Japanese
EMPiRE
2018年09月号掲載
Member:YU-Ki EMPiRE YUKA EMPiRE MAYU EMPiRE MiDORiKO EMPiRE MAHO EMPiRE MiKiNA EMPiRE
Interviewer:吉羽 さおり
-では、YU-Kiさんが印象的だったのはどの曲ですか。
YU-Ki:私は「S.O.S」ですね。この曲は、音源が送られてきたときから一番好きな曲だったんです。EMPiREには今まで、ライヴで盛り上げるような曲があまりなかったので、嬉しいなと思ったし。振付も、メンバーのソロやペアでのダンスとか、見せ場があるので。新しい一面が見せられるなって思います。
MAYU:「S.O.S」と「Dope」は、今のツアー"EMPiRE NEXT EDiTiON TOUR"(2018年7月から9月にかけて開催中のワンマン・ツアー)でも披露してるんですけど、「S.O.S」は"めっちゃいいね"って言ってくれる人が多いですね。特典会では、チェキでの撮影のポーズとかで、"「Dope」のポーズ"をしてくれる人もいて(笑)。
YU-Ki:「Dope」は中毒性があるって言われますね。特徴的で。
-聴くほどにハマっていく曲ですよね。ツアーの話が出ましたが、ライヴを重ねてきて、グループとしてもそれぞれの精神的な面でも鍛えられてる感じはありますか。
YUKA:今回のツアーでのライヴは消耗が激しくて。小さな会場で、熱気がすごくて、お客さんも汗だくになっていて。しかも今、最初と最後で同じ曲を連発するセットリストになっているんです。今までこういうセットリストはなかったし、こんなに熱い会場でのライヴも初めてなので、かなり鍛えられている感じがしますね。体力的にもそうだし。
MiDORiKO:もうライヴ本編で疲れ切って、裏でゲロ吐いて、そのままアンコールに出ていくくらい激しいです。
YU-Ki:(笑)
MiDORiKO:でもそれでまた燃えるので。一番前の人はもしかしたら、ゲロ臭いかもしれないですけど。すごく楽しいです。
MAYU:最悪だ(笑)。
MAHO:嬉しそうに言うな!
-これがEMPiREとしての見せ方だなとか、EMPiREらしさが見えてきた感じはありますか。
MiDORiKO:今、身長的にも揃ってきて──
YU-Ki:え、伸びてるの(笑)?
MAYU:うちら成長期か(笑)!
MiDORiKO:新体制になって、みんな身長的に同じくらいになったんです(笑)。だから、見映えがするというか、振りがよりスタイリッシュに見える感じがあるっていうか。
MAYU:たしかに、身長が同じくらいで揃って見えるというのはあるよね。
MiDORiKO:そういうことです(笑)。
YU-Ki:まだ模索中な部分もたくさんあるので、ライヴごとに挑戦をしたり、毎回スタッフの方にもアドバイスをいただいたりしていて、学んでいる状態ですね。
MAHO:そうですね。体力もそうだけど、精神的にももっと削って出していかないといけないんじゃないかなって、すごく思います。そうじゃないと伝わらないのかなって。見せ掛けだけだったらできるかもしれないけど、もっと深いところまで考えて......。でも、思っていてもなかなか出せないことってあるじゃないですか。そういう出し方をもっと突き詰めていけたらいいなって思っています。
-それは、どんなタイミング、どんなシーンで痛感したんでしょう。
MAYU:ツアー中、とにかく体力を使って疲れていても、ライヴ映像を見直すと、すごく動いているけれど、なんかそうじゃないなっていう感じもあって。歌も、もっとできることがあるなって思うんです。前よりも少しお客さんの立場を考えられる余裕が出てきたから、気づけることもあるのかなって。お客さんは何を見たいのかなとか、もし自分がお客さんだったら、どんなライヴを観たら、"今日来て良かったな"とか"明日からも頑張ろう"って思えるのかなとか、考えるようになっていて。
-そういう次への課題は、ライヴ後にみんなで話したりするんですか。
MAYU:練習の前とかに集まって話をしますね。映像を観たりして、反省点とか、もっとこうした方がいいっていう課題をみんなノートに書いてくるんです。それをみんなで話し合ったり、どうしたらもっとお客さんに楽しんでもらえるのかなっていう話はしたりしていますね。
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