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COLUMN

THE BAWDIES JIMの機材バカ一代!【第4回】

2010年08月号掲載

THE BAWDIES JIMの機材バカ一代!【第4回】

Skream読者の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
THE BAWDIESのGUITAR、JIMです!!

「キザバカ!(機材バカ一代!の略称です)」第四回目です。今回も皆さんよろしくおねがいします!!今回の「キザバカ!」は、エフェクター編後半です!!(ワーワー!ピーピー!)

前回、文字の都合上エフェクター2つしか紹介できなかったので今回はサクサクっと全部紹介して行きますよー!
とりあえずこちらの写真をご覧あれ!▼

僕JIMの、ライブセットでのエフェクターボードです!(2010年7月現在)

さらに、説明しやすいように数字をふっておきました。前回は②まで紹介してますので今回は③から!!

ではまずはこいつです!ワアオ!!


③BLACK CAT / super fuzz

猫の絵がステキ!!なこのエフェクター。これはファズという種類のエフェクターで、音に歪みをつけてくれます。
前回紹介したオーバードライブ、ディストーションと同じ感じっちゃあ同じ感じです。オーバードライブが弱だとしたらディストーションは中。でファズが強って感じかなぁ。でもファズって結構別物感があります。

モノにもよるのですが、このファズはスゴイです。何がスゴイって音がすんごいです。強烈です。「ズボボボボ」って音がします。あと音が抜けていきません。手前で張り付く感じというか。かなり個性的です。

もともとは昔にあったunivoxってとこのファズを現代的なアプローチで作った、というモノなのでアナログな感はありますがかなりハイパー。ライブだとHOTDOGとかSOMEBODY HELP MEで使ってますね。なかなか唯一無二感がありお気に入りです。気になる方はぜひどうぞ!

さて次です!▼


④BOSS / T-WAH

はい、きました!

みなさん、一度はこの形のエフェクター見たことがあるんじゃないでしょうか。
そう!エフェクターの老舗、BOSSでございます。
そのタッチワウというエフェクターなんですがこれがまた面白い!簡単にいうとオートワウなんですが、ピッキングニュアンスでワウのかかり方が変わります。強くピッキングすれば深くワウがかかり、弱くピッキングすれば浅くワウがかかるというすごいやつ。
でUP/DOWNのスイッチが付いてて、クワクワもカウカウもイケる!なかなかこれ言葉で説明しにくいなぁ。これはもう楽器屋に行って弾いてみてください!それは言ったらダメか。笑
でも一個持ってたら楽しいですよー。ワウワウ。

ハイツギイキマス!▼


⑤weed PHASE90 mod

はいこれ、またきました。モデファイものです!
モデファイについては前回説明したのでそちらをご覧あれ。

今回はMXRのPHASE90っていう名機のモデファイものです。

これはフェイザーっていうタイプのエフェクターで、音にうねりを与えてくれます。文字にするならシュ~コワ~っといった感じでしょうか。HOTDOGのソロで使ってます。キョ~コワコワコワコワ!みたいな。ぜひぜひ聴いてみてください。

これまたモデファイなんですが、なんでモデファイものなのか。普通のより全然値段も張るし、普通のじゃダメなの?って思う方がいると思うので、僕の感想を言わせてもらうと(あくまで僕の感想です、鵜呑みにしちゃダメ!)、まず第一に、音痩せが少ない!

エフェクターってのは厄介で、繋げば繋ぐほど、元の音が痩せていきます。踏まなくても、ただ繋ぐだけでも音痩せは起こります。で、その音痩せがだいぶ減ってくれるのです。
踏んだ時も、全然音が細くならないし(もちろんモデファイもの全部が全部そうじゃないけど)。それが1番の理由かな。

あとは、このPHASE90の場合、フェイズのうねりのかかり方が結構エグくなっていて、それが僕のツボに入ったわけです。

<番外編 エフェクターの選び方>

モデファイの話も出てタイミングもいいのでチョイとここいらで番外編。エフェクターの選び方について話してみようかなと思います!

僕の場合は、まず欲しいタイプの音が見つかったとき、それが何でできるか、どんな種類のエフェクターで出来るのか、というのをを調べます。詳しい人に相談するのがベストかと。もちろん口でいいます。

「こう、さぁ。ヴヴヴって感じで、音の隙間がなくって、べと~っとしてて…」みたいな感じです。

でそれがなんのエフェクターでできるか分かったら楽器屋さんにいきます。
行きつけの楽器屋さんができるとすごくいいんですよ!通えば通うほど音の趣味も分かってくれるし、音に対する意思疎通が取れていきます。

※もちろん、はじめっから楽器屋さんに行って相談するのもアリです。
むこうはプロフェッショナルなのです。言うならば音のソムリエなのです。

で、また店員さんにちゃんと説明します。

「FUZZを探してて、音はヴヴヴって感じで、なるだけ隙間ないやつっていうか、そんなんありますかね?何個か見繕ってもらっていいっすかね?」
みたいな感じです。

で、なるだけいつも自分が使ってるのに近いギター(ピックアップ)とアンプを用意してもらい、エフェクターをズラ~っと並べ一つ一つ試していくわけです。
すると、「うわ、これエグいっすね!」とか「あ、これ音色はいいけど音量でないっすね、惜しい!」とか店員さんとキャッキャしながら選んでいきましょう。したらばきっと、お気に入りの一台が見つかる!(ハズ)

僕はいつもこんな感じでエフェクターを選んでいるので、よかったら皆さん,参考までにどうぞ!

さて!エフェクター紹介続けて行きますかー!…って字数もうない!!またか!!

まだ紹介してないエフェクターがあるのですが…こうなりゃ今回はエフェクター編・中編!ってことで次回こそエフェクター編後半!!!

読んでくれた方ありがとうございます。
次回もこんなグダグダな「キザバカ!」ですが、どうぞよろしく!!!

なお、このコラムはあくまで僕の主観をもとに書いてますので、クレームは受け付けていません。(ガハハ!)

KEEP ON ROCKIN'!!!!!!!!!!!