Japanese
BiSH
2018年09月号掲載
メンバー:セントチヒロ・チッチ アユニ・D
インタビュアー:吉羽 さおり
2018年1月からスタートした全国ツアー"BiSH pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR"を経て、横浜アリーナでのワンマン・ライヴ[BiSH "TO THE END"]を即完し、BiSH史上最大規模となるライヴを成功させた6人。横浜アリーナ公演を収録したライヴBlu-ray/DVD『BiSH "TO THE END"』と、ツアーの舞台裏に完全密着したドキュメンタリー作品『BiSH Documentary Movie "SHAPE OF LOVE"』が同時リリースされる。結成から3年、"楽器を持たないパンクバンド"という異端の存在が、いかにして1万2,000人のアリーナを沸かせる存在となり、また6人はどう変わってきたのか。両作品では、その生々しく泥臭い姿が垣間見える。この先へと向かうBiSHの記念碑的な2作品について、セントチヒロ・チッチ、アユニ・Dのふたりに話を訊いた。
-BiSH史上最大規模となる横浜アリーナでのライヴ[BiSH "TO THE END"](2018年5月22日)から3ヶ月近く経ちましたが、振り返ってみて、あの横アリでのライヴはBiSHにとってどんなライヴだったと感じていますか。
チッチ:今までもずっと言ってきたんですけど、横浜アリーナはずっと立ちたかった場所で、絶対に立たなきゃいけない場所だったので、結成から3年というスピードで立てたことは、嬉しかったですね。でも、野音(2016年10月8日に開催した[Less Than SEX TOUR FiNAL "帝王切開" 日比谷野外大音楽堂])とか幕張メッセ(2017年7月22日に開催した[BiSH NEVERMiND TOUR RELOADED THE FiNAL "REVOLUTiONS"])でのライヴのときみたいに、特別感を出すわけじゃなくて、これからのBiSHの階段のひとつとして上って、次へのステップに行くという感じでできたことは、大きな経験だったなと思っています。それは今までの自分たちがあったからこそできたことかな、と思いました。
アユニ:今、チッチが言ったように横浜アリーナは通過点で。でも1万2,000人という、今までで一番大きなキャパのライヴで。本当にその日が楽しみだったし。いつも大きなステージでは特に、緊張とかで負けてしまうこともあるんですけど、そういう気負いというか、プレッシャーがまったくなかったので、気持ち良くできたなって思います。
-なぜあれだけ大きなステージで気負うことなくできたのでしょうか。
アユニ:チームもメンバーもずっと、(横浜アリーナを)BiSHの通過点として目指していたものだったからですかね。
チッチ:1月から全国ツアー"BiSH pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR"を回ってきて、その延長線上の横浜アリーナだったので。中野サンプラザでツアー・ファイナル(4月22日)を終えて、またその続き、という感じでできたことが良かったのかなって思っていて。だからこそ気負わずに、自分たちが重ねてきたものを発揮する場所としてできた気がします。
-先日出演したフェス"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018"ではバンド・セットだったじゃないですか。さらにソリッドなBiSHのステージで面白かったんですけど、横浜アリーナでもああいう感じでやるのかなとも思っていたんですよね。でも本当に、いつもと同じ6人のステージでっていうのが、意外でもあり新鮮だったんですよね。
チッチ:たしかにそうですね。バンド・セットでやっても良かったなって思うけど、6人であの場所に立てたことは、私は逆に良かったなと思ってます。6人だけで、横浜アリーナのステージで表現できたことは、絶対忘れないと思うし。なんか、いいグルーヴが生まれたなって思いました。
-全国ツアー"BiSH pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR"の模様は、ドキュメンタリー映像作品『BiSH Documentary Movie "SHAPE OF LOVE"』にも収録されていますが、1ツアーでかなりいろいろあることがわかりますね。映像を観るだけでも、心も身体も成長していく記録になっているというか、グループがタフになっていく様を2時間で観るもので、すごく濃い内容でした。自分たちでもご覧になりました?
チッチ:観ました。でもたしかに、こんなにいろいろあったんだって思うんですけど、自分の中では忘れていることが多くて。BiSHをやっていると、あれが365日、年がら年中なので(笑)。あれが私たちの日常というか、いつものツアー風景が収められている感じなんです。だから、今回のツアーで特別何かがあったわけではないんです。あれが毎回起こってます。
-ツアーのたびにタフになりますね。
チッチ:本当にそうだと思います。
-ドキュメンタリー作品では、メンバー同士で意見をぶつけ合ったりしてお互いのことをちゃんと見ていようっていう、今のBiSHが垣間見えて。いい関係性になっているんだなって思いました。
チッチ:最初のころはぶつかり合うことが本当になくて。言えない空気っていうか。でもそれだけじゃ成長しないんだってみんなが思ったから。結構オブラートには包んでいると思うんですけど、ちょっとずつお互いに伝えられるようになってきたと思います。アユニとかは、最初は何も言わなかったけど、言えるようになってきたかな? 逆にしっかりしてるから、最近はいろいろ言ってくれます。
-最初はやっぱり、メンバーでも言いにくいこともありますかね。
アユニ:そうですね。言いたいことが言えないというのもそうなんですけど、私は極度の人見知りのせいで、コミュニケーションがうまく取れなくて。だけど、毎日ずっと一緒にいるので、その時間がそういうことも言えるようにしてくれた感じでした。
-BiSHとして次のステージに行こう、もっと大きくなっていこうというところで、よりメンバー同士が結束した瞬間はあったんですか。
チッチ:このツアーでは最初からメンバー誰かしらの調子が悪くて。ツアー自体、その時々で誰かの調子が悪いことが多かったんです。だから、どうやってお互いをサポートするかっていう話をすることが結構多かったですね。そこで、今までとは違った助け合いというか、そういうのが生まれ出して。ちょっと前よりも、グループとしてギュッとまとまった感じが私はありました。
-ドキュメンタリー作品にも収められましたが、ツアー初日、1月30日のZepp Tokyo公演は、いろいろ課題を感じたようですね。
チッチ:初日の東京は結構ヤバかったよね。
アユニ:うん。
チッチ:パフォーマンスというよりも、その日はグループとしてあまり良くなかったんです。全員が人任せという感じで、情けない感じだったので。もっとちゃんとしようって話し合ったんです。
-ツアー初日って、いろんな想いが交錯したり独特の緊張感があったりとか、なかなか難しいところはありそうですね。
チッチ:そうですね。ひとりふたりが張り切っちゃってもまた違うし。やっぱり6人が同じ方向を向いてないとダメなんだなって思いました。
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