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INTERVIEW

Japanese

"夢カナYell MUSIC VIDEO CONTEST 2022"受賞者座談会

2022年05月号掲載

"夢カナYell MUSIC VIDEO CONTEST 2022"受賞者座談会

夢カナYell プロジェクト

Official Site

"夢を持つアーティストや、音楽/歌が好きな人を対象に、音楽で活動したい人/チャレンジしたい人へスポットをあてて夢へのチャンスを提供"するオリジナル楽曲のコンテストとして実施された"夢カナYell MUSIC VIDEO CONTEST 2022"が、白熱の盛り上がりのなか、幕を閉じ最終的に各賞合わせて延べ41組の受賞が発表された。その中からTOP 3組と特別賞の2組を招いての受賞者座談会をお届けする。

AYUKA
EAST LAND BEATS:NORi YUKINA Jays
井本 うた
ユプシロン
(オンライン参加者)安藤 芹奈
インタビュアー:米沢 彰 Photo by 濱谷 幸江

-今回は、"夢カナYell MUSIC VIDEO CONTEST 2022"の受賞者のみなさんにお集まりいただきました。まずは、これまでの活動や現在の状況などをそれぞれ簡単に紹介していただけますでしょうか?

AYUKA:オリジナル曲をリリースできる大会で入賞したことがきっかけで、歌手活動を始めまして今に至ります。音楽活動は2年ぐらいで、去年のクリスマス・イヴに初めてアルバム(『SeaSon』)を出して、そのツアーを現在回っているところです。

NORi:もともと僕がYouTuberで、彼女(YUKINA)がアイドルで、もうひとり(Jays)はサラリーマンをやっていた、異色の3人が集まった男女ヴォーカル・グループです。もともとは4人グループで、空のシタFAMILIAという名前で1年ぐらい活動して、メンバーが脱退したりとか事務所を抜けたりとかあって、フリーで頑張ろうって決まってからは名前を変えようってことで、EAST LAND BEATSという名前になりました。今は本八幡駅から7分ぐらいのライヴハウス(Route Fourteen)を中心に月1でワンマンをやったりしています。

YouTubeチャンネルがふたつありますよね?

YUKINA:もともとはひとつでバラエティとか歌とかいろいろ交ざっていて。ファンの方から音楽専用のチャンネルを作ってほしいっていう声が多かったので、新しく作ったんです。まだ1曲しか上がってないんですけど、1万回再生を達成するごとに新しいMVを公開するっていう企画をやっているので、もしかしたらこのインタビューが公開される頃には追加されているかもしれません(笑)。

安藤:私は中学3年生の頃からヴォイス・トレーニングを始めて、そのなかでプロのシンガーになりたいと思うようになって、実際に約2年前に音楽事務所に所属できることになって、今は大阪を中心に活動をしています。ライヴ配信アプリがメインで、Pococha(ポコチャ)とかTikTokで配信をやったりしていますが、昨年の12月には初のワンマン・ライヴを大阪でやらせてもらって。ほかにも野外のライヴに出させてもらったり、箱のライヴに呼んでもらったり、5月3日にまたワンマン("安藤芹奈officeHB卒業ワンマンLIVE")が大阪で決まっていて、ライヴも増えてきています。

井本:小学生の頃に演歌を始めたのがきっかけで、カラオケ大会に出たりとかしていたんですけど、中学生で一度挫折して音楽をやめてしまって。高校生になってまた改めて音楽活動を始めて、ライヴをしたりTikTokとかYouTubeミクチャとかのライヴ配信アプリで歌ったりしています。アビスパ福岡がめっちゃ好きで、アビスパの公式の場に呼ばれて歌ったりもしています。

ユプシロン:2020年の4月にバーチャル・シンガーとして活動を開始して、オリジナル曲をリリースしたりカバー動画をアップしたりといった活動をしています。ライヴはやったことがないんですけど、去年クラウドファンディングで3D化することができたので、やってみたいなと思っています。

-ライヴをやるとなると、いわゆる初音ミクがやっているような感じになるということでしょうか?

ユプシロン:そうですね。VR空間の中でライヴをしたり、スクリーンがあればライヴハウスに"召喚"されることもできます(笑)。

-AYUKAさんは"GAMUSYALIVE ‐SAVE THE LIVE‐"への出演、そして"投げYell"での1位獲得から連続での受賞ですね。発表されたときの率直な感想をうかがえますでしょうか?

AYUKA:すごく嬉しかったです。率直にと言われると、すごく嬉しかったって言うしかないですね(笑)。

一同:(笑)

AYUKA:どちらも審査員とかはいなくて、ファンの方が頑張ってくれた結果で、みんなの力をすごく感じてありがたいと思いましたね。

-"GAMUSYALIVE ‐SAVE THE LIVE‐"はすぐに現場で結果が出る、という内容でしたが今回は一定の期間があるコンテストでしたね。コンテストの期間中に感じたことをうかがえますでしょうか?

AYUKA:最後の1週間ぐらいは数字が見えないようになっていたので、その期間はすごく緊張していましたね。毎日ライヴ配信をしているので、配信のときにみんなに"今日の分投票してね!"ってお願いしていました(笑)。

-ファンの方と一緒にコンテストに取り組んだという感じがしますね。

AYUKA:そうですね。距離が結構近いんですよね。毎日そうやって直接声を届けられるので、SNSで"お願いします!"って発信だけするよりは私の必死さが伝わったのかもしれません。

-EAST LAND BEATSさんはかなり個性的な組み合わせのユニットで、それぞれバックグラウンドも異なっていますが、みなさんは今回の受賞を受けてどのようなことを考えましたか?

Jays:率直に嬉しいのひと言ですね。10月1日に結成したのでようやく半年になるんですけど、特に何かを成し遂げたということがなかったので、何かひとつでも作れたらと思って参加したんですが、2位という素晴らしい結果をいただけて、本当にみなさんのおかげだと思っています。

YUKINA:本当に嬉しかったです。事務所を抜けて、自分たちだけでやっていくっていうことにワクワクもあったんですけど、本当に不安だったんですよ。ファンのことを"Eクルー"って呼んでるんですけど、Eクルーの輪がどんどん広がって大きなステージに立ちたいって思ってて、今回入賞できたのはEクルーのみんなのおかげなんです。みんながいてこその2位だったので、どんどん頑張ってもっともっとみんなとの輪を繋いで大きくしていけば、自分たちの夢が叶うんじゃないかっていう希望が見えて。それがすごく嬉しかったです。

NORi:以下、同文です(笑)。

一同:(笑)

NORi:もう感謝しかないですね、本当に。やっと僕たちのアーティスト活動が評価されて率直に嬉しいと思いました。

-安藤さんは前回のコンテスト("夢カナYell Cover Music Contest 2021")から2回連続での受賞になりますね。前回と今回で応募総数もかなり増えて、入賞へのハードルもかなり上がっていたと思うのですが、受賞できた思いをうかがえますでしょうか?

安藤:前回はカバー曲での募集で200アーティストぐらいが参加されていたと思うんですけど、それから半年経ってオリジナル楽曲でのコンテストが今回行われて、400組以上が参加されていて。カバーと比べると、オリジナルのほうがもっとみんなの気合とかもすごいだろうなって思ってて、実際に私もオリジナル楽曲で入賞したいっていう思いが強かったんです。私が使っているPocochaの"S帯"にいるような大先輩も出ていたので、入賞するのも厳しいかなって思っていたときもあったんですけど、絶対1位を取りたいっていう思いは始まる前からあったので、ファンとの団結力も高めたうえでコンテストに挑みました。前回も今回もファンのみんなのおかげで入賞することができて、私も感謝というひと言に尽きるっていう感じです。

-井本うたさんは今回auじぶん銀行社長賞を受賞されましたが、受賞を知ったときの状況や感じたことをうかがっても良いでしょうか?

井本:母と一緒に(結果発表&授賞式のライヴ配信を)観てて、ふたりで"え!?"ってなって。今回、初めて作ったオリジナル楽曲を提出してたんです。ほかの参加者の動画を観て、これはもう無理だと思って、受賞者の方を観て勉強しようって授賞式を観てたら"井本うた"って言われて、"あれ? 自分の名前、井本うただったっけ?"ってパニックになって、母は号泣してて(笑)。あとからやっと実感してきたっていう感じでした。

-事前に知らされるのはなかったんですね。

井本:本当に知らなくて、びっくりでした(笑)。

-ユプシロンさんはバーチャル・シンガーという存在ですが、受賞したときの状況や感じたことをうかがえますでしょうか?

ユプシロン:僕も、もし入賞してたら事前に連絡が来るんだと思ってたんですよ。無理だったんだなって思ってて、当日はちょうど地下のスタジオでレコーディングをしていました。電波が入らないところだったので最初(リアルタイムでは)観られなくて、一瞬地上に行ったときにエゴサをしてたらTwitterで"ユプシロンおめでとう!"ってファンの方が書いてくれてて。"え!?"みたいな(笑)。それで途中から急いで観ました。あとでメールで連絡をいただくまで、本当に自分だったんだっていう実感がなくて。でも、すごく嬉しかったです。ありがとうございました。

-みなさんはそれぞれ、どういった経緯でこのコンテストに応募されたのでしょうか?

AYUKA:去年ぐらいから自分の知名度を上げるために何かできることはないかって探し始めて、こういうコンテストとかオーディションに出ていて。今回は知り合いの方にこういうのがあるよって教えてもらって、迷わずすぐにエントリーしました。入賞できるかどうかはやってみないとわからないけど、自分の楽曲とか名前をひとりでも多くの人に見てもらえるチャンスなんだから、やってみようって。応募したときは優勝できるなんて全然思ってなかったです。

NORi:Twitterで"夢カナYell MUSIC VIDEO CONTEST 2022"の内容を見てこれやん! ってなって、出ようって決めたんですけど、もう結構締め切りギリギリだったんです。そのときはまだ曲もできてなくて早く作ろう作ろうって焦って。で、音源を作って応募しようとしたらミュージック・ビデオもいるんかいってなって(笑)。結局、音源だけを出して、ミュージック・ビデオ作っとけば良かったなぁ、終わったなぁって思ってたら2位だったんで本当に良かったです。授賞式のとき、ここにいていいのかなって感じてました。みんなMVちゃんとしてて、どんどんいいMVが流れてくるのに。

YUKINA:そんななかで急に3人が立ってるだけの画が流れて(笑)。YouTubeのコメントでも"MVがちゃんとあったらもっと良かったですね!"って言われたり。"わかってるよ~"って思ってました(笑)。

安藤:"夢カナYell"さんのSNSをフォローさせていただいていたので、インスタとかTwitterとかで情報は流れてきてるのを見ていて、出たいとは思っていたんですけど、別のコンテストにも出てて、なかなか忙しくて難しいなと感じていたんです。しかもその頃にオミクロンにかかってしまって、まだ歌録りも撮影もできてないからさすがに無理かなって思ってたんですけど、社長が"いや、出よう"って言ってくれて、ファンからも応援したいって言ってもらって。これはちょっと言い訳になってしまうんですけど、熱があるなかでの録音と撮影になってしまったので、その状況のなかでできる限りを尽くすって感じになったんです。だけど、この曲をこのコンテストを通じて広げていきたいと思ってやって、結果的に1万回再生行って、いろんな人に観てもらえたので良かったと感じています。

井本:私はネットでいろいろ調べていたら出てきて、"夢カナYell"っていう名前に惹かれて応募しようと思って。私はまだ全然知名度もなくて活動の場所も福岡っていうこともあって、知名度を広げたいと思って参加させていただきました。

ユプシロン:最初はマシュマロっていう匿名でコメントを送れるサービスで"こういうの出してみない?"ってファンの方からメッセージをいただいて教えてもらって。調べてみたら面白そうだなと思って、出させていただきました。本当に今回たまたま"夢カナYell"っていうサイトを知って登録させていただいた流れです。

-実際にコンテストが始まってから感じたことだったり、もうちょっとこうしたら良かったなと思うことだったりがあったらうかがえますでしょうか?

AYUKA:想像より多くの応援をしてもらったし、再生数もあそこまで伸びると思ってなかったですね。なので、もっとこうしたらっていうのはないです。

NORi:王者やからな。

一同:(笑)

NORi:うちらはもうミュージック・ビデオでしょ(笑)。自分たちでもやっぱり観るじゃないですか。これを何回も再生してくれてる人、地獄やなって思ったんですよ(笑)。

YUKINA:(笑)映像がないしね。

Jays:3人がつっ立ってるだけだし、歌詞もないし。

NORi:これをみんなが観てくれて、いっぱい再生してくれたっていうのが申し訳ないなって思ったので、絶対ミュージック・ビデオを作ろうって思ったし、実際あとで別の曲(2022年3月配信リリースのシングル「Restart」)のミュージック・ビデオを作って自分たちのチャンネルでアップしました。

安藤:作戦とかもいろいろ自分たちで考えて、みんなでこうやって頑張ろうって呼び掛けたりしてたんですけど。そうやってやってくれるファンのみんなには感謝しながらも、結果の浮き沈みがすごく激しくて、それが申し訳ないなって思っていました。

井本:ミュージック・ビデオはまだ撮ったことがなくて、今回出したのもレコーディング・スタジオで歌ってる動画を撮って、自分で歌詞を入れたっていうすごく低レベルなもので。ほかの参加者のみなさんの作品を観たときに、"あ、終わった"って思ったんです。それでもいろんなファンの方が観てくれたり、広めてくれたり、コメントまでくれたりして。それはもう本当に全部感謝でしかないですね。とりあえず早くミュージック・ビデオを作らなきゃなってことと、音質がもう他の方たちと比べて悪すぎて、音質を上げなきゃなっていう、どっちも頑張らないといけないなって思いました。

ユプシロン:投票のコンテストに出たことがなくて、どうしたらいいかわからなかったので、おはようツイートに、"今日もよろしくお願いします"って書くぐらいしかしてなかったんですよ。なので、再生回数を伸ばすとか、投票数を増やすようなことが他の方に比べて全然できてなかったなっていう反省があって。でもそういうなかでファンの子たちが"今日も投票しました!"とかツイートしてくれてるのをエゴサで見たり、再生数もどんどん上がっていくのを見たりして、ありがとうって思っていました。みんなで競うみたいなことはやったことがなかったので、ワクワクはしていましたね。