Japanese
ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES.
2011年06月号掲載
■<ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES.>Archive & Now!
後藤正文インタビューに続き、ここでは、いまや日本の音楽シーンの中でも屈指のフェスというイメージが定着した<NANO-MUGEN FES.>をあらめてひもといてみたい。日本勢・海外勢ともに豪華なラインナップが彩ってきたステージの歴史を振り返るとともに、今年開催される<NANO-MUGEN FES.2011>の見どころも紹介!
■< NANO-MUGEN FES. > 2003-2010 Archive
その幕開けは、2003年8月11日新宿LOFT。イベント主催者のアジカンと、彼らと親交の深いアーティスト4組によるステージには、その後の <NANO- MUGEN>では皆勤賞的に出演しているストレイテナーの日向秀和がART-SCHOOLのメンバーとして出演していたのが懐かしい。
同年開催の第2回目、12月17日横浜CLUB24にも、それから7年後に行われた <NANO-MUGEN CIRCUIT 2010>のラインナップでもあるテルスターが出演。そんな、アジカンを中心とした音楽の輪は、2004年にそのスケールを一気に飛躍させる。
初のアリーナ級会場での開催となった第3回目の日本武道館にはACIDMAN、そしてGOING UNDER GROUNDとストレイテナーという、アジカンとともにその後の日本のロック・シーンに欠かせないバンドへ成長した面々の熱いステージが思い出深い。
2004年、初の大阪会場開催となった第4回目には、ZEBRAHEADとTHE CRIBSが海外勢としては初参戦した。それをきっかけに、ASH、THE RENTALS、STEREOPHONICS、THIRD EYE BLIND、BEN FOLDS、HARD-FI、etc……。
海外のフェスではヘッド・ライナー級の面々を数多く招聘してくれたのも素晴らしい。先にも書いたが、いちアーティスト主導でこれほどのイベントを開催すること、そこへかかる労力はきっと並大抵のものではないだろう。心から感服!
2005年には横浜アリーナに初進出、今年もthe HIATUSで出演する細美武士が当時はELLEGARDENとして出演し、その翌年の第6回目からは横浜アリーナ2デイズへと規模がさらにスケールアップ。
2009年のスピッツなど邦楽勢のビッグ・ネームも印象深いが、2006年のチャットモンチー、2008年の9mm parabellum bullet、2009年の清竜人、サカナクションなど、新たな音楽シーンを支える後進たちをフック・アップする役割を果たしていたことも<NANO-MUGEN>の功績として見逃せない。
個人的には、2006年のBEAT CRUSADERSが横浜アリーナに彼ら恒例の“オ○○○!”コールを大合唱させたシーンがめちゃくちゃ痛快だったり……(ヒダカトオルが“ゴッチごめん!”と謝っていたのも記憶に焼きついてる・笑)。近年はジャンルの壁も取り払い、世代も越えて、この<NANO-MUGEN FES.>は音楽の様々な楽しさを提供する場として輝きを放っている。(道明 利友)
2003年から始まった<NANO-MUGEN FES.>も今年で9回目。昨年は<NANO-MUGEN CIRCUIT>として全国を駆け巡ったが、フェス形式としてまた今年戻って来てくれたのは本当に嬉しい限り。毎回度肝を抜く大物出演者の発表で僕らを驚かせてくれる<NANO-MUGEN FES.>だが、今回もホントに素晴らしいアーティスト/バンドが揃った。そして、今までの<NANO-MUGEN FES.>にゆかりのあるアーティストが揃っていることも興味深いし、それはこのフェスに“また出たい!”と思わせる魅力が詰まっているからだろう。
横浜アリーナ2デイズ公演として開催される今回、ASIAN KUNG-FU GENERATIONと共に2日間の出演が決定しているのは、今回で2度目の出演となるTHE RENTALS。WEEZERの初期を支えたパワー・ポップ職人Matt Sharp率いる青春ポップ・バンドだ。泣きのメロディが詰まった1st&2ndは、共に名盤! 今回はアコースティック・ステージでたっぷりと、彼らのそのグッド・メロディを堪能出来そう。元バンド・メイトであるWEEZERや仲の良いASHとのまさかのサプライズもあるんじゃないかと、勝手に期待を膨らませてしまいます。そして、このフェスのもう一つの顔と言ってもいいんじゃないかと思うTHE YOUNG PUNX!がPHONATと共に2日間の出演が決定。横浜アリーナという大ホールをダンス・フロアに変えてくれることだろう。
16日はUS、UKともにビッグ・バンドが登場。WEEZER、そしてASHだ。この2バンドが一緒に観られるなんてなんて幸せなことだろう。ASIAN KUNG-FU GENERATIONというバンドに絶大な影響を与えているであろう、この2バンドの見逃しは厳禁だ。日本からも、6月に2nd EPをリリースするthe HIATUSと日本のパンク・シーンを引率して来た磯部正文 BANDが登場。そしてガールズ・バンドとして今注目度抜群のねごと、ウリチパン群のメンバーでもあり、ソロでもポップでオリジナルなパフォーマンスが海外からも高い評価を受けるオオルタイチがどんなパフォーマンスを見せるかもとっても気になるところだ。
17日は、パワー・ポップな初日と異なりバラエティに富んだラインナップ! まずはMANIC STREET PREACHERS、彼らを待っていたという方も多いんじゃないでしょうか。世界のフェスでもヘッド・ライナーを務めるビッグ・アクトの、エネルギッシュかつ感動的なライヴはぜひ体験してもらいたい。この日は、<NANO-MUGEN FES.>では毎年鉄板の盛り上がりを見せるストレイテナーに加え、日本が世界に誇るダンス・アクトBOOM BOOM SATELLITESも登場。そして、モーモールルギャバンの強烈なパフォーマンスも必見だ。今までで一番ともいえる今回の豪華ラインナップ。ぜひ隅から隅まで楽しんで欲しい。(遠藤 孝行)
■2011年7月16日(土)神奈川県 横浜アリーナ OPEN 10:00 / START 11:30
<出演者>(2011年5月末現在)ASIAN KUNG-FU GENERATION / WEEZER / ASH / THE RENTALS(アコースティック・ステージ)/
THE YOUNG PUNX!&PHONAT / the HIATUS / 磯部正文BAND / ねごと / オオルタイチ(DJステージ) / and more
■2011年7月17日(日)神奈川県 横浜アリーナ OPEN 10:00 / START 11:30
<出演者>(2011年5月末現在)ASIAN KUNG-FU GENERATION / MANIC STREET PREACHERS / THE RENTALS(アコースティック・
ステージ)/ THE YOUNG PUNX!&PHONAT / BOOM BOOM SATELLITES / ストレイテナー / モーモールルギャバン / and more
■NANO-MUGEN FES.2011 公式サイト https://www.nano-mugen.com/
WEEZERの単独公演が決定!! - WEEZER Japan Live 2011 "Memories & Best of" -
★2011年7月13日(水)Best of Blue Album
★2011年7月14日(木)Best of Pinkerton Album
Zepp Tokyo OPEN 18:00 / START 19:00
Tickets ¥8,500(スタンディング/2F指定席/当日ドリンク代別途)
【NANO‐MUGEN FES.2009 特集】
https://skream.jp/special/2009/08/nano-mugen_fes.php
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LIVE INFO
- 2025.04.17
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柄須賀皇司(the paddles)
XIIX
yama
KANA-BOON
ELLEGARDEN × FEEDER
SUPER BEAVER
The Ravens
君島大空
KIRINJI
Mirror,Mirror
androp
東京初期衝動
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
- 2025.04.18
-
超☆社会的サンダル
THE KEBABS
藤巻亮太
Maki
Omoinotake
THE LAST DINNER PARTY
緑黄色社会
THE ORAL CIGARETTES
yama
never young beach
曽我部恵一
FUNKIST
androp
indigo la End
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
あっこゴリラ
THE BACK HORN
- 2025.04.19
-
"ジゴロック2025"
MAN WITH A MISSION
フラワーカンパニーズ
GANG PARADE
ねぐせ。
サカナクション
"IMPACT! XXII"
WANIMA
眉村ちあき
ヤバイTシャツ屋さん / SUPER BEAVER / ストレイテナー / アルカラ ほか
THE YELLOW MONKEY / UVERworld / シンガーズハイ / yutori ほか
never young beach
原因は自分にある。
THE ORAL CIGARETTES
古墳シスターズ
THE BAWDIES
FINLANDS
sumika
ずっと真夜中でいいのに。
ゴキゲン帝国
太田家
Base Ball Bear × ART-SCHOOL
FUNKIST
HY
PIGGS
BRADIO
須田景凪
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
- 2025.04.20
-
片平里菜
"ジゴロック2025"
chef's
眉村ちあき
緑黄色社会
サカナクション
ビレッジマンズストア
fox capture plan
This is LAST
NOT WONK
古墳シスターズ
10-FEET / フラワーカンパニーズ / 四星球 / くるり / Hakubi ほか
UVERworld / Novelbright / TOOBOE ほか
原因は自分にある。
藤巻亮太
go!go!vanillas
NakamuraEmi
HY
sumika
indigo la End
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
THE LAST DINNER PARTY
SCOOBIE DO
BRADIO
吉澤嘉代子
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
moon drop
- 2025.04.21
-
THE KEBABS
クジラ夜の街×ルサンチマン
SANDAL TELEPHONE
- 2025.04.22
-
片平里菜
SUPER BEAVER
THE KEBABS
HINDS
Saucy Dog
THE YELLOW MONKEY
NANIMONO × バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
暴動クラブ
- 2025.04.24
-
PEDRO
柄須賀皇司(the paddles)
片平里菜
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
indigo la End
w.o.d.
BIGMAMA / cinema staff
THE KEBABS
yama
藤巻亮太
- 2025.04.25
-
古墳シスターズ
FUNKIST
そこに鳴る
w.o.d.
Keishi Tanaka
fox capture plan
chef's
ラブリーサマーちゃん
それでも世界が続くなら
斉藤和義
yama
the shes gone
Laughing Hick
ビレッジマンズストア
- 2025.04.26
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CYNHN
Keishi Tanaka
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Novelbright
ヤバイTシャツ屋さん / 打首獄門同好会 / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / キュウソネコカミ ほか
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
GANG PARADE
サカナクション
渡會将士
"nambar forest'25"
INORAN
ACIDMAN
Laura day romance
Bimi
Subway Daydream
Bray me
FINLANDS
WANIMA
Omoinotake
柿沼広也 / 金井政人(BIGMAMA)
古墳シスターズ
ハシリコミーズ
THE BAWDIES
斉藤和義
Panorama Panama Town
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
村松利彦(Cloque.) / まやみき(ank) / るい(TEAR) ほか
RAY
This is LAST
- 2025.04.27
-
原田郁子(クラムボン)
Keishi Tanaka
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
BLUE ENCOUNT / SUPER BEAVER / 四星球 / ENTH ほか
The Ravens
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
THE KEBABS
GANG PARADE
ヒトリエ
緑黄色社会
サカナクション
"nambar forest'25"
Bray me
FINLANDS
Ayumu Imazu
渡會将士
Bimi
HY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
オニザワマシロ(超☆社会的サンダル) / 名雪(Midnight 90's)
Subway Daydream
THE BAWDIES
fox capture plan
トゲナシトゲアリ×ダイヤモンドダスト
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
- 2025.04.29
-
sumika
fox capture plan
10-FEET / THE ORAL CIGARETTES / 04 Limited Sazabys / Maki ほか
眉村ちあき
とまとくらぶ
FUNKIST
Omoinotake
ねぐせ。
大橋ちっぽけ
The Ravens
Ochunism
ずっと真夜中でいいのに。
フラワーカンパニーズ
超☆社会的サンダル
HY
mudy on the 昨晩
WANIMA
yutori
荒谷翔大 × 鈴木真海子
Newspeak
"JAPAN JAM 2025"
GANG PARADE
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Laura day romance
amazarashi
- 2025.04.30
-
とまとくらぶ
超☆社会的サンダル
桃色ドロシー
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2025.04.15
- 2025.04.16
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- 2025.04.23
- 2025.04.25
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- 2025.04.28
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