Japanese
EMPiRE
2021年05月号掲載
Member:YU-Ki EMPiRE MAYU EMPiRE MiDORiKO EMPiRE MAHO EMPiRE MiKiNA EMPiRE NOW EMPiRE
Interviewer:宮﨑 大樹
-そもそも雨は"恵みの雨"ですからね、いいんですよ。続いて「IZA!!」についてのポイントは、なんと言っても、初の外部プロデューサーとしてSeihoさんを迎えた点ですよね。WACK所属アーティストとしてもかなり珍しいことですけど、それ自体をどう受け取っていましたか?
MAYU:2020年のスケジュールが出たときに、外部プロデューサーの方に頼んで曲を作ってもらう話がプランとしてはあったので、楽しみに思っていて。コロナ禍でその通りにはいかなかったんですけど、実現できてすごく嬉しかったです。
MAHO:他のプロデューサーの方と関わる機会がなかったから、そういう意味で、知らない世界を知るのはすごく楽しみでしたね。
-プロデューサーが変わると制作もやはり違うものですか?
MiDORiKO:普段と違うところでレコーディングするとか、いつもと違うこともありましたけど、他に何かあったかな?
MAHO:めっちゃ変わるのかなと思っていたけど、Seihoさんが初対面でも身近に接してくださったので、思っていたより緊張せず、いつもの感じでできました。
MAYU:普段メンバーがレコーディングしているときは、プロデューサーさんの後ろで他のメンバーと一緒にその様子を見るんですよ。松隈さんの場合はそのときに後ろからガヤを入れるんですけど、Seihoさんのときにもやってしまいました(笑)。"今のは癖が強すぎる!"とか、"あいつ明らかに(歌割を)狙ってる!"とか(笑)。
NOW:私はみんながガヤを入れてるときにたまたま別の部屋にいたんですけど、戻ったらSeihoさんとパエリアの話で盛り上がっていて(笑)。"そんなに仲良くなってたの!?"とビックリしたくらい、一瞬で距離が縮まっていました。
YU-Ki:NOWは狙っている部分がすごくわかりやすくて(笑)、別人格が出てくるんですよ。いきなり色っぽいお姉さんが出てきた(笑)。
NOW:まぁ、(歌割)貰えなかったんですけど(笑)。
-NOWさんはレコーディングで少し緊張していたそうじゃないですか。
NOW:そうですね、緊張しちゃいました。自覚はあんまりなかったんですけど、Seihoさんには緊張が伝わっていたらしくて"緊張しなくていいよ"と言ってくださったんです。それと、"NOWさんはこういう声の持ち主だから、こういうふうに歌うと、もっといい味が出るよ"と、その人に合った的確なアドバイスをくださったので、徐々にリラックスして歌うことができました。
-Seihoさんがプロデュースしたからこそ曲がこうなった、というポイントはありますか?
MiKiNA:私、初めてサビを歌っているんですよ。1stアルバム(2018年リリースの『THE EMPiRE STRiKES START!!』)でもYUiNA(YUiNA EMPiRE)ちゃんが抜けたところでサビは歌っているんですけど、最初からひとりでサビを歌うのは初めてです。嬉しいですね。
一同:(※拍手)
YU-Ki:いいアンニュイ加減が出ているよね。
MiKiNA:"クールに歌ってみて"と言ってくださって意識はしたんですけど、わりと自分の素のまま歌ったものを使っていただきました。
YU-Ki:この曲こそ"EGP"でやりたいですね。似合うんだろうなと想像が膨らみます。ダンス・フロアになっているのが想像できますね。
MAYU:EMPiREをダンス・ミュージックの面から入って好きになってくれた人には、特に刺さるんだろうなと思います。
-EMPiREの中でもダンス・ミュージック特化ですからね。そして、サウンド的にはカッコいいのに、全体の印象としてはかわいさもある、いい意味で不思議な曲にも思えました。これはメロディと歌い方がかわいい感じだからですかね?
MiDORiKO:軽めに歌った感じが出ているのかもしれませんね。レコーディングのときも"あまり力まずに歌ってね"というディレクションがありました。
MAYU:私だけ声を張ってしまった(苦笑)。最初にレコーディングしたんですけど、特に何も言われなくて。
NOW:でも、いい味出してる。
MiKiNA:うん、そんなに力が入っている感じはあんまりしなくて、MAYUちゃんのまっすぐないい声がそのまま使われた感じ。
YU-Ki:あと、音ハメが最高。サビは音ハメを意識するようにSeihoさんから言われていて、MAYUちゃんのレコーディングを聴いたときに、すごいなと思いました。サビでちゃんとハマっていると、聴いていて気持ち良かったです。完成した音源でSeihoさんがやりたかったものを聴けて嬉しかったですね。
-ちなみに「IZA!!」でもミュージック・ビデオを撮っているんですか?
一同:撮りました!
MAYU:EMPiREでいろいろと撮っていただいている田辺(秀伸)さんに監督していただきました。「HON-NO」はカッコいいに特化したMVだったと思うんですけど、「IZA!!」はスタイリッシュになりそうです。スタイリングが衣装じゃなくて、「Have it my way」のときみたいに洋服をスタイリングしていただきましたね。みんなでヒールを履いてずっと歩き続ける、何があっても進み続ける私たち、みたいな感じで。
MiDORiKO:EMPiRE以外にもキャストの方がたくさん出ています。
-「HON-NO」、「IZA!!」の2曲ともライヴで披露済みですけど、反応はどうでした?
MiKiNA:「HON-NO」はもう踊れる人いるよね?
NOW:"EGP"で初披露したときに、最初から踊れているエージェントがいて。さすがでした。
-そうなんですね。2曲ともサビは踊りやすそうですけど、それ以外は難しそうに見えました。
MiKiNA:「IZA!!」はすごく難しいです。
-「HON-NO」はEMPiRE比でそんなに難しくないんですか?
NOW:チョイムズです。
YU-Ki:星2つくらいかな?
MAYU:それMAXでいくつなの(笑)?
YU-Ki:星3つ中で星2つ! 「IZA!!」は3......3超える! 「Have it my way」は2.7!
MAYU:何それわかりづらい(笑)
MAHO:5段階で言ったほうがわかりやすいでしょ! これじゃまたインタビューに"(笑)"がいっぱいついちゃうよ(笑)!
一同:(笑)
MAYU:うちら"(笑)"の塊みたいな人たちだから(笑)。
-(笑)「IZA!!」は、ライヴだと音源以上にかわいさが増していた感じがしたんですよね。
MAYU:"かわいい"という感想が多かったので、やっぱそうなんですね。
NOW:ライヴだと"楽しい"の感情が歌の前面に出ているので、それでそう感じるのかもしれません。
YU-Ki:「IZA!!」はまだ音源が出ていないのに、"ついつい口ずさんでいた"みたいなことを言ってくれている人もいて嬉しかったですね。あと、一緒にサビを踊ってるエージェントが楽しそうなんですよ。他の曲のサビは、踊ることに真剣で、必死な顔をして踊っているときがあるんです。だけど、「IZA!!」に関してはみんなニコニコしながら真似して踊っている印象がありました。
-シングルの初回生産限定盤、DVD盤には、たびたび話題に出た"EGP"が収録されていますよね。こちらはEMPiREにしかできないひとつの形を見せたライヴに思えました。
MAYU:最高だったよね? いいライヴをしようとか、お客さんに何かを見せようという感じよりは"私たちも音にノりに来ました"みたいに、ラフな感じで楽しめました。お客さんも含めて一緒に踊った、そんな感じの楽しいライヴができたので良かったなと思います。
YU-Ki:本番は一瞬でしたね。通しリハでは本当に死にそうだったんですよ。ずっとダンス系の曲をやるセットリストなので、後半はハァハァしちゃって(笑)。目の前が真っ白になっちゃったんですけど、本番は楽しすぎて、体力という言葉が辞書からなくなりました。
MAYU:この日はテンションが上がりすぎちゃって。いつもだったら冷静にライヴができるのに、自分の状態を顧みるのを忘れて、気づいたら声が枯れていたんです。
-珍しかったですよね。
MAYU:気づいたらそうなっていたんですよ。「ERROR」が始まった瞬間に"あれ? 声が枯れてきた"と思って。それくらい没頭して楽しめました。普段だったらライヴ中に声が枯れたら落ち込んじゃうんですよ。でも、この日はいい意味でのやけっぱちが出ましたね。そのときにできる最善を尽くせば楽しいライヴができるし、みんなが心強かったので、大丈夫だなと思えたら楽しくできて。
YU-Ki:そのことは印象に残ってますね。MAYUちゃんの声が枯れたときに"大丈夫かな?"と思って見てみたら、すっごいニコニコしているんですよ(笑)。声が枯れてるのにニコニコしてるから、"ヤバい。MAYUちゃんのパリピの血が騒いでる!"って(笑)。
MiKiNA:そのあとに気合で持ち直すのもすごかった。
-そんなMiKiNAさんは「I don't cry anymore」の低音がいいスパイスになっていましたね。
MiKiNA:ありがたいです。曲に参加してる感――いや、参加してるんですけど普通に(笑)。
MAYU:そんな寂しいこと言わないでよ(笑)。
MiKiNA:それでこそグループだなと思えて。自分のできることに最善を尽くして、それがひとつの作品になると、グループでやっていて良かったなと感じます。
-さて、"EMPiRE ULTRA ViBES TOUR"のファイナルはZepp Tokyoに戻ってくる形になりますけど、そちらに向けての意気込みはいかがですか?
MAYU:今回のツアーは"もっとこうしたほうが自分たちも含めてお客さんの「バイヴス」が上がるんじゃないか?"とか、ライヴの構成を自分たちで考えているんです。結局、自分たちが楽しくないと伝染できないというか、空気が作れないと思うので、そういうところで1公演1公演話し合っていて。そういうのを繰り返して、ファイナルでは自信を持って、"超バイヴス"上がるライヴを見せたいと思います。
LIVE INFO
- 2025.07.02
-
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
SHE'S
Saucy Dog
Hump Back
Laura day romance × Billyrrom
Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)/ 寺中友将(KEYTALK)/ 谷口 鮪(KANA-BOON)/ アユニ・D(PEDRO)
ドミコ
岡崎体育
- 2025.07.03
-
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
斉藤和義
go!go!vanillas
蒼山幸子
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
PK shampoo
TenTwenty
Saucy Dog
ビレッジマンズストア
クジラ夜の街
KALMA
the dadadadys
神聖かまってちゃん
サカナクション
フィロソフィーのダンス×清 竜人25
岡崎体育
- 2025.07.04
-
Nothing's Carved In Stone
MAN WITH A MISSION
斉藤和義
ExWHYZ
GRAPEVINE
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
the shes gone
ビレッジマンズストア
蒼山幸子
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
女王蜂
ザ・シスターズハイ
のうじょうりえ
DOLL PARTS
カナタタケヒロ(LEGO BIG MORL)
GANG PARADE
佐々木亮介(a flood of circle)
大原櫻子
緑黄色社会
ポルカドットスティングレイ
リーガルリリー
浅井健一
サカナクション
Mom
- 2025.07.05
-
Nothing's Carved In Stone
SAKANAMON
鶴
THE ORAL CIGARETTES / ヤングスキニー / 水曜日のカンパネラ ほか
reGretGirl
GLIM SPANKY
チリヌルヲワカ
キュウソネコカミ
ART-SCHOOL
コレサワ
[Alexandros]
フラワーカンパニーズ
shallm
go!go!vanillas
アーバンギャルド
ExWHYZ
FINLANDS
"見放題大阪2025"
GRAPEVINE
片平里菜
HY
SCOOBIE DO
the shes gone
怒髪天
荒谷翔大
the dadadadys
envy
サイダーガール
緑黄色社会
め組
Helsinki Lambda Club
androp
WtB
ASP
Conton Candy
The Slumbers
有村竜太朗
- 2025.07.06
-
PEDRO
Creepy Nuts
UVERworld
鶴
ビッケブランカ
sumika / Novelbright / Omoinotake ほか
荒谷翔大
reGretGirl
[Alexandros]
竹内アンナ
go!go!vanillas
ネクライトーキー
FIVE NEW OLD
DYGL × Newspeak × ANORAK!
片平里菜
PK shampoo
GLIM SPANKY
"見放題名古屋2025"
女王蜂
SCOOBIE DO
怒髪天
チリヌルヲワカ
ART-SCHOOL
Bimi
jizue
クレナズム
halca
HY
SIX LOUNGE
ドレスコーズ
LEGO BIG MORL
有村竜太朗
フラワーカンパニーズ
- 2025.07.07
-
ビレッジマンズストア
ナナヲアカリ
NakamuraEmi
浅井健一
- 2025.07.08
-
TENDOUJI
Hump Back
go!go!vanillas
ビレッジマンズストア
the dadadadys
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
銀杏BOYZ
- 2025.07.09
-
SHE'S
いきものがかり
Maki
山内総一郎(フジファブリック)
- 2025.07.10
-
TENDOUJI
Saucy Dog
礼賛
いきものがかり
浅井健一
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
BBHF
the dadadadys
Hello Hello
GRAPEVINE
ザ・シスターズハイ
Organic Call
downy
四星球
- 2025.07.11
-
TenTwenty
女王蜂
TENDOUJI
なきごと
the shes gone
フレンズ
Saucy Dog
Laughing Hick
浅井健一
WtB
yutori
ビレッジマンズストア
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
のうじょうりえ
賽
ヤバイTシャツ屋さん × Perfume
wacci
KALMA
LITE / DO MAKE SAY THINK / HOTEL NEW TOKYO
GLIM SPANKY
Mirror,Mirror
reGretGirl
四星球
Rei
- 2025.07.12
-
大原櫻子
星野源
藤沢アユミ
FIVE NEW OLD
ASP
コレサワ
あれくん
ART-SCHOOL
SAKANAMON
女王蜂
LOCAL CONNECT
BLUE ENCOUNT
竹内アンナ
いゔどっと
PK shampoo
荒谷翔大
ACIDMAN
ズーカラデル
夜の本気ダンス × BRADIO × 8otto
チリヌルヲワカ
Homecomings
ブランデー戦記
[Alexandros]
鶴
SVEN(fox capture plan)
YUTORI-SEDAI
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
ADAM at
WtB
Eve
有村竜太朗
Bimi
MAPA
安藤裕子
蒼山幸子
古墳シスターズ
斉藤和義
原因は自分にある。
怒髪天
渡會将士
マオ(シド)
- 2025.07.13
-
星野源
あれくん
SVEN(fox capture plan)
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
TenTwenty
板歯目
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
FIVE NEW OLD
ASP
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
コレサワ
鶴
"HELLO INDIE 2025"
なきごと
ズーカラデル
UNCHAIN
ART-SCHOOL
有村竜太朗
アルコサイト
[Alexandros]
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
チリヌルヲワカ
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
Homecomings
ADAM at
ブランデー戦記
Eve
神はサイコロを振らない
荒谷翔大
カミナリグモ
FUNNY THINK
ぜんぶ君のせいだ。
VOI SQUARE CAT
安藤裕子
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
reGretGirl
斉藤和義
原因は自分にある。
トラケミスト
- 2025.07.14
-
Mirror,Mirror
- 2025.07.15
-
有村竜太朗
板歯目
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
[Alexandros]
Mirror,Mirror
キミノオルフェ
羊文学
Saucy Dog
Ivy to Fraudulent Game
RELEASE INFO
- 2025.07.02
- 2025.07.03
- 2025.07.04
- 2025.07.05
- 2025.07.06
- 2025.07.07
- 2025.07.08
- 2025.07.09
- 2025.07.10
- 2025.07.11
- 2025.07.13
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
音ノ乃のの
Skream! 2025年06月号