Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Japanese

Novelbright

Novelbright

Member:雄大(Vo) 聡次郎(Gt) 海斗(Gt) 勇太朗(Ba) ねぎ(Dr)

大阪を中心に活動中の5人組ロック・バンド Novelbrightが、初の全国流通盤となる1stミニ・アルバム『SKYWALK』をリリースする。"あなたの心を確実に掴む「歌」を届けるロックバンド"と謳っているだけあり、口笛の世界大会で2度優勝したという経歴を持つヴォーカル、雄大の抜群の歌声が光る。今作には「Walking with you」「Morning Light」、「Count on me」というライヴでの代表曲の再録や、極上のバラード「また明日」も収録されており、バンドの名刺代わりとなる作品となっている。今回Skream!では、本誌初登場となる彼らにメール・インタビューを敢行した。

-2013年9月に結成されたということですが、どういったいきさつで結成されたのでしょうか?

雄大:勇太朗と高校生のときにコピー・バンドを組んでいて、それが楽しすぎて本気でバンド始めようと思い、Novelbrightを結成しました。歌うことと人前でなにかを披露することがずっと好きだったので、これを仕事にしたいとそのとき強く思いました。

-2016年11月に海斗さん、聡次郎さん、ねぎさんが加入されましたが、3人のNovelbrightとの出会いや加入のきっかけなど教えてください。

聡次郎:Novelbrightに加入する前から交流があり、前メンバーが脱退したタイミングで誘いを受けたのがきっかけです。もともとバンドをする気はなかったのですが、一度全員で音を出したときに、このバンドでプレイしたいと思い加入を決めました。

-それぞれ影響を受けた音楽は?

雄大:ゆずとPARAMOREからかなり影響を受けました。バンドを始めたきっかけはONE OK ROCKを好きになったことです。昔から圧倒的な歌唱力を持つヴォーカリストが好きで、海外の歌姫と呼ばれる人たち(Celine DionやWhitney Houstonなど)にも強い憧れを抱いています。

海斗:B'zに一番影響を受けています。ギタリストはGuthrie Govan(THE ARISTOCRATS)にかなり影響を受けました。作曲やアレンジの点においてはゲーム音楽や映画のBGMなどから影響を受けています。

聡次郎:Steve Vaiに影響を受けています。作曲面では植松伸夫氏をリスペクトしています。

勇太朗:HoneyWorks、REALLY SLOW MOTION、映画音楽から影響を受けてます。

ねぎ:影響を受けたバンドはUVERworldです。ドラマーでは、Shane Gaalaas氏からかなり影響を受けています。

-1stミニ・アルバム『SKYWALK』のリリース決定おめでとうございます。結成から5年を経て待望の全国デビューとなりますが、率直にお気持ちをうかがいたいです。

雄大:ありがとうございます! 本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。5年間このバンドを続けてきて、ほとんど日の目を見ることなくアンダーグラウンドで戦い続けて、がむしゃらにしがみついてきたバンドなだけに、このタイミングで満を持して初の全国リリースというのは、本当に感慨深いものがあります。とにかく最高の7曲を厳選して入れたので、たくさんの人に聴いていただきたいです。そして、知ってもらうだけじゃなく好きになってもらいたいです!

-今作のレコーディングはいかがでしたか?

ねぎ:今までの作品に比べ、かなり時間がかかった気がします。それだけメンバー各々、入念に取り組んでいました。雄大も歌詞やメロディをギリギリまで考え込んでましたね。そのぶん、最高の楽曲たちが誕生したと思います!

-作詞を雄大さん、作曲を雄大さん、聡次郎さん、勇太朗さんで行われていますが、普段の制作はどのように進められているのでしょうか?

聡次郎:オケを各々ほぼ完成形まで制作し、定期的に選曲会をしています。そこからパートごとにアレンジ、プリプロをして完成させています。全員癖やこだわりが強いので、最初に持ってきた音源とまったく違うものになることがほとんどですが......(笑)。

-今作には7曲中ライヴの定番代表曲が3曲(「Walking with you」、「Morning Light」、「Count on me」)収録されておりますが、どのように選曲されたのでしょうか?

勇太朗:初の全国流通盤なので、Novelbrightを知らない方にもどんなバンドなのかわかるように、定番で人気がある曲を相談して選びました。どの曲もとてもキャッチーで、必ず聴いていただけたみなさんの心に残る楽曲です。

-「ヒカリへ」はピアノとヴァイオリンから始まり、サビではシンガロングが入っているなど、今作で一番壮大さを感じる楽曲で、新しいNovelbrightの一面が見られる曲だと思いましたが、いかがですか?

海斗:今までの楽曲と違い、ピアノ、ストリングス、電子音などのアレンジを特にこだわり、ギターはそれらとメロディを際立たせるように弾いています。シンガロングもみんなで楽しく歌うというよりも、大きなホールで透きとおるような歌声が鳴り響いているイメージになっているなど、Novelbrightとして今までとは異なった新しい一面を押し出した楽曲です。タイトルの"ヒカリへ"というイメージどおり、ヒカリへ向かって歩んでいくような、美しく壮大な楽曲に仕上がったと思います。