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DISC REVIEW

想像と都市の子供

都会の景色と、そこで生きる人々を映した、説明なきドキュメンタリーのような作品。現代社会を生きるうえで、身体感覚を失わないように生きていこうとする意志を表現したという「mass」や、平均化していく現代文化を表現したという「均質化する風景」に代

若者日記

大阪からジワジワ知名度を上げている平均年齢19歳のガールズ・バンドの初ミニ・アルバム。甘酸っぱい恋心を歌うデビュー音源「アップルパイ」や、バンドが初めて作ったまっすぐなロック・チューン「ワタシ」から、オルタナ色の強いメランコリーなリード曲「

真打

落語×ファンク×ソウルフルな"イッツKENZENエンターテインメント"! ファンク・サウンドをベースに、古今東西のジャパニーズ・カルチャーをオルタナティヴにミックスする、白昼堂々踊レ人類。キャリア初の全国流通盤となる今作は、色物バンドでは?

明日からがんばる

“女子3ピース・バンド”というと、(現在の体制は異なるが)チャットモンチー、日本マドンナなど、メジャー、インディーを問わず活躍しているバンドは数多い。かく言うはこモーフも3ピースなのだが、他にはない味がある。懐かしい情景が浮かぶサウンドに、

その名はハシグチカナデリヤ

ループ・マシンを駆使し疾走感のあるギター・リフやフレーズが折り重なった、直線的でスピードに乗った前半から、中盤には一挙に空へと駆け上がって宇宙遊泳のような浮遊感のあるアンサンブルを聴かせ、再び重力のある空間をハイスピードで走り抜く。Trac

チェ

3人編成のバンド、ハシリコミーズの2ndアルバムが到着した。トップバッターを担う「限度がわからない」ではわずか30文字の歌詞とアグレッシヴな8ビート・サウンドが耳になだれ込んできて、オープニングからインパクト大。さらに甘酸っぱくもシニカルな

ハレルヤ

UKソウルっぽいとも言えるアダルト・オリエンテッドな表題曲のテイストが新境地とも言える、la la larks約1年ぶりのニュー・シングル。School Food Punishmentの内村友美(Vo)とStereo Fabrication

ego-izm

内村友美(School Food Punishment)、江口 亮(Stereo Fabrication of Youth)、三井律郎(THE YOUTH)、クボタケイスケ(Sads)、ターキー(GO!GO!7188)という、様々なバンドで

NAKED

もともと、ラウド・シーンに軸足を置いていた男女混成の4人組が、自分たちの音楽をより幅広いリスナーに届けるため、ラウド・ポップを掲げ、ポップさとキャッチーさをテーマに完成させた3rdミニ・アルバム。18歳のヴォーカリスト、Megによるハイトー

恋は神聖ローマ

19歳の女性ポップス・シンガー、ハナエの5枚目のシングル。前作同様、いまやキュートな歌声を料理させたら業界随一の辣腕プロデューサー、真部脩一を迎えて制作。ホーン・セクションを担当した大谷能生をはじめ、千住宗臣、西浦謙助ら実力者揃いのゲスト・

欲望

EGO-WRAPPIN'の中納良恵とハナレグミが参加した東京スカパラダイスオーケストラ通算17枚目のアルバム。ヨーロッパ・ツアーの合間を縫って1週間という短期間でレコーディングされたというエピソードからも分かるとおり、衝動がそのまま切り取ら

あいのわ

ハナレグミの4枚目のフル・アルバムが届けられた。温かく力強い永積タカシの声は、まるですぐ側で彼が歌っているかのように響いてくる。「People Get Ready」「光と影」での柔らかで哀愁漂うソウルフルな歌唱は相変わらず素晴らしい。そして

3

2009年4月にデビューして以来、60~70年代の洋楽ロックの影響を受けた日本語のロックという日本のロックにおける1つの伝統を受け継ぎながら、その馬鹿力的な表現によって、個性を際立たせてきた4人組、ザ・ビートモーターズ。彼らが2年ぶりに完成

Gris Gris

実力派4ピース・ロック・バンド、ザ・ビートモーターズが待望の2ndフル・アルバム『Gris Gris』(グリグリ)を完成させた。今作は秋葉正志(Vo & Gt)の優しい歌声が響く幻想的な雰囲気から激しいバンド・サウンドへ急展開する「星に願い

The First Cut is The Sweetest

ザ・ビートモーターズ初となるフル・アルバムがリリース。"アイゴン"こと會田茂一プロデュースの「ちくちくちく」はギターがうねりをあげる攻めの曲ながらも、甘酸っぱい想いを含んだ歌詞にほっこり。Track.4「あのこにキッス」なんて、トリップしそ

素晴らしいね

初めて聴いた時は、正直またかと思った。2回目には、何か引っかかった。3回目には、胸がざわついた。まんまと思うツボである。ザ・ビートモーターズという本気か冗談か分からない名前のこのバンド、音楽性としては、まさに王道と言えるロックンロールの系譜

アトム・ハート・マザー

活動開始から1年、めきめきと頭角を現してきたポエトリー・ラッパー、春ねむり。追い風を感じながら、よりはっきりしたものに変わってきた確信のもと、J-POPシーンの、ど真ん中で勝負できるものを意識しながら作り上げた2ndミニ・アルバム。緊張感、

生活

昨年8月に全国デビューした4ピース・バンドの2ndミニ・アルバム。「がらんどう」では恋の終わりを蝉の一生に重ね、続く「白昼夢」も別離についての曲。「たぶん気のせいだ」の主人公も何かを諦めている。同郷のH△Gが提供したバラード「友達の詩」を境

stardustbox

天体にまつわる単語を散りばめ統一性を持たせながら、"バンドを続けること"に対する凛とした決意を滲ませるSERINA(Vo/Gt)のソングライティング。3ピースならではの素朴さを生かした引き算のアンサンブル。新曲と既存曲を織り交ぜつつも起承転

future

初の全国流通盤だった前作『now』で自分たちの今を表現した大阪の女子3人組が、今度は自分次第でどうにでも変えられる未来を歌い上げる。同世代の子たちを勇気づけたいと語っているとおり、20代前半の彼女たちが奏でるのは前作同様、青春の光と影が交差