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DISC REVIEW

B

BUM

今年1月、the pillowsの山中さわおが主宰するDELICIOUS LABELに加わった現代のグラム・ロック5人組が山中のプロデュースの下、完成させた4枚目のアルバム。60年代のブリティッシュ・ロックをただ再現するだけでは飽き足 らず

憧れられたい

さすがはメジャー・デビュー作! 全てがスケール・アップしている。まず、タイトルからして素晴らしい。“ロックン・ロールはアイドルから始まる”、“スターになる前に、アイドルになりたい。”という心意のもと冠されたこの言葉は、ギラギラとした成功願望

I WAS JAPANESE KINKS

どぎついアイメイク、カラフルで奇抜だがどこかモダンなファッション、まるでキッチュなグラム・ロックのようなルックスのアーティスト写真がやけに印象的だったのだが、良い意味で、全てがそのビジュアル通りであった。軽快なブリティッシュ・ビートに胸をき

DEAR FRAME

アコースティック・ギターを抱え、日常のドキュメンタリーを歌い綴るシンガー・ソングライター、CLOW。Track.1「スクロール」では、世界の紛争も、事件や事故、下世話な芸能情報から知人の近況まで、手の内で情報がスクロールされていくことを歌う

Disgraceland

結成からわずか4年で世界に飛び出してきた5人組がいよいよメジャー・デビュー。彼らの存在をアピールしてきた破天荒なライヴ・パフォーマンスとは若干印象が違い、20歳そこそこのメンバーがここで奏でるガレージ・ロックンロールは荒々しさのみならず、曲

Weather

移り変わる天気のように様々な感情が表現された1st EP。その作家陣には、どついたるねん、KNOCK OUT MONKEY、BACK LIFT、POT(※五十音順)といった強力なロック・バンドが名を連ねた。メロコア、ポップ・パンクを中心とし

B.O.L.T "THE LIVE PACKAGE" 2021

自身初のツアー"#BOLT関東デマス ~初ライブツアーの巻~"のツアー・ファイナルと、恵比寿LIQUIDROOMで行われた"B.O.L.T ONE MAN LIVE 「Voyage」"の2本立てという豪華な映像作品。前者は、初のツアーでの経

More Fantastic

表題曲「More Fantastic」は、桜井日奈子主演のBSテレ東 真夜中ドラマ"ごほうびごはん"OP主題歌に起用され、SILENT SIRENのサウンド・プロデューサーとして知られるクボナオキが提供。B.O.L.Tらしい疾走感溢れるロッ

Attitude

各曲に身体のパーツや動きがテーマとして割り振られた2ndアルバム。Misaki(SpecialThanks)提供の「スマイルフラワー」、SHANKの松崎兵太は「まわりみち」、「未完成呼吸」の2曲、TOTALFATからShunとJoseがそれ

スマイルフラワー

B.O.L.Tの2ndシングル表題曲「スマイルフラワー」を提供したのは、SpecialThanksだ。ミドル・テンポの歌い出しから徐々に疾走感と力強さを帯びていくこの曲は、コロナ禍でマスク着用が当たり前になり、日常で見る機会が減ってしまった

Don't Blink

今年アルバム『POP』でメジャー・デビューを果たしたB.O.L.Tの初シングル。BSテレ東のドラマ"どんぶり委員長"主題歌に起用されている表題曲「Don't Blink」は、TOTALFATが提供しており、TOTALFAT節全開のメロコア・

POP

ももいろクローバーZや私立恵比寿中学が所属する"スターダストプラネット"の4人組アイドル、B.O.L.Tのメジャー・デビュー・アルバム。本作は、メロコア、パンクを始めとした生バンドによる本格ロック・サウンドが聴き応えたっぷりで、且つメロディ

ビューティフォーEP

“全力の真っ直ぐ”は何にも屈しない強さがある。人の心を感動させるのは、小細工の一切ない熱い思いなのだ。表題曲「ビューティフォー」の突き抜けるハイトーン・ヴォイス、胸を高揚させる力強いリズム隊、太陽光線にも負けないくらいの眩しさを放つギターと

キーゼルバッファ

アメリカ生まれ大阪育ちで両親は韓国人という生い立ちから既に興味を惹かれるbomi(ボーミ)のメジャー・デビュー・ミニ・アルバム。甘くキュートな歌声とモデルとしても活躍する恵まれたルックスは早くも各メディアがブレイク必至と大注目。そんなbom

OH MY POOKY!!!

アメリカ生まれ、大阪育ちのネクスト・ポップ・ロック・アイコンbómiの1stミニ・アルバムがTOWER RECORDS限定でリリース。ポップ、ロック、ダンスとジャンルがどんどんボーダーレスになっている昨今の音楽シーン、それを象徴するかのよう

Bones UK

あの天才ギタリスト Jeff Beckが認めたシンデレラ・ガールズということで、大注目の女性オルタナティヴ・ロック・デュオ BONES UKがデビュー作となるフル・アルバムをリリースした。世の中のトレンドなどまったく眼中にないような、我が道

よっちゃばれ

民謡、フォーク、ロック……いつだってジャンルの垣根をぶっ壊してきたのは彼らだった。今作は演歌の女王・石川さゆり、GO!GO!7188のユウをフィーチャリングした楽曲も収録し、盆踊りや島歌などの和テイストをふんだんに落とし込んだ印象。気になる

四重奏

今年は大物バンドの20周年が多いですね。このレビューの中にも幾つか20年を迎えたアーティストが。そして、このTHE BOOMも今年で結成20周年を迎え、シングル2枚、トリビュート・アルバム、そして3年ぶりのワンマン開催と精力的な活動を繰り広

ピアニシモ・ハートビート

pianissimo="極めて弱く"を冠したタイトル。全編を通して感じられる、心臓の拍動を思わせる温かなリズム。そして、時に凛と、時に柔らかく響く木囃子の歌声が儚くも力強い命の物語を目の前に浮き上がらせる。浮遊感を湛えた1曲目「Pianis

farewell note.

"孤高"と呼ぶに相応しいシンガー・ソングライター、コバヤシによるソロ・プロジェクト"bookman"。矛盾と不平等に満ち溢れた世界に対する彼の視界≒心の痛みや絶望を言語化し、ロック・サウンドに乗せて聴き手に訴え掛ける手法はamazarash

Michael

ロック~クラブ・ファンまで絶大な人気を誇り、単独での来日公演はもちろん、FUJI ROCK FESTIVALやTAICOCLUBなどへの出演も果たしているTOROY MOIことChaz Bundickが新名義、"LES SINS"として始動