Japanese
Novelbright × Marshall
2024年08月号掲載
Member:山田 海斗(Gt) 沖 聡次郎(Gt)
Interviewer:米沢 彰 Photographer:濱谷 幸江
最新アルバム『CIRCUS』を引っ提げ現在ツアー"Novelbright LIVE TOUR 2024 ~CIRCUS~"を開催中のNovelbrightのギタリスト2名がMarshallの最新ヘッドホン"Major V"を徹底チェック。ギタリストでもあり、トラックメーカーでもある2人のそれぞれの視点からヘッドホンを試しつつ、『CIRCUS』についてや、バンド史上最大規模となるツアー・ファイナル公演の"Novelbright LIVE TOUR 2024 ~CIRCUS~ FINAL IN 姫路城 三の丸広場"を10月に控えた心境等を語ってもらった。
自分たちの曲も聴いてみたりして、全然他のオーディオと聴こえ方が違って面白かった
-お2人のMarshallに対するイメージを教えていただけますか?
山田:ロックと言えばMarshallっていうイメージですね。
沖:本当に王道でスタンダード。ギターを始めたときに初めて触れたのがMarshallでしたし、どこのスタジオやライヴハウスに行ってもあるイメージですね。今も使用していますが、"すごく頼れる相棒感がある"っていうイメージですね。-沖さんはライヴやMVなどでよくMarshallを使っていますよね。Marshallを選択している理由を伺えますでしょうか?
沖:80年代あたりのギター・ヒーローと呼ばれるレジェンドたちの演奏がすごく好きで、彼らが背負ってるものと言えばMarshallっていうことが多くて。僕の中で1つのアイコンというか、自分の中にずっとイメージがあるので使用している感じですね。
-Marshallとの最初の出会いは覚えていますか?
山田:最初はでかい音だなと(笑)
沖:どのツマミを上げたらどうなるとか分からなかったんで(笑)。本当に今みたいなちゃんとしたスタジオじゃなくて、安いスタジオでなんの説明もなく入れられて、勝手に使ってという感じだったんで、僕は。とりあえず上げて音を出したらドーンってでかい音が鳴って、っていう感じでいろんな意味で衝撃やったんですよね。
山田:Marshallを最初に触ったのは家じゃなくてスタジオになるんで、その迫力も全然違って。歌詞に出てきてたりするんで、ギターを始める前からMarshall自体は知ってて、"これがMarshallか"って気持ちになりましたね。Marshallはギターが2人だと取り合いになりますよね(笑)。
-(笑)どっちがMarshallを使うかって。
沖:あるあるですよね。
-お2人は普段はどういった環境で音源を聴いていますか?
沖:仕事柄音楽に携わっているので、イヤホンとかヘッドホン、スピーカーだったりと、いろんな環境で聴くことも多いんですけど、基本的にはインスタントにスマホからスピーカーに繋いでBGMみたいな形で聴くことが多いですね。
山田:曲を作るときはヘッドホンとかスピーカーから聴いてますけど、外に出るときはイヤホンを使ったり、あと風呂に入るときはそのままスマートフォンから鳴らしてます。
-どういった音源を聴いていますか?
沖:そのときの気分に応じて曲調は変わるんですけど......。僕は家でヘヴィ・メタルを聴くことが多いですかね(笑)。
-バンドのサウンドのイメージと違いますね(笑)。
沖:そうですね。ANTHEMとか陰陽座、Yngwie(Malmsteen)、MR. BIG とかをよく聴いてますね。
-まさにレジェンドが多いですね。
山田:僕は90年代の懐メロとかも聴きますし、メタルとかハードコアとか激ロックに載っているような曲も聴いていて、自分の好きなものを聴いてるっていう感じですね。あとはチャートを追ったりもたまにしていますね。
-今回はMarshallの新しいワイヤレス・ヘッドホン"Major V"をMarshallさんからご提供いただきましたが、聴いてみた感想をまずは伺って良いでしょうか?
沖:最初はめちゃくちゃ(音の)レンジが広いなと思って。ロー(低音)の解像度がしっかり出てたり、ハイ(高音)だったらシャリシャリした部分だけが鳴ってるというよりもちゃんと上で鳴ってほしい部分が再生されているイメージでした。ミッド(中音)が立ってるというよりも、ハイとローのバランスが持ち上がってるというイメージでドンシャリ気味に聴こえたので、ロック感があってテンションが上がるようなチューニングがされているんだなって思いましたね。
山田:レンジが広くてめちゃくちゃ聴きやすいし、一つ一つの楽器が全部分かれて聴こえてくるけど、しっかり迫力があって臨場感があるなと思いました。
-どういった楽曲を聴きましたか?
沖:イベントの楽屋にいるときに渡されたので、それまで車で流していたgirugameshっていうバンドを最初に聴いて"おぉ!"と思って、それから自分たちNovelbrightの曲を聴いて、"あっ、こういう感じのチューニングなんだ"ってなって。なので、普段聴いている環境との差というか、このヘッドホンの特徴みたいなものを感じましたね。
山田:僕も一緒のタイミングで渡されて、Billie Eilishとか洋楽の低音がちょっと目立ちそうな曲を聴いたり、自分たちの曲も聴いてみたりして、全然他のオーディオと聴こえ方が違ったんで面白かったですね。
-使い勝手はどうでしたか?
沖:まずコンパクトだなと思って。ヘッドホンって大きかったりして普段使いしづらいものも多いんですけど、これは携帯できて使いやすいっていう。それがいいヘッドホンの第一条件ですよね。あとは、イコライザーとかそういった自分の耳に合わせて聴きやすいようにしてくれるサポートがしっかりしていて、試してみて面白いなぁと思いました。
山田:使いやすいですね。とりあえずボタンが2個しかないのがいいです(笑)。
沖:めっちゃそう(笑)。
山田:これがいっぱい付いてるとめんどくさくなっちゃったりもするんですけど、2つだけっていうのが操作性もいいし、掛け心地とかも全然疲れないなって思ったし。
沖:(軽いのに)すぐ充電できるし。
山田:めっちゃ速いよね。しかも(充電が)持つし。
-いざっていうときに充電できてないワイヤレスほど無意味なものはないですからね。先程イコライザーの話も出ましたが、機能はいろいろ触ってみましたか?
沖:僕らはミュージシャンなので数字を見ればだいたい分かるんですけど、分からない人でも視覚的にすごく分かりやすいなって思いましたね。自分で上げ下げもできるし、Marshallが設定したプリセットもあってすごい分かりやすかったです。
山田:結構いじったんですけど、しっかり聴こえ方が変わるし、もともと入っているプリセットが多すぎないっていうのが選びやすいし、しかもちゃんと全部にキャラクターがしっかりとあったので、分からない人でもプリセットを選べば自分好みにできるって印象がありましたね。
-上げた分だけちゃんとその音域が上がってくるのが気持ちいいですよね。
沖:そうなんですよね。リアルタイムでしっかりついてきて。
-イコライザーで低音を上げると全体が潰れちゃうような機材もあったりしますが、Marshallはちゃんと解像感を保ったまま上げられるのがすごいんですよね。
沖:それこそ、本当にアンプのつまみをいじってるような感覚でしたね。ローを上げたいからローをひねる、ハイを上げたいからハイをひねる。直感的で、且つそれがちゃんと再生されている音にすぐに反映されるのがめちゃくちゃいいな、って思いました。
-たしかにアンプみたいな感覚はありますね。あともう1つのボタンがM ボタンという名前で。
沖:Spotifyが起動するやつですね。
-それですね。今はもうYouTubeで動画を観るのにイヤホンやヘッドホンを使っているというような人も多いと思いますが、"音楽を聴け!"というMarshallからのメッセージのような気もしてしまいます(笑)。
沖:たしかに(笑)。
-このM ボタンは設定で割り当てを変えたりもできるのですが、試してみましたか?
山田:やりました。僕はイコライザーの切り替えで使いましたね。曲によってこっちの音域で聴きたいというときに、ちゃんとパッて変わるんで結構便利で。
沖:バラードはバラード用、ロックはロック用、とか変えたりできますね。
-4月にリリースされた最新アルバム『CIRCUS』を"Major V"で聴いてみましたが、いきなり「Mission」の入りの低音が下までしっかり出ていて、まるでライヴハウスにいるような没入感があるなって感じました。
沖:僕は結構ストリングスが入る曲を作るので、そういう曲を聴いたんですけど、普通に聴くとちょっと解像度が足りなかったりとか、聴こえてほしいなって思うところが出てなかったりすることもあるんです。でもこのMarshallで聴くと、例えば四重奏の中のチェロのラインだったり、音色のバリエーションを変えている部分だったりとかが、しっかりニュアンスとして残って再生されていてすごくいいなと思いました。
山田:さっき挙がった「Mission」とかはベースラインがバチバチに聴こえてきてちょっとびっくりしたぐらいで。個人的には「雪の音」を聴いたときに、アコギが他の音とは全然違う、ちゃんとマイクで拾った低音が鳴ってる感じの音になっていて、すごいと思いました。
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