DISC REVIEW
Overseas
2025年06月号掲載
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PULP
More
BLURやOASISといったブリットポップのレジェンドたちが活発化する昨今、一大アンセム「Common People」で知られるPULPも実に約24年ぶりとなるアルバム『More』で見事なカム・バックを果たした。Jarvis Cocker(Vo/Gt)の纏うダンディズムは晩年のDavid Bowieを思わせる艶やかさを誇り、「Spike Island」のエレクトロや「Farmers Market」の端正なメロディ・センス、「Got To Have Love」のキッチュなディスコ・フレーヴァーは、40年を超えるバンドのキャリアを感じさせる堂に入ったもの。流麗なストリングスとポストパンクの気密性のなか、ブリットポップの時代の作品群からは聴こえてこなかった老練な表現が冴え渡った会心の一枚だ。(藤村 太智)
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