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INTERVIEW

Japanese

WOMCADOLE×ハートアップ×@FM"ROCK YOU!"

2019年05月号掲載

WOMCADOLE×ハートアップ×@FM"ROCK YOU!"

WOMCADOLE:樋口 侑希(Vo/Gt) 古澤 徳之(Gt/Cho) 黒野 滉大(Ba) 安田 吉希(Dr)
DJ:Nozomi(@FM"ROCK YOU!"パーソナリティ)
Photo by まっすー

Nozomi:そうなんだぁ。安田君は学生時代からバンドやってたりした?

安田:やってました......(笑)。

Nozomi:なんで笑うんだ(笑)。

安田:ちょっと僕ねー、イキり陰キャ中二病やったんで。小、中がナチュラル陰キャで、その反動で高校でライヴハウス出てライヴするってなったときに、ちょっと中二病が出てしまって、これ結構各地で言ってるんですけど、当時のライヴ衣装が、上ヒートテックで――

Nozomi:上ヒートテック?

安田:下が赤のプージャー(※PUMAのジャージ)で、リストバンドを両腕につけてたんですけど、そのリストバンドにめっちゃ安全ピン刺してて。

Nozomi:(笑)

安田:なんかカッコいいと思ってたんでしょうね、当時の安田少年は。抑制されてたものがボーン! って弾けてもうて、だいぶダメな方向に行ってしまって。

Nozomi:えー、私ちょっと無理かも(笑)。

一同:(笑)

安田:しかもね、まだ眼鏡なんすよ。黒縁眼鏡っていうものを学んで。黒縁眼鏡に、ワックスで髪の毛ツンツンにして、で、入場曲はZEBRAHEADとかかけて"イエーイ"って。

Nozomi:ZEBRAHEADいいじゃん。パンチすごいですねぇ。

樋口:そのときは(周りの人間が)全員敵やと思ってたらしくて。

安田:当時のインタビューで、テナー(ストレイテナー)のホリエ(アツシ/Vo/Gt/Key)さんが、"若いころは全員敵だと思ってた"って言ってたのを見て、"かっけぇ! じゃあ俺も全員敵ー!"って。

Nozomi:(笑)そっかぁ。そのリストバンドの安全ピンは何用だったんですかね。

安田:いや、なんか普通に文房具屋さんで買ってきて。

一同:(笑)

黒野:なんかあるやん。安全ピンって名前やのに安全じゃないみたいな。

Nozomi:何それ何それ。

黒野:安全ピンって名前やのに安全じゃないからかっけぇ、みたいな。

安田:あれ刺せるじゃないですか? 全然安全ちゃうやんと思って。"かっけぇ!"って。

黒野:かなりの中二やなぁ......。

安田:なんで俺だけこんな身削らなアカンの。くそ恥ずかしいんやけど。

Nozomi:なんかでも、かわいいね。

安田:ありがとうございます! 助かります!

Nozomi:でも、当時会ったら引いてただろうなって。

安田:いやいやいや(笑)。まぁ俺もそんな人に会うの嫌っすよ。

Nozomi:良かったねぇ、まともになって。

安田:こんな俺をようバンドに入れてくれたな。

樋口:半分誘拐やったけどな。

Nozomi:はい、そんな青春時代を送ってきたみなさんですが、このあたりで――"そんな1曲"っていう言い方はどうなんでしょうか。わかりませんが......。

樋口:そうっすね、やっぱみんな青春真っ只中やから、学生うんぬんに関わらず、今も俺たち青春真っ只中でロックしてるから、そういう曲を1曲披露したいと思います。WOMCADOLEで「アオキハルへ」。

(※「アオキハルへ」)