Japanese
KNOCKOUT FES 2019 spring
2019年03月号掲載
いつかのネモフィラ:前海 修弥(Vo/Ba)
osage:山口 ケンタ(Vo/Ba)
This is LAST:あきつぐ(Gt/Vo)
ユレニワ:シロナカムラ(Vo/Gt)
レイラ:有明(Gt/Vo)
下北沢MOSAiC:森本 真一郎 佐々木 拓也
インタビュアー:秦 理絵 Photo by 上溝恭香
-そんな5組が出演する"KNOCKOUT FES 2019 spring"ですけども。レイラとユレニワは常連ということで、出演者として感じる"KNOCKOUT FES"の特徴というか、他のサーキット・イベントとの違いはなんだと思いますか?
シロ:"KNOCKOUT FES"って規模がめちゃくちゃ大きいじゃないですか。下北沢全体で開催されるから、出てるバンドの系統が様々なんですよ。
-常に下北沢のライヴ・シーンに目を光らせる人たちがブッキングしてますからね。
シロ:今はバンドが廃れつつあるって言われてるけど、こういう場所があるのは嬉しいです。居場所を見つけた感があるんですよ。
5年後、10年後を生き続けるバンドにしか救えないものがあるから、そういうバンドを共有できる場所になればいいなと思う(シロ)
-実際のところインディーズにはまだこういう場所が残されているけれど、音楽シーン全体としては、バンドが主流ではなくなってきてる。そのあたりはどう思いますか?
シロ:僕は、なぜバンドが死んでるように見られるかはわかる気がするんですよね。5年後、10年後に死んじゃう曲を書くからなんですよ。5年後も10年後も生き続けられる曲を書ける人があんまりいないからだと思うんです。
森本:めちゃくちゃいいことを言ってる。
シロ:でも、僕は5年後、10年後を生き続けるバンドにしか救えないものがあると思うから、そういうバンドになりたいし、みんなそうなるべきだと思います。こういう大きいサーキット・フェスは、そういうバンドを共有できる場所になればいいなと思いますね。
-なるほど。有明さんは"KNOCKOUT FES"について、どんな印象がありますか?
有明:下北のライヴハウスに定期的に出てるバンドが多いなと思うんですよね。ネクスト・ブレイクしそうなバンドが多いから、来た人も興味を持ちやすいと思います。メジャーに行ってるアーティストも多いサーキットだと、やっぱり新しいバンドは埋もれがちだけど、"KNOCKOUT FES"はみんなが主役だっていうのはありますよね。
-新しいバンドに対して、アンテナを敏感に張っているお客さんも多いですしね。
有明:それは感じますね。
山口:そもそも、このチケットの値段(※一般 ¥2,300)でこれだけたくさんのバンドを見られるのはお得ですよね。気になるバンドが2、3個でもある人はぜひ来るべきだと思います。
-では、出演者のみなさんから当日への意気込みをお願いします。
あきつぐ:まだサーキットっていうものを肌で感じたことがないので、いろいろな出会いがあるのを楽しみにしてます。確実に何かが変わる1日にしたいですね。
シロ:何回出てても"はじめまして"の人がいると思うので、気張りすぎないで伝えたいです。今までと変わらない姿勢で、今までよりも伝えられるライヴにしたいです。
有明:サーキットってドタバタすると思うけど、いつもどおりのライヴをしたいですね。
前海:ようさん観に来てくれたらええなぁと思います。やっぱりサーキットって、ちゃんとお客さんが観に来てくれるのかっていう不安もあるんですよ。頑張りたいです。
山口:今僕らは脂が乗ってる状態だと思いますので、いいライヴをすると思います。今のうちに僕らのことを見てもらいたいですね。
-最後に森本さん、"KNOCKOUT FES 2019 spring"の見どころをお願いします。
森本:"KNOCKOUT FES"は今回で8回目なんですけど、今まで事務所の中でふたりだけで考えていたようなものだったのが、いろいろなライヴハウスの人が協力してくれるようになったんですね。それはもちろんありがたいんですけど、ちょっと気を緩めると、いろいろなバンドが大人の力で入ってきて、本来の"KNOCKOUT FES"のピュアな部分がなくなってしまうなと思ったところもあったんです。今後9回目、10回目と続けていくうえで、ライヴハウス目線ということは大事にしておかないとマズいなと思いながらブッキングをしました。必ずもっと上のステージに行くバンドばっかりだと思います。
-回数を重ねると、いろいろと売り込みも増えてくるでしょうしね。
森本:そうなんですよ。たぶん大きいサーキット・イベントはだいたいメンツが似てると思うんです。でも、大人の力だけでやっていくと、あんまりレベルが上がっていかないというか。それは日本の音楽業界すべてに言えると思います。政治的なパワーは関係なく、ライヴハウスで見たものが一番リアルだと思うんですよね。
-わかります。さらに今回からは前哨戦(3月9日に下北沢MOSAiCにて開催される"KNOCKOUT FES 2019 spring 前哨戦 -Acoustic-")と後夜祭(4月8日に下北沢MOSAiC、下北沢SHELTERで開催される"KNOCKOUT FES 2019 spring AFTER PARTY!!")もあるそうですね。
森本:後夜祭はうち(MOSAiC)とSHELTERさんの2会場開催です。本公演のリストバンドを持ってきたら、ドリンク代だけで入れます。密会と耳鳴りとか、あわせて12組ぐらいでやろうと思ってます。それもSHELTERさんから提案してもらったことなんですよ。周りから言ってくれるなんて、昔やったら考えられなかったことですね。で、前哨戦は本公演1ヶ月前の3月9日にやります。
佐々木:今回の対談に参加してもらった、有明さんとシロさんの他に、シンガー・ソングライターの果歩さんとサメとうふの4組です。
シロ:あんまり弾き語りはやらないので、バンドとは全然違う感じになると思います。
有明:私もまだ3回目です。静かな音で伸び伸びとやりたいです。
森本:ちなみにアコースティック系のブッキングはほぼ佐々木君が担当していて。
佐々木:本公演にも、アコースティックのシンガー・ソングライターも結構出るんです。バンドが好きな子は見落としてしまうかもしれないんですけど、根本にあるのはバンドと一緒だと思うんですよね。表面的なサウンドが違うだけで。そういうところものぞきに行ってくれたら、また新しいものが見えたりしていいんじゃないかと思います。
EVENT INFORMATION
"KNOCKOUT FES 2019 spring"
4月7日(日)下北沢ライヴハウス全10会場
MOSAiC / SHELTER / ReG / 近松 / LIVEHOLIC / WAVER / mona records / BASEMENTBAR / ろくでもない夜 / LOFT
[チケット]
前売一般 ¥2,300 / 高校生以下 ¥1,800(+2ドリンク¥1,200)
"KNOCKOUT FES 2019 spring 前哨戦 -Acoustic-"
3月9日(土)下北沢MOSAiC
前売 ¥2,300 / 当日 ¥2,500(+1ドリンク¥600)
"KNOCKOUT FES 2019 spring AFTER PARTY!!"
4月8日(月)下北沢MOSAiC / SHELTER
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,300(+1ドリンク¥600)
※"KNOCKOUT FES 2019 spring"本公演のリストバンド提示でドリンク代のみで入場可
LIVE INFO
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ネクライトーキー
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コレサワ
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
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sumika
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
Keishi Tanaka
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Rhythmic Toy World
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