Japanese
THE SPELLBOUND × Marshall
2023年12月号掲載
Member:中野 雅之(Prog/Ba) 小林 祐介(Vo/Gt)
Interviewer:米沢 彰 Photographer:濱谷 幸江
"BIG LOVE TOUR -BOOM BOOM SATELLITES 25th Anniversary Special-"を成功裏に終え、次のステップへと歩みを進めるTHE SPELLBOUNDのふたりがMarshallのスピーカー"Acton III"を徹底チェック。ツアーを経て、来年1~2月には大阪、東京にて"BIG LOVE Vol.2"、"BIG LOVE Vol.3"と自主企画を重ねる予定を控えるなかで、"音楽を通した体験"を追求する彼らならではの視点で語った。
-おふたりの普段の音楽の視聴環境をまずはうかがえますでしょうか?
小林:僕はAirPodsや制作で使っているヘッドフォンとか、小さめのスピーカーとかで聴いています。一番時間が多いのはAirPodsですね。
中野:僕も移動中のイヤホンとか車のカー・ステレオが多いですね。何かしながらが多くて。じっくり音楽を聴くっていうのは、どうしても制作のときになってきちゃう。僕らの仕事だと、ただエンターテイメントとして音楽に向き合うっていうことがあんまりないので、どうしても気持ち的には仕事や勉強だったりになってきて、スタジオのスピーカーになってきますね。家だと、わりとスピーカーのいいテレビがリビングに置いてあって、ネットに接続されているからそれでSpotifyやApple Musicを再生して聴くことが多いです。それはちゃんと聴くというよりは、バックグラウンド・ミュージックっていう感じですけど。
-テレビにいいスピーカーを接続するということですか?
中野:テレビ自体にいいスピーカーが入っているのを探して買ったんです。外部のスピーカーを接続してるとだんだん煩わしくなって邪魔になったりしてきて、しまい込んじゃったりすると二度と使わなくなっちゃうので、最初からテレビ自体の音が良ければいいやって、そういうすごいレアなものを探し出して。
-こだわっているポイントとしては、なるだけ楽にいい環境で聴けるようにした、ということですね。
中野:そうです。そうじゃないと聴かなくなっちゃうことってありません?
-すごくよくわかります。
中野:なので、今まで仰々しいオーディオ環境を作ったことはないですね。
-小林さんのこだわっているポイントはありますか?
小林:僕もすぐ聴けるっていうことが一番重要ではありますね。でも、中野さんと作業するようになってからどんどん音そのものへの向き合い方だったり、リスニング環境を良くしていきたいという気持ちとかが芽生えてる最中で、そういった意味でただ単に聴ければいいっていうことではなく、"今どんなものが目の前で鳴ってるんだろう"という感じ方がちゃんと自分でわかるような環境を作っていきたいなと思っているところです。
-おふたりの、Marshallというブランドに持っているイメージや印象などをうかがえますでしょうか?
中野:アンプの定番というか、クラシックなロックのギター・アンプっていうイメージですね。聴き慣れ親しんだ音っていうと、中域がギュッと張り出した70年代のMarshallのイメージが強いですけど、最近はハイゲインでモダンなアンプも作っているので、時代の変遷とともにMarshallのサウンドも変化してきていますよね。
小林:生まれて初めて買ったアンプがMarshallの小さいやつだったんですけど、当時中学生で、僕がそのころ好きだった音楽のマンガとかでもよくMarshall 3段積みみたいな描かれ方をしていて、カッコいいなと思っていました。音そのものもロックの象徴みたいなイメージがあります。
-"Acton III"は試してみましたか?
中野:ギター・アンプの音ではなかったですね(笑)。
一同:(笑)
中野:ちゃんとワイドレンジでゆったりめな音というか、柔らかい中域と豊かなローという感じのスピーカーで、ある意味Marshallらしくないというところもありますけど。見た目がかわいいので、部屋にポンと置いておくと様になる感じが良かったです。接続もすごく簡単だったので、使い勝手は気軽だなって思いましたね。
小林:このサイズ感でパワフルな音量なのに驚きましたね。ここまで上がるのかっていう。部屋とかで聴くのはもちろんなんですけど、ちょっとしたギャラリーとか、BGM欲しいなって人が簡易的にポンと置いて結構鳴らせるものだなって思いました。
-音量は最大まで上げられましたか?
小林:一瞬やりましたけど、だんだん上げていって途中で"あぁ無理無理"って下げて。かなり大きくなりますね。
-防音の環境でやってみたんですけど、途中で人間側が無理になりました。大きくなりすぎて。
小林:そうなりますよね。途中まででしたけど、かなり上まで出るなっていうのはわかりました。
-音質についてはいかがでしょうか?
中野:こういうスピーカーは、すごい小さい音で流してバランス取れてる感じのものが好きで。これは静かにゆったり聴く感じでも中域にもディテールがあって、小音量でもロー・エンドが出てくる感じがいいですよね。
-どういった音源を聴いてみましたか?
小林:THE SPELLBOUNDとかThe Novembersの楽曲はもちろん聴きましたし、ピアニストの高橋悠治さんが弾いてるエリック・サティのアルバムがすごく好きで、自分の中でリファレンスっぽくなっているのでそれも聴いたりとか、いろいろ聴いてみましたね。
中野:僕はたまたまそのときに再生ボタンを押したら流れてきたのがFLYING LOTUSだったんでそれを聴いたりとか、あとはRichard Devineとか聴いてましたね。
-アンプを彷彿とさせる周りの質感だったり、ちゃんとアンプっぽいツマミになってるあたりとか、外観にもこだわりを感じますよね。
-ボタンを押して、スピーカー側で曲を操作できるのは試してみましたか?
中野:触ってみました。スピーカーから早送りができる(笑)。
一同:(笑)
中野:プレイヤーを触らなくても操作できるのがいいなと。
-ハイとローじゃなくて、ベースとトレブルの表記になっているのもいいですよね。
小林:そうですね、見慣れているというか。グイーッと上げてマックスにしてみると結構音質も極端な感じになって効いてるのがよくわかる。ドンシャリにしたりとか。
-音質結構変わりますよね。トレブルはギター・アンプのトレブルよりもうちょっと高音域で、ちゃんとスピーカーとして最適化されている印象も受けました。
小林:ギターよりちょっと上ですよね。上げていくと音がキラキラしてくる感じで。
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