてすごく嬉しかったです。
すぅ:ずっと制作はしていたんですけど、表に出して言えなかったので、ずっとリリースをしていなかったぶんの罪悪感があったというか。でも、良いシングルができあがるというのはわかっていたので自信はあったんですけど、新曲を発表するときはすごく緊張していて。ちょっと変化球な新曲ということもあって、それが移籍第1弾としてどうなのかという不安はありつつ。幕が開いて新曲を初披露した瞬間に、"ワ~!"ってノってくれるお客さんの歓声を聞いて、自信を持つことができました。このシングル4曲は移籍第1弾として再出発に相応しい1枚になったなと思っています。
ひなんちゅ:移籍っていうことは、ファンの方には関係ない話かもしれないんですけど、私たち自身は新しい環境になると、スタッフさんが変わったり曲の作り方が変わったり、いろいろ変わる部分もあって。そういう部分を受け入れて成長していかなければいけないタイミングだと思うので。個人的になんですけど、お正月みたいな、ひとつ区切りをつけるような感じがしています。私、毎年そうなんですけどお正月の意味があんまりよくわからなくて。
-意味がわからないというと?
ひなんちゅ:別に自分にとって何の区切りでもないというか。でも今回のことは、会社が変わるっていう大きな区切りなので、たぶんみんなにとってのお正月ってこんな感じなんだろうなって。
-(笑)
ひなんちゅ:たぶんそういう、気持ちを新たにしないといけない、人生で何回かしかないときなんだろうなって思っています。だから、すごく良い1年になる気しかしてなくて、もうすでに楽しいです。(年末に発表した)タイミングが良かったのかもしれないですね。毎年、学校でも1年の目標とかを書かされたりするじゃないですか? それがなんでこのタイミングなんだろう、なんでみんなで区切りをつけるんだろうって思ってたんですけど、"区切りだな"っていう区切りをやっと人生でも迎えたというか。大きな区切りだと思います。
あいにゃん:移籍して初めてのシングルが1年ぶりのリリースになるので、ファンの方を待たせてしまったぶん、ドカンとパワーアップして成長した私たちを見せたいなと思っていました。東京体育館で溜めに溜めていたいろんな情報を出したときに、お客さんの歓声を聞いて、"待っていてくれてありがとう"という気持ちになったのと、この新曲のインパクトはすごいと思うので、それを感じ取ってくれた気がして、本当にあの瞬間は忘れられないですね。「フジヤマディスコ」(Track.1)は初めてEMIの方々と作ったんですけど、寄り添って一緒に作ってくれてる感じが伝わってきたので、良いスタートを切れたなって思っています。
-"フジヤマディスコ"っていうタイトルがスクリーンに出たとき、どよめきましたよね。
一同:どよめきましたね~。
すぅ:そのどよめきの中、気合を入れるために、"GO! サイレン GO!"って円陣を組んで。曲自体はすごくカッコいいので、タイトルとのギャップをみんな感じてくれたと思うし、これまでの新曲を発表した中でも一番すんなりノってくれた曲だなって。
-たしかに、2番になったらもう一緒に歌っている感じでした。
ゆかるん:うん、そうでした。
すぅ:最初は緊張しましたけど、2番くらいからノってくれてるのがわかったので楽しくできました。
-ライヴで聴いていても"誰もまだ 見たことない景色を/誰もまだ 踏み込んでいない場所を/この手で この目で 自分で 確かめたい"という歌詞がハッキリわかったんですけど、まだ見たことのない景色というのは、みなさんにとってどんなものでしょうか?
すぅ:細かいことを言ったら、行ったことのない土地もそうだし、行ったことのない国もそうだし。他にも、例えばまだオリコンの1位になったことがないですし、それってなった人にしかわからない感覚だと思うし。ステージのことだったりとか、"まだ誰も見たことがない景色"というのは、私たちにしか作れない空間を作ることだと思っていて。私たちの音楽、私たちの世界観で、その場所をいっぱいにして、ファンのみんなを満足させるっていう意味を込めています。
-そういう気持ちって4人でよく話していることだったんですか?
すぅ:堅苦しい感じではないですけど、みんなでテレビ番組を観ていて"これ絶対出ようね"とか"主題歌やろうね"、"いつかこのCM絶対やろうね"とか、日常の会話の中で溢れてくる感じというか。そういう願望とかは常に4人で話しながらやってきました。
-それは、バンドを始めたころの無邪気な気持ちが続いているような感じなのでしょうか。
ひなんちゅ:今もテレビ局に行って、有名な人の名前が貼ってあると"すっげぇ! 芸能人だ!"って盛り上がるんですよ(笑)。うちらは良くも悪くも芸能人じゃないと思っているんです。自分の好きな音楽をやって自分たちの気持ちを伝えているだけというか。良く言えば、絶対に天狗にはならないバンドだと思っていて。例えば、(楽屋などに)お弁当があるだけでもありがたいなとか、今もこういう取材のときにお茶があることもありがたいなっていう(笑)。みんな、3,000円が大金だったころの気持ちを忘れないようにしたいというか、その価値観だけは忘れないで自分たちがすごいと思うものを目指していきたいし、今もCMとか観てると"サイサイのあの曲の方が合うのにな"とか思うんですけど、それはワクワクすることでもあるし悔しいことでもあるので。この4人だからこそ思える気持ちだと思います。
あいにゃん:仲が良いということもあって、口に出して何でも話し合ってきて、武道館っていうステージは結成当初から目指していましたし、口に出していくことを大事にしていますね。もともと負けず嫌いなバンドですし、女の子っぽさがないというか。結構みんな、男子校みたいな感じで。それがあって今までやってこれたし、そういう気持ちは未だにありますね。
-負けず嫌いな音を出してますもんね。
あいにゃん:そうですか(笑)。
ひなんちゅ:あいにゃんはそうだよね。
あいにゃん:女の子の中で比べるとかではなくて、ガールズ・バンドに捉われずに、男性にも負けたくないなっていう気持ちはあります。
ゆかるん:私は単純に、サイサイの音楽が本当に良いって思っているし、それをたくさんの人に聴いてもらいたいし、聴いてもらったら絶対好きになってもらえると思うんです。聴いてもらうためにはどうしたらいいだろうって考えると、まず知ってもらわないと音楽を聴いてもらうこともできないので。曲がCMに使われたとしたら、何気なく日常にサイサイの音楽が入ってきて覚えてくれたりとか、映画館でサイサイの曲が流れたらそれで知ってライヴに来てくれるとか、そういうことが起こると思うので、いかに無意識にサイサイの音楽が身の回りに溢れる環境を作ることができるか、そのために頑張りたいと思います。なので、主題歌やCMをやりたいと思うんです。音楽って、知る機会がないと聴かないと思うんですよ。もともと音楽がすごく好きな人って自分で調べて情報収集をするかもしれないけど、そうじゃない人は自分で情報を求めることってあんまりないんじゃないかなって。だから、何気なく聞こえてきたものを聴いて"あ、いい曲だな"って知るきっかけになると思うし、私もそういうことがたくさんあったし。いろんなところにサイサイの音楽があったらいいなって思っています。
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