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INTERVIEW

Japanese

amazarashi

amazarashi

メンバー:秋田 ひろむ(Vo/Gt)

インタビュアー:沖 さやこ

-登場人物はamazarashiの過去曲がモチーフにもなっていますが、なぜこの曲たちだったのでしょう。

曲のメッセージ性とキャラクターの思想もちょっと関わってて、いろんな考えの人がいて、その人同士がどう交わるか、というところから考えました。


未来を描くのは未来に対して不安があるから


-『世界収束二一一六』は100年後、『虚無病』は2年後が舞台になっています。秋田さんが"未来"を描くのにはどういう意味がありますか? また、なぜ"虚無病"の舞台は2年後の青森だったのでしょうか。

ファンタジーとかSFになると、どこまでも際限なく広がってしまうので、自分の身近なところで書くのが楽だと思いました。未来を描くのは未来に対して不安があるからだと思います。

-『世界収束二一一六』と同じように、自分の日々の振る舞いについていろいろ考えるきっかけになりました。前回のメール・インタビューで"僕は好き勝手に言いたいことを言ってるのがいい"とおっしゃっていましたが、それは秋田さんがリスナーに伝えたいこと、メッセージであることはイコールになるのでしょうか。

メッセージ・ソングもありますけど、それがすべてではないです。もっと日常のぼやきも些細なことでもなんでも歌えたらなと思ってます。最悪、リスナーがいなくても僕が楽しかったらそれでいいと思ってます。

-「僕が死のうと思ったのは」は中島美嘉さんへ提供した楽曲のセルフ・カバーですが、なぜこのタイミングで、この作品にこの曲のセルフ・カバーを収録しようと思われたのですか?

弾き語りで歌ったりしてて、いつかリリースしたいと思ってたんですが、この幕張のタイミングもあったので今しかないと思いました。リスナーからの支持も厚い曲で、中島さんのリスナー含め、みなさんに名曲にしてもらった曲だと思います。

-楽曲としては3年前の曲になりますが、曲から感じる当時の自分と、今の自分に違いはありますか? また、この曲に感じる想いは当時と今で変わりましたでしょうか。

根元は変わってないと思いますけど、今の心情とは違うかもしれません。でも歌ってるとフラッシュバックするというか、あぁこんな気持ちだったなってリアルに思えます。

-Track.2「星々の葬列」は歌詞を聴いていると考え込んでしまうところがありますが、秋田さんの優しいタッチの歌い方や晴れやかなサウンドスケープも影響して重苦しくなく、星の美しさを讃えているようにも聞こえました。どういうイメージで曲作りを行ったのでしょうか。

葬式を舞台にした曲なんですけど、曲の雰囲気に合わせて直接的な表現は避けて作りました。以前やった"千分の一夜物語 スターライト"(※2014年9月9日にTOKYO DOME CITY HALLにて行われたライヴ)の雰囲気を思い出しながら、悲しいけど優しい歌詞を目指しました。

-イントロのアコースティック・ギターの音色も印象的です。今、秋田さんにとってアコギはどのような存在になっていますか?

僕は結構、楽器とか適当で、今あるものに満足してしまっています。アコギは一番多く弾くので愛着はありますが、僕は生粋のギタリストにはなれないです。

-Track.3「明日には大人になる君へ」はストリングスとドラムに迫力があって、秋田さんのポエトリー・リーディングの熱と混ざり合っていて、短いながらにとても迫力がありました。"明日には大人になる君"とはどのような人物なのでしょうか。昔の秋田さんなのかな、とも思いましたが。

"死にたい"とか"死にます"とか、そういうことをファン・レターで送ってくる人たちへの返信みたいな気持ちで書きました。昔の僕と重ねてる部分もあります。