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INTERVIEW

Japanese

 

鶴

Member:秋野 温(うたギター) 神田 雄一朗(ウキウキベース) 笠井“どん”快樹(ドラム)

Interviewer:岡本 貴之

15thアニバーサリー企画第4弾作品、『歩く this way』を9月12日にリリースした鶴。15年のキャリアを経て、今なお歩みを止めない彼らだからこそ歌える、バンドマンとしての決意とソウルメイトへの想いが綴られた楽曲だ。今回のインタビューでは、楽曲についてはもちろん、大成功となった15周年記念ワンマン・ライヴの振り返りから、大きなトピックとなった埼玉県鶴ヶ島市の"鶴ヶ島市ふるさと応援大使"就任についてまで、たっぷりてんこ盛りに語ってもらった。

-まず、2018年3月31日にマイナビBLITZ赤坂と4月7日に心斎橋BIGCATで行われた"鶴 15th Anniversary「好きなバンドが出来ました」~東西大感謝祭~"大成功、お疲れさまでした。

一同:ありがとうございます!

-盛りだくさんな内容のライヴでしたよね。振り返ってみていかがですか?

秋野:本当に盛りだくさんでした(笑)。

笠井:かなり長かったですけどね。

神田:長かったね。

秋野:ライヴが長くなるっていうのはこちらとしてはわかり切っていたので、3時間半体力がよく持ったなと。それと、このライヴに向けていろんなところでお客さんに"来てくれ来てくれ"って言いまくって、全国からよく集まってくれたなと思いましたね。

-そういえば、ライヴ中に出席をとってましたもんね。

秋野:最終的に2県を除いて全国の人が来てくれました。でも、47分の45っていう出席率は、俺たちが思っていた以上でしたね。それがまずありがたいなと。今はもう47都道府県ツアー(2018年9月から2019年3月にかけて開催の"結成十五周年記念 ALL TIME CLASSICS~47都道府県大会~")が始まってますけど、それに向けての気持ちの弾みをつけられたというか。これだけ全国から集まってくれたら、これはツアーも楽しいでしょっていう感じでしたね。それで翌日の"鶴一日待ちぼうけサイン会"も、想像以上に人が来てくれて。朝の10時スタートで夜8時まで10時間やったんですけど、たぶん午前中が忙しくて午後は暇になるっしょ、くらいに思っていて(笑)。どうせ俺らは朝まで打ち上げして、疲れている状態だから、たぶんボーっとしているよねって言ってたんですけど、東京も大阪も大勢集まってくれました。特に大阪はほぼ夜まで途切れることがなくて、トイレに行く暇もないくらいで。

神田:ありがたかったですけどね。"これで途切れそうだから、ごはんでも......あ、来たー"みたいな感じでした(笑)。

-神田さんはライヴを振り返っていかがでしたか。

神田:本当に盛りだくさんで、やってる方としても飽きたり集中力が切れたりすることもなく、僕らの方があっという間だったのかなって。お客さんも最後まで楽しめたっていう人が多かったので、15周年で全部乗せみたいなライヴをやろうっていう企画自体は大成功だったと思います。照明さんとかPAの方、ローディーさんとか、舞台監督さんとかっていうチームのスタッフさんも、デビュー・タイミングとか節目節目でやってもらった人でちょっとご無沙汰な人とか、最近違う現場で会ってせっかくだからやってもらうことにした人とか、レコーディング・エンジニアの方とかVJの方とか、15年やってきたオールスターじゃないですけど、集大成みたいなチームでやれたことがすごく良かったなって思います。打ち上げに行って飲んで広げてきたりした仲間が繋がって集まったのかなって。ちょっと戦隊モノみたいな感じというか(笑)。戦隊モノが15周年で今までのキャラクターが全員出ちゃうみたいなことあるじゃないですか。そういう繋がっていく感じが僕は楽しかったですね。

-笠井さんはいかがでしたか?

笠井:14年目から1年間かけて、結成15周年、デビュー10周年というところにかなり気合を入れてやってきたので、そこでドーンと1回区切りになるんだろうなって思ったんです。すごく長いライヴだったし、準備もものすごくしてきたし、ここで区切って、また次に向けての新しい一歩だ、みたいな気持ちだったんです。でも、終わってみたら全然そんなことなくて。サラっと次に突入した感じというか、続きの一歩でした。"あ、区切れないじゃん"って(笑)。そんな感じが素直な感想でしたね。

-ここ数年で47都道府県ツアーをやってきた流れの続きにあったような感覚ですかね。

笠井:うん、そうですね。もうスッと次が始まっていて。

-終わってから、3人で感慨に浸るようなこともなく?

笠井:全然なかった(笑)。"もうはじまってるな~"っていう。

秋野:そういう感動は意外となかったですね。ツアーの発表も同時にあったので、"またやるぜ~"っていう感じでした。もともと、"鶴のソウルメイト決起集会をやるから全国から来てくれ"って言ってましたしね。なんの決起集会だったかというと、これから俺たちが全国に行くためだったという。そういうところも裏側にずっとあったので、"ここがゴール"っていうよりは"ここから行きますよ"っていう気持ちでいたので。だから気持ちとしては終わった感じはなかったです。

-"ゴールじゃない"という言葉は、まさに「歩く this way」にも同様の歌詞が出てきますね。今のお話からすると、ひと区切りついて新たに歩いていく、という意味で生まれた曲ではないんですね。

秋野:"東西大感謝祭(鶴 15th Anniversary「好きなバンドが出来ました」~東西大感謝祭~)"の準備をしている合間にも、次の曲をどうしようっていうのはずっと考えていたんです。それこそ最初は2017年末くらいに、次の作品をいつ出すか話していて。理想は春ぐらいに出して、"東西大感謝祭"で新曲としてドーンとやるっていう案もあったんですけど、なかなかしっくりくる曲がまとまらずに、今回のタイミングになったんです。