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DISC REVIEW

Japanese

2014年05月号掲載

ego-izm

la la larks

『ego-izm』

Release Date : 2014-06-04
Label : フライングドッグ

内村友美(School Food Punishment)、江口 亮(Stereo Fabrication of Youth)、三井律郎(THE YOUTH)、クボタケイスケ(Sads)、ターキー(GO!GO!7188)という、様々なバンドでキャリアを積んできた5人によって2012年に結成されたla la larksが1stシングルをリリース。ピアノとストリングスとがドラマティックに絡み合い、内村のエモーショナルな歌とのハーモニーで壮大なロック・サウンドを生みだす表題曲、「end of refrain」ではモダンで晴れやかなエレクトロ、そして「earworm」はドリーミィな音響とノイズの波に美しいメロディがたゆたう。3曲3様で、バンドの音楽的な懐の深さを提示する内容となっている。いずれも構築的かつイマジネイティヴなサウンドで、高密度のドラマや映像的な高揚感がある。アルバムへの期待値が上がる1枚だ。(吉羽 さおり)


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ハレルヤ

UKソウルっぽいとも言えるアダルト・オリエンテッドな表題曲のテイストが新境地とも言える、la la larks約1年ぶりのニュー・シングル。School Food Punishmentの内村友美(Vo)とStereo Fabrication of Youth他の江口 亮(Key)を中心にロック界の凄腕が集った5人組。そういう顔ぶれで大人っぽい洗練が感じられるポップスを演奏する意外性とエレクトロニカの要素も加えた曲調とは裏腹に、演奏そのものはかなりアグレッシヴというふたつ の意外性を楽しむことができる。坂本真綾に提供した「色彩」のセルフ・カバーが印象づけるのは、一見クールそうなこのバンドが持っている底力だ。それぞれに主張しあうプレイがせめぎあうさまは、まさにスリリングのひと言。(山口 智男)


ego-izm

内村友美(School Food Punishment)、江口 亮(Stereo Fabrication of Youth)、三井律郎(THE YOUTH)、クボタケイスケ(Sads)、ターキー(GO!GO!7188)という、様々なバンドでキャリアを積んできた5人によって2012年に結成されたla la larksが1stシングルをリリース。ピアノとストリングスとがドラマティックに絡み合い、内村のエモーショナルな歌とのハーモニーで壮大なロック・サウンドを生みだす表題曲、「end of refrain」ではモダンで晴れやかなエレクトロ、そして「earworm」はドリーミィな音響とノイズの波に美しいメロディがたゆたう。3曲3様で、バンドの音楽的な懐の深さを提示する内容となっている。いずれも構築的かつイマジネイティヴなサウンドで、高密度のドラマや映像的な高揚感がある。アルバムへの期待値が上がる1枚だ。(吉羽 さおり)