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DISC REVIEW

R

A Moon Shaped Pool

あくまで直感なのだが、9.11以降の世界のパワー・バランスの崩壊を予見したような不気味な『Kid A』以降、RADIOHEADの不穏な通奏低音は変わらない。だが、この新作はそれでも人が人としてよりよくお互いを思いやり生きるための、何か心のチ

Hostess presents NO SHIT! 2

2000年創立以来、旬なアーティストや海外でも評価の高いバンドを次々とリリースして来たホステス・エンターテインメントのレーベル・コンピ第2弾が登場。前作も充実の内容だったが今作はそれを上回る豪華さ。RADIOHEADやARCTIC MONK

King Of Limbs: Live From The Basement

現ロック・シーンの重要アイコンはどこへ向かうのか?RADIOHEADがスタジオ・ライヴ映像作品『Live From The Basement』をリリースする。本作のポイントは、最新作『The King Of Limbs』の8曲に加え「The

TKOL RMX 1 2 3 4 5 6 7

今年2月に発表されたRADIOHEADの8thアルバム『The King Of Limbs』。そのリミックス・シリーズが完全生産限定12インチ・アナログ・シングルでリリースされ、即完売していた。だが今回そんなリミックス・シリーズが、2枚組ア

記号として /'I' Novel

これまでバンドを支えてくれたファンに対する感謝の気持ちを込め、RADWIMPSがリリースしたメジャー・デビュー10周年記念の両A面シングル。持ち前のミクスチャー・ロック感覚を、とことんアグレッシヴ且つトリッキーに、そしてスピーディに表現した

ピクニック

1年8ヶ月ぶりのニュー・シングルは、バンドのフロントマンである野田洋次郎が主演を務める映画"トイレのピエタ"の主題歌。その1曲のみ収録したところにこの曲に対する誠実な想いがうかがえる。余命3ヶ月を宣告された主人公が死を目前にして、ついに感じ

×と○と罪と

恋愛を歌い続けていた『RADWIMPS4~おかずのごはん~』までの4作品、よりバンドの音像を強度にし、人が目を逸らしがちな闇と向かい合い言葉を紡いだ『アルトコロニーの定理』と『絶体絶命』。その6つを経て作り上げられた『×と○と罪と』は、過去

五月の蝿/ラストバージン

現在、アルバムに向け、新曲を作っているというRADWIMPSから届いた約7ヶ月ぶりとなる両A 面扱いのNEWシングル。ともにミッド・テンポのロック・ナンバーながら、激しい「五月の蝿」と穏やかな「ラストバージン」それぞれに正反対と言える曲調。

UBU

日英独仏にてリリース、初ライヴはロンドンにて開催など、海外進出が大きなトピックとなっているRADWIMPS野田洋次郎のソロ・プロジェクト"illion"。初作品『UBU』は野田洋次郎というひとりのアーティストの音楽的才能がとめどなく溢れる荘

バイオグラフィ

8月に初のワンマンを成功させたVTuberユニット、Rain Dropsの初のフル・アルバム。異なる個性を持った6人の歌声が複雑に絡み合うオープニング・ナンバー「エンターテイナー」をはじめ、緑仙&三枝明那&ジョー・力一による不気味なラップ曲

オントロジー

タイトルの"オントロジー"とは、哲学用語で"存在論"と訳される言葉だという。生身の肉体を持たず、バーチャルな空間でVTuberとして音楽活動を始めたRain Dropsが、自らの存在意義を証明するために完成させたミニ・アルバムだ。緑仙、三枝

STARLIGHT

音楽系の専門学校で出会ったメンバーで結成された3人組ガールズ・バンド、Milkey Miltonによる初の全国流通盤ミニ・アルバム。メンバー全員が作詞を手掛け、それぞれに個性を生かした楽曲が収録された今作は、力強くも切ないピアノ・ロックに乗

無垢

福岡県出身のSSW、Ranによるデビュー・ミニ・アルバムは、"自身に向き合った嘘のないもの"をテーマとした6曲入り。冒頭のシューゲイザー風のギターからダークな一面が垣間見える「黒い息」、"今日も外面は笑っていて心の中では泣いていました"とい

Camellia

"『アイドル×????』による異分野融合"と"圧倒的ソロ性"を掲げるアイドル・グループ RAYによる、現体制からの楽曲のみで構成された3rdアルバム。本作では、グループの代名詞とも言えるシューゲイズに変拍子を取り入れた「読書日記」や、初のシ

ライトアップアンビバレンツ

2017年に"銀魂"OPとなったシングル「カゲロウ」や、1stアルバム『19.』を発表してから3年。1stアルバムのツアー後3人体制となって、シングルのリリースやツアーを重ねながらバンドを強靭に叩き上げてきたЯeaL。待望の2ndアルバムは

強がりLOSER

"銀魂."や"ポケットモンスター サン&ムーン"の主題歌に続き、"BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS"のEDテーマを書き上げたЯeaL。アニメとの相性もいい、ポップで疾走感たっぷりの爽快なロック・ナンバー

未来コネクション

1stアルバム『19.』以来、1年ぶりとなるЯeaLの新作は、TVアニメ"ポケットモンスター サン&ムーン"のOPテーマ曲としてオンエア中の「未来コネクション」。ポジティヴにポンと背中を押すような曲となった。ЯeaLといえば、スピーディでキ

19.

大半の曲が、高校2、3年生のときに書かれたという、10代の集大成であり、リアリティが詰まった1stアルバム。10代の多感でエネルギー過多な感覚と、一方で冷静な観察者として同年代の言動、心の内をつぶさに、ソングライター Ryoko(Vo/Gt

カゲロウ

デビュー・シングル『秒速エモーション』から、10代らしからぬ卓越したアンサンブルを聴かせるガールズ・バンド、ЯeaLの3rdシングル曲「カゲロウ」は人気アニメ"銀魂."のオープニング・テーマに決定。2周目には一緒に口ずさめる、キャッチーでイ

仮面ミーハー女子

シングル『秒速エモーション』でデビューしたティーンズ・ガールズ・バンド、ЯeaLの2ndシングル表題曲「仮面ミーハー女子」は、コミュニケーション・ツールとしてSNSが当たり前にある10代の彼女たちならではの、本音と建前をリアルに綴った1曲。