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COLUMN

月蝕會議エンドウ.の"月蝕會議室24時"【第16回】

2024年04月号掲載

月蝕會議エンドウ.の"月蝕會議室24時"【第16回】

我らが月蝕會議は、5月4日に東京ガーデンシアターという会場で催される所属レーベルフェス「EVIL LINE RECORDS 10th Anniversary FES."EVIL A LIVE" 2024」に出演します。このコラムが掲載される頃にはチケットも一般発売されているのでぜひとも応援にお越しください。

ところで昨今のチケット発売って謎に複数回行われますよね。ファンクラブ先行発売だとか、オフィシャル1次先行発売、オフィシャル2次先行発売、プレリクエスト先行、エルアンコール先行、一般発売などなど。先行し過ぎじゃないですか?なんでこんなに何回も先行するんでしょう。さすがに細かく刻み過ぎじゃないだろうか。2回か3回くらいに抑えて発売すればいいのに。主催側の理由とか思惑とか知らずに勝手なこと言ってますが、来場者の皆さんもそんな主催側の思惑なんて知ったこっちゃないですよね?みんな内心ツッコミ入れてましたよね?

オトナの事情はさておいて、このフェスでは普段絡まないアーティスト同士の「コラボレーション」も目玉となっております。我らが月蝕會議が当日コラボするお相手は、シンガーソングライターの「小林私」さんと、超人的シェアハウスストーリー「カリスマ」の皆さんです。月蝕會議が6人、カリスマが7人、小林さんが1人、こんな大所帯でどうなってしまうんでしょうね。このコラム執筆時点ではまだ何も聞いていませんが、きっと賑やかなステージになるはずです。ぜひ目撃しに来てください。

またコラボごとに新曲がリリースされるのも「EVIL A LIVE」フェス恒例となっております。実は先日そのコラボ曲のレコーディングをしてまいりました。まずは月蝕會議がベーシックの演奏を録ります。月蝕會議はみんな演奏のプロたちなので、レコーディングが物凄く早く、演奏力に自信の無い僕はいつもドキドキです。キャリアの浅い頃、自分のバンドのレコーディングでは1曲録るのに12時間くらいかけていたこともあったのに、月蝕會議は1時間ちょっととかで録ってしまいます。テイクも多くて3回くらいです。3回演奏して終わりって!スタジオミュージシャンかよ!

次に小林私さんのアコースティックギターを重ね、さらにみんなでワイワイとコーラス録音なんかもしてみました。コーラスの録り方は様々ありますが、ある程度の人数感を演出するコーラスの場合は、1本のマイクの前に皆で集まってせーので録ったりします。さらに人数感が求められる場合は、その場にいるスタッフやアシスタントエンジニアさんまで駆り出されて、一緒に歌わされたりします。なんかみんなで作る文化祭みたいで楽しそうでしょ?(そういう文化祭1度も体験したことないので空想ですが)

月蝕會議

全員が作詞、作曲、編曲家でありアーティストでもあるバンド形態の音楽ギルド。それぞれのスキルと個性を"co-write(コライト)"の化学反応によって高次元でまとめあげる。ももいろクローバーZや"ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-"など、アーティストや作品の音楽プロデュースや、バンド・サポートも請け負う。2021年にはアルバム『月蝕會議2019・2020年度議事録』を発売。2024年3月にNintendo Switchソフト"マツリカの炯-kEi- 天命胤異伝"オリジナル・サウンドトラックを配信リリースした。