Japanese
ASIAN KUNG-FU GENERATION
2011年06月号掲載
Member:後藤 正文(Vo&Gt)
Interviewer:沖 さやこ
2011年7月16日・17日の両日、<ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES.2011>が横浜アリーナでいよいよ開催! ツアー形式として開催された<NANO-MUGEN CIRCUIT 2010>を加えると今回で通算10回目となる<NANO-MUGEN>だが、今年も国内勢・海外勢ともに豪華なラインナップが集結した。そんな、日本のロック・シーンの夏の風物詩のひとつとして認知された感のある一大フェスのオーガナイザーは、もちろんASIAN KUNG-FU GENERATION! 今回は、その主催者であるアジカンから後藤正文が登場、<NANO-MUGEN>にまつわる様々なトピックを語り尽くしてもらった。マガジン未掲載分を追加したフル・ヴァージョン、たっぷりご堪能あれ!
-去年のNANO-MUGENはサーキット形式だったので、今年は2年振りの横浜アリーナでの“フェス”としての開催ですが。今年のコンセプトっていうのはあるのでしょうか?
NANO-MUGENに関しては毎年コンセプトはないんで、好きなバンドを呼ぶっていう。ヘッドライナーが決まると、自ずと色が決まって来る。今年はWEEZERがひとつの目玉だし。MANIC STREET PREACHERSはやり直しとか、そういう意味もあるんで。(※MANIC~は2009年のNANO-MUGEN FES.に出演予定だったがベーシスト、Nicky Wireの急病により出演がキャンセルになった)
-アジカンには“リスナーにいろんな音楽を聴いてもらいたい”という思いが全ての活動に強いと思います。お気に入りのCDを選んで、同じアルバムを選んだ人たちがどんどん繋がっていくという、『マジックディスク』のウェブ・サイトも非常に斬新なアイディアでしたし。そんな中で、フェスとコンピレーション・アルバムは、音楽を広める手法の原点だと思うんです。
いろんな対流が滞って硬直化してくるとどうしても「これしか聴かない!」とか、「私は○○にしか興味が無い!」っていうことになってくると思うんですよね。そうすると音楽の文化的な地位とかもやっぱ下がって来ちゃうと言うか。開いた気持ちでいろんなところに接したり、それがどういうものかって感じたりするのが、僕は一番いいと思っていて。例えば、音楽だけ聴いていても音楽の良さは分からないと思うし。小説を読んだり、映画を見たりとか、美術を見に行ったりとかして、その複合的なところで見えてくるものはたくさんあると思うし。音楽だけに限って言えば、ひとつのバンドを聴き続けているよりもいろんなバンドを聴いて楽しんでみるとかね。「日本の音楽と海外の音楽って何が違うんだろう?」って。何となく聴き分けてみたらいろんなことに気付いたり、納得したり。そういうことやってると、色々繋がって来るんですよね。自分達の話してる言葉と音の関係性を考えていくと、英語を勉強するのも面白くなってきたりとか。発音とかも「なんかあの人達ってラップ・シンガーみたいに喋るんだよね~」とか(笑)、何となく分かって来るし。NANO-MUGEN FES.とかコンピレーションって、“そういうの全部が凄く楽しいよ”ってプレゼンテーションするための入口のひとつではあるかなと。“いろんな表現物がどんどん繋がっていくんだよ”って。若い子達もなるべく入って来易いようにね。
-人と人、作品と人がどんどん繋がっていくマジックディスクのサイトは、そういう意味でも象徴的ですよね。アジカンのような存在のバンドがNANO-MUGENみたいなことをやることはとても大きい意味があると思います。イベントではなく“フェス”という規模もそうですが。
フェスってお祭りだから。純粋に音楽を楽しんでもらって、新しい音楽との出会いを若い子たちには提供したいっていうのはあるんですけどね。僕らも好きなバンドやアーティストが紹介して、新しい音楽とかに出会ったことがあったから。それを分かり易くお祭りの形にしてやると、もっとこう、いろんな人が入ってこられるかなって。コンピレーション・アルバムはフェスに出る人、曲、って感じで、それは物凄くシンプルに。出演者の全てのアルバムを買って予習して来いっていうのも乱暴だし。別に僕はまったく1曲も知らない人のライヴに行っても楽しいですけど(笑)、そういうのが一般的な楽しみ方と言ったらそうでもないから。「こういうバンドが出ますよ」って紹介の意味もありますよね。知ってる曲や気に入ってる曲を演奏してくれた時のフェスでの喜びとかもあるし。広がりを持たせるためのひとつのツールっていうかね。
LIVE INFO
- 2025.05.21
-
VOI SQUARE CAT
斉藤和義
Saucy Dog
打⾸獄門同好会 / くるり / ストレイテナー ほか
あいみょん
Hakubi
yummy'g
渡會将士
ADAM at
緑黄色社会
- 2025.05.22
-
ORCALAND
Saucy Dog
ReN
片平里菜
w.o.d. ※振替公演
あいみょん
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
清 竜人25
DYGL
Maki
フリージアン
チリヌルヲワカ
Base Ball Bear
otsumami feat.mikan
ayutthaya
I Don't Like Mondays.
- 2025.05.23
-
ORCALAND
[Alexandros]
Mr.ふぉるて
indigo la End
a flood of circle
THE BAWDIES
DYGL
w.o.d. ※振替公演
ADAM at
Plastic Tree
浅井健一
ゴキゲン帝国
TOMOO
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Hakubi
レイラ
LEGO BIG MORL
- 2025.05.24
-
ReN
Mr.ふぉるて
indigo la End
[Alexandros]
GANG PARADE
ヤングスキニー
緑黄色社会
ASP
サカナクション
おいしくるメロンパン
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / ストレイテナー ほか
コレサワ
THE BACK HORN
片平里菜
ポップしなないで
People In The Box
星野源
Novelbright
Baggy My Life × Comme des familia
mol-74
ネクライトーキー
LACCO TOWER
Plastic Tree
WANIMA
ADAM at
アルコサイト
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
SHE'S / SCANDAL / wacci ほか
VOI SQUARE CAT
終活クラブ
SUPER BEAVER
"Shimokitazawa SOUND CRUISING 2025"
DeNeel
the telephones
The Ravens
FUNKIST
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
LEGO BIG MORL
ビレッジマンズストア
- 2025.05.25
-
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ReN
コレサワ
flumpool
a flood of circle
ヤングスキニー
緑黄色社会
GANG PARADE
ASP
サカナクション
THE BAWDIES
10-FEET / The BONEZ / バックドロップシンデレラ ほか
ACIDMAN
片平里菜
星野源
Baggy My Life × Comme des familia
秋山黄色 / This is LAST / Chilli Beans. / reGretGirl ほか
ネクライトーキー
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
GLIM SPANKY / 阿部真央 / 和田 唱(TRICERATOPS)ほか
GOOD BYE APRIL × Nolzy × First Love is Never Returned
Mirror,Mirror
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Cody・Lee(李)
- 2025.05.26
-
清 竜人25
水中スピカ
Poppin'Party
- 2025.05.29
-
オレンジスパイニクラブ
THE BAWDIES
片平里菜
THEラブ人間×ニッポンの社長
斉藤和義
怒髪天
yummy'g
sumika
BECK
あいみょん
Hump Back
ハンブレッダーズ / w.o.d. / Kanna
CUTMANS
- 2025.05.30
-
THE YELLOW MONKEY
TENDOUJI
オレンジスパイニクラブ
緑黄色社会
yutori
KALMA
サイダーガール
片平里菜
[Alexandros]
a flood of circle
チリヌルヲワカ
水中スピカ
Subway Daydream
女王蜂
Mr.ふぉるて
downy
四星球
Lucky Kilimanjaro
DYGL
MONO NO AWARE
flumpool
射守矢 雄(bloodthirsty butchers) / 山本久土
Nothing's Carved In Stone
- 2025.05.31
-
古墳シスターズ
ポップしなないで
GANG PARADE
怒髪天
チリヌルヲワカ
ヤングスキニー
"hoshioto'25"
People In The Box
indigo la End
浅井健一
[Alexandros]
a flood of circle
竹内アンナ
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
藍坊主
おいしくるメロンパン
斉藤和義
打首獄門同好会
Myuk
THEラブ人間×ニッポンの社長
水中スピカ
THE BAWDIES
Mr.ふぉるて
HY
androp
sumika
Creepy Nuts
"CAMPASS 2025"
eastern youth
Keishi Tanaka
"THE BEACH 2025"
東京スカパラダイスオーケストラ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
flumpool
星野源
Official髭男dism
清 竜人25
- 2025.06.01
-
DYGL
YUTORI-SEDAI
古墳シスターズ
怒髪天
Subway Daydream
TENDOUJI
ポップしなないで
おいしくるメロンパン
ヤングスキニー
緑黄色社会
サイダーガール
KALMA
浅井健一
yutori
打首獄門同好会
Myuk
androp
downy
斉藤和義
Baggy My Life × Comme des familia
オレンジスパイニクラブ
WHISPER OUT LOUD / Good Grief / CrowsAlive / UNMASK aLIVE
藍坊主
ネクライトーキー
HY
sumika
Creepy Nuts
WANIMA
サニーデイ・サービス × YOGEE NEW WAVES
arko lemming
DURAN × BONGFATHER
"CAMPASS 2025"
Academic BANANA
FIVE NEW OLD
ASIAN KUNG-FU GENERATION
indigo la End
星野源
Official髭男dism
RELEASE INFO
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.26
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.05
- 2025.06.06
- 2025.06.11
- 2025.06.12
- 2025.06.13
- 2025.06.18
- 2025.06.20
- 2025.06.25
- 2025.06.28
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
トゲナシトゲアリ
Skream! 2025年05月号