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DISC REVIEW

SODA POP FANCLUB 3

ユーモアも毒もロマンスも希望も込めた歌詞。ロック・バンドという骨格にストリングスもホーンも躊躇なく取り入れたアレンジ。そういった振り切った面が見られる一方で、爽快感やポップ感――すなわち彼らが掲げ続けてきた"炭酸系"サウンドは揺るがない。つ

エバーグリーン

爽快感×儚さを併せ持ったシュワシュワと変幻自在の"炭酸系サウンド"が今話題のロック・バンド"サイダーガール"が、初ライヴからちょうど3年の節目に満を持してメジャー・デビュー・シングルをリリース。2017年度イメージ・キャラクターに現在中学生

たまもの from ぬばたま

bonobos のフロントマンである蔡忠浩の初ソロ・アルバム。多数の豪華ゲスト・ミュージシャンを招いたこの作品は、彼がこれまでの音楽活動で培ったシンガー・ソングライターとしての歴史の総括と言っても良い。蔡の奏でるギター、やわらかい鍵盤やホー

斉藤和義 弾き語りツアー「十二月~2022」Live at 日本武道館 2022.12.21

弾き語りもバンド・スタイルもどちらも真骨頂と言える完成度とすごみを湛える現在。デビュー30周年アニバーサリーのバンドでの一発録音アルバムに続いて全国25ヶ所27公演にわたる弾き語りツアーの日本武道館公演を完全収録した映像作品の発売は必然的だ

ROCK'N ROLL Recording Session at Victor Studio 301

デビュー30周年のアニバーサリーにバンド・メンバーとの一発レコーディング作品を制作するのがなんとも斉藤和義らしい。マメにライヴに足を運ぶファン以外はおそらく今の彼らの演奏がこれほどソリッドで、時にカオスなロックンロールであることを知る人は少

Toys Blood Music

斉藤和義はバンドを従えギターで弾き語る歌うたいの印象が強いが、時にひとりで多重録音で曲を作る。今作も藤原さくらがコーラスで参加するものなどもあるが、多くの楽曲で音源ならではの彼の演奏が味わえるのだ。新しい玩具

やさしくなりたい

15枚目となるアルバム『45 STONES』も素晴らしく、夏フェスにも積極的に参加し、幅広い層から支持を集める斉藤和義がニュー・シングルをリリース。躍動的なギターで幕を開けるこの曲は火曜ドラマ『家政婦のミタ』の主題歌。"やさしくなりたい""

ARE YOU READY?

斉藤和義14 枚目のオリジナル・アルバム。元BLANKEY JET CITY の中村達也、リリー・フランキー、妻夫木聡、ザ・クロマニヨンズの真島昌利などの豪華ゲストを招き、タイアップ曲も多数収録。全ての曲に美しい物語が凝縮され、過去最高にゴ

ずっと好きだった

懐かしい女優やアイドルが勢ぞろいしている資生堂のCMソングとして書き下ろされたナンバー。タイアップといってしまうと、あまり聞こえは良くないが、これはものすごく良質なタイアップだ。CMと楽曲の世界観、さらにはミュージック・ビデオまでも、全てが

斉藤"弾き語り"和義 ライブツアー2009≫2010 「十二月 in 大阪城ホール ~月が昇れば弾き語る~」

2009年の年末に大阪城ホールで行われた弾き語りプレミアム・ライヴがCD&DVDとなって登場。"大阪?!!"と始まる今作は現時点の最新作である『月が昇れば』からの楽曲を中心にこの日のライヴがすべて収録されている。もちろん「歌うたいのバラッド

World Ska Symphony

スカという枠組みをさらに押し広げながら独自のスタイルを確立して20年間君臨するスカパラ。多彩なスタイルと方法論で、大衆性と独自の音楽性を両立する彼らの面目躍如とも言えるポップなアルバムだ。洗練されていながら、ダイナミズムに満ちたその音楽性は

ゴールデンスランバー~オリジナルサウンドトラック~

2009年は伊坂幸太郎の年だったと言えるくらい彼の本は売れた。数々の原作が映画化されてきたが、山本周五郎賞を受賞した今作「ゴールデンスランバー」もいよいよ公開。その伊坂幸太郎と斉藤和義の関係は深く、作家になる決心をつけたのも斉藤和義のある曲

月が昇れば

昨年デビュー15 周年を迎えた斉藤和義から前作『I Love Me』から2 年振りとなる13 枚目のニュー・アルバムが届けられた。フジファブリックの山内総一郎がギターで参加しているが、それ以外はほぼ一人でこなすマルチプレーヤーである彼の魅力

デート

ズルすぎはしまいか。斉藤壮馬という人は、声優としての表現力や声の良さを武器にしながら、もともと音楽リスナーとして培ってきた才覚や、かつてのバンド活動を経て身につけた手腕、趣味として続けてきていた作曲能力や、小説家志望でもあったというだけある

MUSIC EXPRES$

ボンクラどもに捧げる魂の叫び――よっしゃっしゃっス!"HIP HOP all グッド何か"を標榜とする"顔面狂気"サイプレス上野と"全身凶器"ロベルト吉野が帰ってきた。昨年はfelicity移籍やオリジナル・ミニ・アルバム『Yokohama

Yokohama Laughter

海外からはヒップホップ・シーンの枠を越え暴れまくっているOFWGKTAが伝えられるが、我らには“ヒップホップ ミーツallグッド何か”を座右の銘とする暴れん坊、サ上とロ吉がいる!felicity移籍第1弾リリースとなる本作は、地元レペゼンを

Wonder Wheel The Live

今年5月、恵比寿リキッドルームでの『WONDER WHEEL THE LIVE TOUR FINAL』の模様を収録したサ上とロ吉初のDVD。笹沼位吉(SLY MONGOOSE)、TARO SOUL、LUVRAW&BTB、宇多丸(RHYMES

Soul Rain + Touch The World Instrumentals

さかいゆうが、最新アルバム『Touch The World』に収録されているソウル・バラード「Soul Rain」をシングル・リリース。本作には、同楽曲のアルバムVer.と、今回新録したアコースティックVer.を並べ、アルバムの中でも重要な

僕とロック

これはかなり不思議なバンド。レーベルの紙資料には“「愛」と「自由」を真剣に歌うバンド”と書いてあるのだが、まさにTrack.1はキラキラしたストレートなギター・ロック。だがTrack.2で急にTHE KNACK「My Sharona」のリフ

Face To Time Case

高校卒業後、上京しミュージシャン専業になった2021年、さらに多様な表現を自由に突き詰めた印象のあるメジャー2ndアルバム。いわゆるモダン・ラウドロック的なバンド・サウンドは「嘘じゃない」、「逆行」など先行発表曲に続き、「Helix」でさら